大坪寛子厚生労働省健康・生活衛生局長

2026年3月24日・第221回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 131 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 286 発言)

お答え申し上げます。

今現在、我々が健康増進法に基づいて行っております市町村が実施するがん検診、これにつきましては、科学的な根拠に基づいて、社会全体としての死亡率の減少効果という利益が偽陽性などの不利益を上回ることが明らかとなった検査方法、またそういった対象者というものを指針に定めた上で地方財政措置を行っているという立て付けになっております。

したがいまして、現在行っているがん検診は、指針におきまして四十歳以上を対象としている肺がん、大腸がん、乳がん及び五十歳以上を対象としている胃がんがございますが、これらがん患者数の全体のうち、検診対象年齢が占める割合が極めて高く、具体的に申し上げますと、肺がんでありましたら四十歳以上が実に九九・七%を占めているというところでございまして、いずれにおきましても九割以上ということであります。

死亡率の減少効果というものが、発症率、好発年齢が低い年齢層では確認がされないということが事実としてございます。こういった知見を我々は踏まえながら、各がん検診の対象年齢を定めさせていただいております。どうしても、地方財政措置を入れるに当たりまして、一定のこの科学的根拠に基づいた考え方ということは極めて重要になるというふうに思っております。

一方で、その対象年齢層であったとしてもその受診率というものが必ずしも我々が目標としている数値まで届いていないと、こういったことにつきまして、より一層多くの方にがん検診受診していただけるような方策を検討してまいりたいと思っています。

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