大坪寛子厚生労働省健康・生活衛生局長

2026年6月1日・第221回国会 参議院 決算委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 29 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 261 発言)

お答え申し上げます。

先生御指摘のように、がん患者の皆様がどこに住んでいらっしゃっても質が高く必要ながん医療を受療できるように医療提供体制を整備することが重要だと考えております。

先生御指摘の専門医不在の地域において、DトゥーPウイズDによるオンライン診療等を活用して専門的な経過観察を受けられるようにすることは有効な手段だというふうに考えております。

私どもも、昨年、二〇四〇年を見据えたがん医療提供体制の議論をする中で、かかりつけ医と拠点病院等の専門医の更なる連携強化のために、病院におけるDトゥーPウイズDによるオンライン診療等などが重要である旨の取りまとめを昨年の夏に行ったところであります。

また、このようなDトゥーPウイズDによるオンライン診療を活用した医療機関連携につきましては、診療報酬において遠隔連携診療料として評価をしております。令和八年度の診療報酬改定におきまして、外来の場合の対象患者の見直しを行いました。その際、希少がん患者や人口減少地域における悪性腫瘍の患者等を追加したほか、入院中の患者や訪問診療における活用も可能となるように、新たな評価を行う見直しをしたところであります。

また、人材育成といたしましても、地域の診療従事者を対象とした研修の開催をがん診療連携拠点病院の要件とし、その開催に係る経費を補助しているほか、がんに限らず、オンライン診療の指針におきまして、オンライン診療を実施する医師は厚生労働省が定める研修を受講した上で行うこととさせていただいております。

厚生労働省としましては、住み慣れた地域での質の高いがん医療、これを必要とする患者様が適切に治療を受けられるよう、DトゥーPウイズDの活用も含め、がん医療の提供体制の確保に引き続き取り組んでまいりたいと思います。

前後のやりとり

25の発言を見る

33の発言を見る