厚労省も、基準を参照しつつ、しかし厳密に従うことにとらわれて取得が制限されないよう個々の事情に合わせて柔軟な運用をと言っているわけですから、今の基準の下でもできる限り広く保護者を支える運用にしていってもらいたいと思います。
さらに、不登校という特性に合った休業制度というのも考える必要があると思います。少なくとも、不登校の保護者のニーズも把握をしながら、子供さんの看護休暇の日数増加や有給化などの拡充、そして、育児目的休暇や養育両立支援としての休暇、テレワーク、時差出勤、短時間勤務などを就学後も拡充していくことなどを検討していくべきだと思います。保護者は不登校を契機にすぐさま離職となってしまいかねませんから、支援をする、手厚くする、そういう制度の見直しを強く求めてまいりたいと思います。
そして次に、本日御報告をいただいた遺骨収集についてお伺いをしたいと思います。
三月の十二日に行われました硫黄島及びマリアナ諸島の戦没者遺骨引渡式と遺骨収集団の解団式に、私、初めて出席をさせていただきました。その式で、マリアナの団長さんが、現地では遺骨がたくさん収集をされているけれども、DNA鑑定が追い付かず、日本に持ち帰ることができない、早く御遺族に返してあげたい、じくじたる思いだという、そういう内容の発言をされていたことが私はもう強く心に残りまして、今も本当にこの言葉は忘れられない言葉となっています。改めて、絶対に戦争を繰り返してはならないというその思いを、決意を新たにしたところです。
そこで、先ほどこれまでの進捗と到達について御報告いただきましたけれども、DNA鑑定の実施状況について、検体数、それからDNAの抽出済み、未抽出の件数、御遺族に返還できた件数、それぞれどれくらいあるのでしょうか。また、鑑定機関数の推移も併せてお答えいただけたらと思います。
213田田中佐智子厚生労働省雇用環境・均等局長
介護休業制度ですけれども、事業主、介護休業の申出があったときは、当該申出をした労働者に対して、申出に係る対象家族が要介護状態にある事実等を証明することができる書類の提出を求めることができるというふうにしてございます。
そこで、この証明することができる書類でございますが、利用可能な書類については、医師の診断書や要介護認定の結果通知書等の証明書、こういったようなものもありますけれども、これらに代わりましてその事実が証明できる他の書類を提出することを妨げるものではございませんので、議員お示しのように、第三者の申立書の提出なども含めて様々な方法が可能であります…
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白川容子(共産)
ありがとうございました。
第三者に含まれるということで確認をさせていただきたいと思います。学校とも連携をして対応するなど、保護者に過大な負担を強いることのないように対応を続けていただきたいと思います。
それから、やはり基準がそもそも高齢者介護を中心に想定したもので、不登校の子供の実態に合わないという面があると思うんです。医療的ケア児、障害児を念頭に、この間整理をされてきているとは思いますけれども、不登校では不安や抗うつなどで親の寄り添いが必要な状態も生じます。
現行基準の下でも、厚労省は判断基準についてこう言っています。この基準に厳密に従うことにと…
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215田田中佐智子厚生労働省雇用環境・均等局長
御指摘ございましたように、介護休業の判断基準でございますけれども、先般のその見直しで、子の状態、子供も対象となり得るというようなことについては明記をさせていただいてございます。
御指摘の不登校の状態にあるお子さんについてですけれども、お子さんの状況様々でございますので、常時介護を必要とする状態に該当するか否かの判断基準の在り方について今ここで一概にお答えすることは難しいと思いますけれども、個々の企業が働く方のニーズや実情を踏まえて制度を設計をし運用するというようなことは重要なことであるというふうに考えております。
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- (上の発言)
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白川容子(共産)
厚労省も、基準を参照しつつ、しかし厳密に従うことにとらわれて取得が制限されないよう個々の事情に合わせて柔軟な運用をと言っているわけですから、今の基準の下でもできる限り広く保護者を支える運用にしていってもらいたいと思います。
さらに、不登校という特性に合った休業制度というのも考える必要があると思います。少なくとも、不登校の保護者のニーズも把握をしながら、子供さんの看護休暇の日数増加や有給化などの拡充、そして、育児目的休暇や養育両立支援としての休暇、テレワーク、時差出勤、短時間勤務などを就学後も拡充していくことなどを検討していくべきだと思います。保護者は不登校を契機にすぐさま離職となってしまいかねませんから、支援をする、手厚くする、そういう制度の見直しを強く求めてまいりたいと思います。
そして次に、本日御報告をいただいた遺骨収集についてお伺いをしたいと思います。
三月の十二日に行われました硫黄島及びマリアナ諸島の戦没者遺骨引渡式と遺骨収集団の解団式に、私、初めて出席をさせていただきました。その式で、マリアナの団長さんが、現地では遺骨がたくさん収集をされているけれども、DNA鑑定が追い付かず、日本に持ち帰ることができない、早く御遺族に返してあげたい、じくじたる思いだという、そういう内容の発言をされていたことが私はもう強く心に残りまして、今も本当にこの言葉は忘れられない言葉となっています。改めて、絶対に戦争を繰り返してはならないというその思いを、決意を新たにしたところです。
そこで、先ほどこれまでの進捗と到達について御報告いただきましたけれども、DNA鑑定の実施状況について、検体数、それからDNAの抽出済み、未抽出の件数、御遺族に返還できた件数、それぞれどれくらいあるのでしょうか。また、鑑定機関数の推移も併せてお答えいただけたらと思います。
217伊伊澤知法厚生労働省大臣官房審議官
お答え申し上げます。
お尋ねのDNA鑑定の件数につきましては、令和八年一月末時点の集計で、日本に持ち帰った検体数は一万七千二百六十九件、うちDNA抽出済みの検体数が一万四千二百五十四件、未抽出であって今後DNA分析を実施予定の検体数が二千六百七十二件となっております。
DNA鑑定により身元が判明した御遺骨は千二百九十三柱でございますけれども、御遺骨の返還に当たりましては、御遺族側との日程調整等が必要となりますため、御遺族に返還できた柱数は合計千二百八十四柱となっております。
また、御質問いただきました鑑定機関数につきまして、直近の十年度の数でお答え…
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白川容子(共産)
ありがとうございました。
戦没者遺骨のDNA鑑定、非常に高度かつ専門性の高い作業が必要な中で、連携して御尽力をいただいております信州大学などに心からの感謝と敬意を表したいと思います。
本当に大変な仕事だというふうに思うんですけれども、ただ、検体数一万七千二百六十九に対して、御遺族に返還できた件数というのが千二百八十四ということですから、割合にすると約七%ぐらいでしょうか、九割以上が返還できていないということになります。また、鑑定機関数も近年減少しています。
今年の八月を迎えれば、戦後から八十一年です。厚労省は、アジア太平洋戦争による戦没者数が三百十…
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上野賢一郎(自民)厚生労働大臣
我が国の戦没者の遺骨収集は、戦後間もなくの開始以来、確度の高い情報について順次調査を行ってきております。それで御遺骨の収集につなげてまいりました。
かつては旧戦域の状況を知る現地住民や帰還された戦友の遺骨情報等によりまして可能な限り遺骨収集を実施をしてまいりましたけれども、時の経過とともに当時を知る方も少なくなり、地形も変わっていく、そうした中で遺骨収集が難しくなってきた面があろうかと考えております。
こうした状況に対応するために、平成二十八年以降、遺骨収集推進法に基づき、民間団体等の協力による情報の掘り起こし、あるいは海外での公文書館での情報収集、…
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