お答えいたします。
まず、mintsからTreeeSへのデータの移行についてですけれども、mintsからTreeeSにシステム上でデータを移行することは技術的に困難であり、そのような機能は設けられておりません。そのため、mintsで申し立てられた事件については、TreeeSの導入後においてもmintsで事件処理を行うこととなり、委員御指摘のとおり、利用者の皆様には、しばらくの間、二つのシステムを並行して使用していただくこととなります。
両システムは、電子申立てや電子記録を取り扱うといった基本的な機能面に関しては変わるところはございませんが、表示画面が異なるほか、機能にも一部異なる点がありますので、TreeeSについて十分な習熟の機会を設け、その機能について丁寧に説明していくことが重要であると認識しております。
現在、関係機関とも協議しながら、その準備の進め方について検討をしているところであり、円滑なシステム移行の実現に向けて、引き続き遺漏のないよう取り組んでまいりたいと考えております。
157佐佐々木雅文(公明)
ありがとうございます。是非前向きにお取組をいただきたいとお願いを申し上げます。
この弁護士業務に関しましては、五月二十一日に改正民事訴訟法の施行によりまして訴状提出等の手続がオンライン化をされました。そのシステムとして従前から導入されていたmintsが改修をされて、稼働をしています。その稼働状況、利用者からの評価などとともに、本来導入される予定であったTreeeSの開発進捗につきまして、費用面も含めまして伺いたいと思います。
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158福福田千恵子最高裁判所事務総局民事局長
お答えいたします。
委員御指摘のとおり、民事訴訟手続のデジタル化に関する改正民事訴訟法が本年五月二十一日に全面施行され、民事裁判書類電子提出システム、mintsと呼ばれるシステムで対応をしております。
mintsは、現在までのところ大きな問題なく稼働をしております。民事訴訟手続の全面デジタル化の開始から間もないこともあり、mintsの使用感については利用者から様々な声があり得るところと存じますが、引き続き、状況を注視した上で適切に対応を検討してまいりたいと考えております。
新たなシステムであるTreeeSについては、本年三月に完成いたしました。今後…
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159佐佐々木雅文(公明)
ありがとうございます。
TreeeS、今、来年中に利用開始というお話もあったんですけれども、今年度に限って言うと、引き続きmintsで対応するわけです。mintsを利用して始まった訴訟については、TreeeSが稼働するとデータ等は移行されるようになるのか。並行して利用するとなると更に混乱が生じかねないところでもありますし、実際使っている代理人の主に弁護士については、それ、二つのシステムを習得しなければならないという煩雑さも生じるところです。
TreeeSを展開するに当たっての現状の見通しを改めて伺いたいと思います。
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- (上の発言)
160福福田千恵子最高裁判所事務総局民事局長
お答えいたします。
まず、mintsからTreeeSへのデータの移行についてですけれども、mintsからTreeeSにシステム上でデータを移行することは技術的に困難であり、そのような機能は設けられておりません。そのため、mintsで申し立てられた事件については、TreeeSの導入後においてもmintsで事件処理を行うこととなり、委員御指摘のとおり、利用者の皆様には、しばらくの間、二つのシステムを並行して使用していただくこととなります。
両システムは、電子申立てや電子記録を取り扱うといった基本的な機能面に関しては変わるところはございませんが、表示画面が異なるほか、機能にも一部異なる点がありますので、TreeeSについて十分な習熟の機会を設け、その機能について丁寧に説明していくことが重要であると認識しております。
現在、関係機関とも協議しながら、その準備の進め方について検討をしているところであり、円滑なシステム移行の実現に向けて、引き続き遺漏のないよう取り組んでまいりたいと考えております。
161佐佐々木雅文(公明)
ありがとうございます。是非、円滑にお願いをしたいと思います。
済みません、ちょっと時間の関係で一問飛ばさせていただきます。
最後に、家事事件について伺いたいと思います。
家事事件につきましては、当事者間の主張や争いが熾烈な場合も多いですから、その中で家事調査官の果たす役割が大きいところですし、また、その作成する報告書というのは事件を左右する大切なものでもあります。
だからこそ、適切に事件が解決する上で、調査官の人員を拡充するとともに、高い専門性の習得がより一層求められるところでもあります。調査官の皆さんの教育体制について伺いたいと思います。
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162馬馬渡直史最高裁判所事務総局家庭局長
お答えいたします。
家裁調査官の専門性の確保、向上に向けた教育体制といたしましては、まず、採用後二年間の研修において、心理学、社会学、社会福祉学、教育学等の行動科学の知見や技法を習得するための養成が実施されております。加えて、OJTも重要でありまして、担当する事件の調査に当たっては、他の家裁調査官からそれぞれの専門性を生かした助言を受けたり、共同調査を実施することなどを通じて様々な分析の視点や技法、知見等を習得し、これらを調査事務に生かしているものと認識しております。
最高裁といたしましても、各家裁調査官が適切な調査事務を行えるよう、引き続き必要な支…
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163佐佐々木雅文(公明)
済みません、時間が参りましたので、ちょっと幾つか割愛になりましたが、以上で終わります。ありがとうございました。
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