茂木敏充 (自由民主党)外務大臣

2026年5月18日・第221回国会 参議院 決算委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 129 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 202 発言)

今年は、自由で開かれたインド太平洋、FOIPの提唱からちょうど十年を迎えるわけであります。この間、地政学的な競争の激化、加速度的な技術革新、グローバルサウスの台頭といった国際社会の構造的な変化、新しい現実に対応していく必要があると考えております。

こうした時代環境の変化に対応すべく、FOIP提唱以来の中核的な理念であります自由、開放性、包摂性、多様性、法の支配を堅持をしつつ、地域の国々の自律性、強靱性を高めて、具体的な協力を通じて地域全体として共に強く豊かになることを目指していきたいと考えております。

厳しい国際情勢の中、一貫した外交姿勢を堅持する日本への期待は間違いなく高まっていると、このように考えております。国際社会から期待をされる日本の役割と責任を果たしていくためにも、改めて、進化したFOIPという形で日本が目指す外交ビジョン、これを示す、またそれを具体化していく意義は非常に大きいと考えております。

私自身も先日、アフリカを訪問したときに、FOIPの発祥の地でありますケニアにおきましてスピーチを行いまして、FOIPの進化、さらにこれを踏まえたFOIPの中でも重要地域を占めるアフリカ外交と、これについてスピーチを行いまして、現地におきましても大きな評価をいただいたところであります。

今後、進化したFOIPの下で各国・地域と協力しながら、日本、相手国、そしてインド太平洋地域全体に利益と恩恵をもたらす具体的な協力と、これを進めていきたいと考えております。

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