まず、委員御指摘のように、物価高の局面におきますそうした経済環境の変化を踏まえて薬価の価格転嫁というのは適切になされるということは重要なことだというふうに考えております。
ただ、薬価改定におきましては、やはり国民負担軽減の観点から、市場実勢価格を踏まえた改定を基本としており、薬価改定前の薬価を超えることはできないとする規定の必要性については是非御理解をいただきたいと考えております。
一方で、あわせて、物価上昇を踏まえて、安定供給の確保の観点などから、必要な薬価の維持、引上げなどの対応を行っていく、これも重要でありますので、今般の令和八年度の薬価制度改革におきましても薬価の引上げにつながる対応を行わせていただいております。具体的には、最低薬価について物価動向を踏まえておおむね三・五%引き上げる。また、不採算品再算定については、要件の一つである類似薬の中で不採算品が占める販売数量シェアの要件を、これまで十割でありましたけれども、五割以上に緩和するなどの対応を行いました。結果的に約二五%の品目で薬価の引上げが実現をしております。
ちなみに、令和六年度改定におきましては一二・一%の引上げでありましたので、引き上げられた品目数というのは増加をしている、相当増加をしていることに御理解をいただければというふうに思います。
引き続き、委員からもお示しをいただきました物価上昇の局面でどう考えるかというのは非常に重要な観点だと考えておりますので、今後の薬価改定の際にはそうした観点も踏まえて検討する必要があろうかというふうに思いますが、ただ、創薬イノベーションであったり安定供給であったり国民負担の軽減であったりというそのバランスも大事でありますので、そうしたことを総合的に勘案しながら薬価の改定に臨んでいきたいと考えています。
149田田村まみ(国民)
個別の案件でいけば、供給確保医薬品への申請がなかったと。その申請も始まったばかりで、いわゆる医療の学会の皆さんも、そしてメーカーもその仕組みについて十分に理解がされていなかったということも、私、今回課題だったというふうに、やり取りをさせていただく中で分かってまいりました。薬価での下支えという意味での新しい仕組みをつくっていただいたのは認識しているんですけれども、改めて、今回の件を受けた上でちゃんと活用されるものにもう一回していただきたいなということを、あとは各学会とのコミュニケーションを取っていただきたいということをお願いしてまいりたいと思います。
そ…
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上野賢一郎(自民)厚生労働大臣
安定供給の確保に向けましては、これまでからも様々な取組を続けておりますけれども、製薬企業への増産の働きかけ、あるいは増産体制整備に対する補助、そうしたことによりまして、通常出荷の割合、これは令和六年二月は八一%でございましたけれども、今年の、八年の二月には八九%まで増加をしております。状況は改善をしているというふうに思います、考えておりますが、この流れを着実なものにしていくということが大事かと考えております。
令和七年の薬機法改正によりまして、例えば国による需給状況のモニタリングの実施体制の強化であったり、また新たな基金の造成によりまして品目統合の取組…
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151田田村まみ(国民)
生産体制、企業の在り方については、再三質疑する中で法改正もしていただき、取組が進んでいっているというふうに私も認識はしているんですけれども、そもそも、利益幅のない医薬品を製造させ続けているということに対しての真っ向からの課題認識を持って対策をしているということが私はないというふうに思っていますし、ここが一番課題だというふうに思っています。
今日、ちょっと拙い資料なんですけれども、資料作ってまいりました。今の薬価、価格以上には上がらない薬価制度の仕組みというふうに私は題しまして作りました。
資料の下段左側ですけれども、医薬品の納入価格、原価は、卸売業者…
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- (上の発言)
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上野賢一郎(自民)厚生労働大臣
まず、委員御指摘のように、物価高の局面におきますそうした経済環境の変化を踏まえて薬価の価格転嫁というのは適切になされるということは重要なことだというふうに考えております。
ただ、薬価改定におきましては、やはり国民負担軽減の観点から、市場実勢価格を踏まえた改定を基本としており、薬価改定前の薬価を超えることはできないとする規定の必要性については是非御理解をいただきたいと考えております。
一方で、あわせて、物価上昇を踏まえて、安定供給の確保の観点などから、必要な薬価の維持、引上げなどの対応を行っていく、これも重要でありますので、今般の令和八年度の薬価制度改革におきましても薬価の引上げにつながる対応を行わせていただいております。具体的には、最低薬価について物価動向を踏まえておおむね三・五%引き上げる。また、不採算品再算定については、要件の一つである類似薬の中で不採算品が占める販売数量シェアの要件を、これまで十割でありましたけれども、五割以上に緩和するなどの対応を行いました。結果的に約二五%の品目で薬価の引上げが実現をしております。
ちなみに、令和六年度改定におきましては一二・一%の引上げでありましたので、引き上げられた品目数というのは増加をしている、相当増加をしていることに御理解をいただければというふうに思います。
引き続き、委員からもお示しをいただきました物価上昇の局面でどう考えるかというのは非常に重要な観点だと考えておりますので、今後の薬価改定の際にはそうした観点も踏まえて検討する必要があろうかというふうに思いますが、ただ、創薬イノベーションであったり安定供給であったり国民負担の軽減であったりというそのバランスも大事でありますので、そうしたことを総合的に勘案しながら薬価の改定に臨んでいきたいと考えています。
153田田村まみ(国民)
御理解できないんで、もう一度更問いさせていただきます。
というか、横の仁木副大臣がすごくうなずきながら聞いていただいたので、問いを準備していないんですけどしたいところなんですけれども、上野大臣に質問させていただきます。
もう一度伺いたいんですけれども、この制度云々というよりかは、赤字で作り続ける状況があるこの産業構造についての課題認識、ここを課題として捉えて、何らかの手を入れていかなければいけないというところの認識にも立てないんでしょうか。
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上野賢一郎(自民)厚生労働大臣
赤字というのは企業全体が赤字という趣旨なんですかね、済みません。
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155田田村まみ(国民)
もちろん一品しか作っていないということではないのは理解しております。企業としてそこも分かりつつ、値入れミックスというんですかね、私が商売しているとそういう、利益をミックスしながら、もちろん経営を立て直すということで、例えば医療用医薬品じゃない健康食品作られたりとか、本当に総合的に努力はされて、先ほどのような難病の治療薬を作っているところとかも何とかそれを維持しなきゃということをしていただいている。工夫、経営の努力はされているのは分かるんですけれども、少なくとも、ジェネリック医薬品だけが入るわけじゃないんですが、日本の成長戦略の十七分野に、バイオというふう…
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