お答えいたします。
高齢者の健康寿命の延伸に向けまして、令和二年度から、今委員御指摘のいただきました高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施を開始しております。後期高齢者医療広域連合からの委託を受けた市町村において、高齢者の特性に応じた支援を実施していただいております。
令和六年度までにほぼ全ての市町村において実施されており、その取組を進める中では、具体的な効果として、実施していただいている市町村の認識としては、約六割の市町村では、高齢者の健康状態や生活機能の課題をより把握できるようになった、あるいは約四割の市町村では、庁内外や地域の関係者と連携が促進されたといった効果があったものと承知をしております。
その上で、委員御指摘のように、この取組を更に質の向上と量の増加をしていく必要があると考えておりまして、そのためには、一つには、フレイルの要因となる個々のリスクに注目する、着目するだけではなくて、複合的なリスクを持つ高齢者に対してより包括的にアプローチする方策を検討する必要がある、また、地域資源も限られてございますので、委託を受ける市町村実施体制の確保に向けて、市町村任せということではなくて、後期高齢者医療広域連合あるいは都道府県国保連合会等の関係団体による支援体制を更に整備していくことが必要だと認識してございます。
こうした観点から、より効果的、効率的な一体的実施の推進に向けまして、介護予防等の関係部局との連携を始め、高齢者の保健事業に係るガイドラインの充実や研究班による効果検証も進めていきたいと考えております。委員御指摘のようなデータに基づいた実施というものに取り組んでいきたいと思っています。こうした取組を通じて、保険者機能の強化に努め、攻めの予防医療の推進に向けた取組を進めてまいります。
35小小林孝一郎(自民)
ありがとうございました。是非よろしくお願いをいたします。
この項、最後は、学校における医療的ケア体制についてお伺いします。
文部科学省の調査によれば、地域の小中学校等に在籍する医療的ケア児は令和六年度で二千五百五十九人となっており、増加傾向が続いています。地域で学ぶ医療的ケア児への支援ニーズが高まる一方、学校現場では受入れ体制の整備や看護職員の確保などの課題が指摘されています。
そのような中、看護職員の皆さんは、たんの吸引や経管栄養などの医療的ケアの実施に加え、教職員や保護者との連携の下、安全な学校生活を支える重要な役割を担っています。また、小中学…
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36望望月禎文部科学省初等中等教育局長
お答えいたします。
近年、学校に在籍する医療的ケア児が増加傾向になる中、文部科学省では、医療的ケア児が保護者の付添いがなくても適切な医療的ケアを受けられるよう、教育委員会等に対して必要な支援を行っているところでございます。
具体的には、登下校時や修学旅行等の対応も含めまして、医療的ケア看護職員の配置に係る経費に対する補助としまして五千三百人分を措置しているほか、医療的ケア看護職員の確保や定着に向けた取組の参考となる事例集や、医療的ケア看護職員が医療的ケアの技を視覚的に学ぶことのできる研修動画を作成するなどの取組を実施してございます。
各学校が安全、…
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37小小林孝一郎(自民)
御答弁ありがとうございました。執行率が必ずしも高くない自治体があるとお聞きをしております。こうした補助をしっかりと執行していただけるように、好事例の横展開をお願いいたします。
次に、高齢者健康事業についてお伺いします。
私は、医師として高齢者医療に携わる中で、糖尿病や心不全が重症化して初めて医療や介護につながる方や、要介護状態となってから支援が始まる方を数多く見てまいりました。本来であれば、もう少し早くリスクを把握し、介入できていれば防げたかもしれない事例も少なくありません。
こうした課題を踏まえ、令和二年度から、後期高齢者医療広域連合による高齢者…
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- (上の発言)
38間間隆一郎厚生労働省保険局長
お答えいたします。
高齢者の健康寿命の延伸に向けまして、令和二年度から、今委員御指摘のいただきました高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施を開始しております。後期高齢者医療広域連合からの委託を受けた市町村において、高齢者の特性に応じた支援を実施していただいております。
令和六年度までにほぼ全ての市町村において実施されており、その取組を進める中では、具体的な効果として、実施していただいている市町村の認識としては、約六割の市町村では、高齢者の健康状態や生活機能の課題をより把握できるようになった、あるいは約四割の市町村では、庁内外や地域の関係者と連携が促進されたといった効果があったものと承知をしております。
その上で、委員御指摘のように、この取組を更に質の向上と量の増加をしていく必要があると考えておりまして、そのためには、一つには、フレイルの要因となる個々のリスクに注目する、着目するだけではなくて、複合的なリスクを持つ高齢者に対してより包括的にアプローチする方策を検討する必要がある、また、地域資源も限られてございますので、委託を受ける市町村実施体制の確保に向けて、市町村任せということではなくて、後期高齢者医療広域連合あるいは都道府県国保連合会等の関係団体による支援体制を更に整備していくことが必要だと認識してございます。
こうした観点から、より効果的、効率的な一体的実施の推進に向けまして、介護予防等の関係部局との連携を始め、高齢者の保健事業に係るガイドラインの充実や研究班による効果検証も進めていきたいと考えております。委員御指摘のようなデータに基づいた実施というものに取り組んでいきたいと思っています。こうした取組を通じて、保険者機能の強化に努め、攻めの予防医療の推進に向けた取組を進めてまいります。
39小小林孝一郎(自民)
御答弁ありがとうございました。データが積み上がってきているということであります。複合的なリスクに対しまして効率的な対応ができるように、是非取組を進めていただけたらと思います。
次に、リスクに応じたがん検診についてお伺いします。
治療技術は大きく進歩しましたが、患者さんや御家族からもっと早く見付かっていればという言葉を聞くたびに、予防と早期発見の重要性を痛感します。
子宮頸がん検診では、HPV検査の結果に応じて検査内容や受診間隔を変更するリスク層別化検診が導入されています。また、令和八年三月の検討会では、乳がん検診における高濃度乳房への対応方針が示さ…
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40大大坪寛子厚生労働省健康・生活衛生局長
お答え申し上げます。
私どもが進めております市町村が実施する対策型検診、これは、社会全体としての死亡率を減少させるために、科学的根拠、こういったことで効率的に進めていきたいと思っております。
先生御指摘のように、様々個人に応じたリスク、こういったことに適切に対応したがん検診の提供ということが極めて重要だと思っておりまして、例えば、子宮頸がん検診につきましても、HPVの検査の結果によって検査内容や受診間隔を変更するなど、リスク層別化の検診というものを既に導入をしています。
また、御指摘をいただきました乳がん検診でありますが、マンモグラフィーの結果、高…
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41小小林孝一郎(自民)
御答弁ありがとうございました。乳がん、また肺がんについて、それぞれ進んだ対策をということで御答弁いただきまして、ありがとうございます。
有効性の検証をしていくことが大事かなと思っておりまして、対策型検診という言葉がありました。検診による利益と不利益を含めた検証をしっかり行っていくべきだと思うんですけれども、その辺りの御見解をお聞かせください。
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