ありがとうございます。
分かりやすくなるか分からないんですけれど、そもそも電力システム改革を議論している、始めたときは、電源としては確かにその原子力で全体のその発電量の三割方落ちたという意味でいうと、十分な電源があったかと言われると、恐らくそれほど十分な電源があった状況ではなかったですが、ただ、その安定供給のマインドって観点でいうと、電力事業者は非常にしっかり安定供給のマインドを震災前お持ちでしたし、あと、震災後も、様々、夏、あるいは後ほど、冬もそうですが、何か需給逼迫があると、必ずもう、これも火力発電の現場の方々の相当の御尽力だと思いますが、結局、停電が起きていないんですよね。当然、胆振東部とかそういうところでのその震災による停電はありますけれども、そうした災害による停電というのはなくずうっと続いたわけです。
そういう意味でいうと、そこの安定供給のマインドがしっかりしている以上、そこについての投資というのもしっかりやるだろうという、何となく、甘えと言ったら恐縮ですが、信頼している部分というのが相当あったんじゃないかというふうに思います。
そういう意味でいうと、そこの投資の部分よりは、その投資の手前のどうアロケートするかという、配分するかという話に相当議論が集中したと。そこの部分が、ある意味、新しい電力事業者が入ったときに、大手だけではなくて新電力もちゃんと食べていけるんだという姿をつくるためにもその議論が重要だったというところが多分あって、そうした中、気付いてみたら、その安定供給というものに関して、今日の議論でもそうですが、それほど盤石なのかというふうなことに関する懸念が出てきたということなので、その上乗せで、やはりその対応策というのは、ある意味、ポスト電力システム改革としての改革として今後考えていかなきゃいけないということの、我々スターティングポイントに立っているというふうな認識でいます。
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竹内真二(公明)
ありがとうございました。
もう一点だけ、大関参考人。
これ、分かればなんですけれども、今ニュースで、この太陽光発電で、次は、ペロブスカイトの次に量子ドットの発電もだんだん研究が進んでいるという話も聞きましたけれども、これはこの後、非常に実用化というところに向けて研究が進んで、期待していいものなのかどうか、もし分かれば教えていただきたいと思います。
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64大大関崇国立研究開発法人産業技術総合研究所再生可能エネルギー研究センター副研究センター長
ありがとうございます。
量子ドットに関しては、どこの場所に使うかとか、ペロブスカイトの中でもあったりもしますし、ほかの材料系でやる方が多いですけれども、そういったこともあって、今までも基礎研究やられています。ですので、いろんな太陽電池の可能性の一つとして、技術化、研究開発として御認識いただければいいんじゃないかと思います。
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竹内真二(公明)
最後に、大橋参考人にお伺いをいたします。
一番聞きたかったのは、電力システム改革がずっと続けられてきて、部分最適から全体最適という、そういう形ができ上がってきていると。そこに三つの変化が起きて、今回の法案のそうした取組というものも行われると。こうやって考えると、疑問なのは、専門家の目から見ると、電力システム改革というのは不断にずっと行われてきて、この三つの変化がなくてもそれなりの改革というものはまだ途上にあって続いていくものなのかということと、あと、その三つの改革があったことによって今の本法案のこうした投資への対応とかいろんなことが起きているのか、その…
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- (上の発言)
66大大橋弘東京大学副学長・大学院経済学研究科教授
ありがとうございます。
分かりやすくなるか分からないんですけれど、そもそも電力システム改革を議論している、始めたときは、電源としては確かにその原子力で全体のその発電量の三割方落ちたという意味でいうと、十分な電源があったかと言われると、恐らくそれほど十分な電源があった状況ではなかったですが、ただ、その安定供給のマインドって観点でいうと、電力事業者は非常にしっかり安定供給のマインドを震災前お持ちでしたし、あと、震災後も、様々、夏、あるいは後ほど、冬もそうですが、何か需給逼迫があると、必ずもう、これも火力発電の現場の方々の相当の御尽力だと思いますが、結局、停電が起きていないんですよね。当然、胆振東部とかそういうところでのその震災による停電はありますけれども、そうした災害による停電というのはなくずうっと続いたわけです。
そういう意味でいうと、そこの安定供給のマインドがしっかりしている以上、そこについての投資というのもしっかりやるだろうという、何となく、甘えと言ったら恐縮ですが、信頼している部分というのが相当あったんじゃないかというふうに思います。
そういう意味でいうと、そこの投資の部分よりは、その投資の手前のどうアロケートするかという、配分するかという話に相当議論が集中したと。そこの部分が、ある意味、新しい電力事業者が入ったときに、大手だけではなくて新電力もちゃんと食べていけるんだという姿をつくるためにもその議論が重要だったというところが多分あって、そうした中、気付いてみたら、その安定供給というものに関して、今日の議論でもそうですが、それほど盤石なのかというふうなことに関する懸念が出てきたということなので、その上乗せで、やはりその対応策というのは、ある意味、ポスト電力システム改革としての改革として今後考えていかなきゃいけないということの、我々スターティングポイントに立っているというふうな認識でいます。
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竹内真二(公明)
ありがとうございました。
時間が参りましたので、以上で終わります。
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68上上野ほたる(維新)
日本維新の会の上野ほたるでございます。
本日は、参考人の皆様に貴重な機会をいただき、誠にありがとうございます。
早速なんですが、まず初めに大橋参考人にお伺いできればと思います。
事前にお配りいただきました資料の中にも同様の記載があったかと思うんですけれども、今回のこの安定供給に向けての課題と方向性ということで、まず初めに、小売事業者に供給力確保の責任がある点を再認識いただく必要性があるというふうに御記載いただいていまして、元々その認識が薄かったというところはあるのかもしれないんですけれども、この再認識をいただくに当たって大橋参考人のお考え聞かせてい…
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69大大橋弘東京大学副学長・大学院経済学研究科教授
まず、電事法上、小売事業者の供給力確保義務というのが存在しているというふうに思っていまして、そういう意味でいうと法的には規定されている内容だと思います。
他方で、恐らく電力システム改革の議論の中で供給力確保というのは、実際にお客様にお渡しする契約、その新電力なり小売事業者が契約したお客様にしっかり契約したものを持っていますよということを事前にちゃんと確保してくださいねというふうな現物を確保するという内容だったものが、金銭で供給力確保義務が果たされますというふうなところに多分読替えが行われたというふうな認識でいます。それが、まさに容量市場という市場でござ…
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