是非、両にらみといいますか、きめ細やかな対策もお願いしたいというふうに思います。
今回は大規模電源への貸付制度も創設されることになっております。この大規模電源につきまして、ワーキングの取りまとめでは、五十万キロワット以上を参考にしつつ、一定の出力規模以上の設備を基本とすること、また投資期間については原則十年以上とすること等が示されております。
この投資期間が長期かつ大規模な電源に限定されている理由について政府参考人からお聞かせいただきたいということと、この長期の投資期間と大規模な電源が、まあそればかりが進むということはもちろんないと思うんですけれども、そうなると、第七次エネ基で掲げている、再生可能エネルギーを主力電源として最大限導入すると明記されたこと、あるいは二〇四〇年度のエネルギー需給見通しでは電源構成のうち再エネが四割から五割程度を占めるというふうに目標を掲げていること、このことについてその達成を揺るがすことになるんではないかという、これはうがった見方かもしれませんが、そういう見方もあろうかと思います。そんなこれまでの再エネの主力電源化、あるいは導入目標の達成を揺るがすことにはならないということを確認させていただきたいと思いますが、政府の御説明をいただきたいと思います。
129久久米孝資源エネルギー庁電力・ガス事業部長
お答え申し上げます。
今般の財政投融資を活用した貸付制度は、民間金融を補完し、長期かつ大規模な資金調達を支援するものであり、今委員から御紹介いただいたとおり、地内系統については大規模かつ基幹的な系統を対象といたしております。
再エネの導入拡大には大規模な地域内送電線の整備も資すると考えておりますけれども、御指摘のとおり、分散型電源の接続を促進するための取組も重要だと考えております。そのため、例えば系統の運用を改善することで再エネの接続を促進する取組も継続して進めてきております。具体的には、送電網の増強をせずともより多くの再エネを送電網に接続できるよう…
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石川博崇(公明)
この点、大臣からも是非御答弁をいただきたいと思いますが、やはり脱炭素社会の実現に向けては地域ごとの地産地消型エネルギーシステム構築していくことも重要だというふうに考えております。今回の貸付制度で大規模送電線、系統への支援というものが進むことが期待されますけれども、よりきめ細やかな系統整備への支援を行っていくことも重要ではないかというふうに思っております。大臣の御見解はいかがでしょうか。
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赤澤亮正(自民)経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)
本法案の貸付制度の対象としている地域内の大規模な送電網の整備は、地域内での再エネの導入拡大につながるものであり、地産地消型のエネルギーシステムの構築にも資するものと考えております。また、大規模な送電網だけでなく、より小規模なマイクログリッドの構築支援にも環境省と連携して取り組むとともに、再エネの有効活用につながる蓄電池の導入や電力需要の最適化の取組への支援を進めているところでございます。
こうした取組を通じ、地産地消型のエネルギーシステムの構築をきめ細かく支援することで脱炭素社会の実現につなげてまいりたいと考えております。
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- (上の発言)
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石川博崇(公明)
是非、両にらみといいますか、きめ細やかな対策もお願いしたいというふうに思います。
今回は大規模電源への貸付制度も創設されることになっております。この大規模電源につきまして、ワーキングの取りまとめでは、五十万キロワット以上を参考にしつつ、一定の出力規模以上の設備を基本とすること、また投資期間については原則十年以上とすること等が示されております。
この投資期間が長期かつ大規模な電源に限定されている理由について政府参考人からお聞かせいただきたいということと、この長期の投資期間と大規模な電源が、まあそればかりが進むということはもちろんないと思うんですけれども、そうなると、第七次エネ基で掲げている、再生可能エネルギーを主力電源として最大限導入すると明記されたこと、あるいは二〇四〇年度のエネルギー需給見通しでは電源構成のうち再エネが四割から五割程度を占めるというふうに目標を掲げていること、このことについてその達成を揺るがすことになるんではないかという、これはうがった見方かもしれませんが、そういう見方もあろうかと思います。そんなこれまでの再エネの主力電源化、あるいは導入目標の達成を揺るがすことにはならないということを確認させていただきたいと思いますが、政府の御説明をいただきたいと思います。
133村村瀬佳史資源エネルギー庁長官
お答え申し上げます。
DX、AX、GXの進展によりまして電力需要の増加が見込まれる中で、今回の制度では、民間金融を補完し、資金調達の難しい、投資期間が長期かつ大規模な電源の整備を促進するため、今回の改正案においては広域機関による貸付制度を盛り込んでおります。
本制度は特定の電源種のみを対象とするものではありませんけれども、こうした制度の趣旨を踏まえまして、一定規模以上の電源を対象とさせていただくとともに、電力の、電気の安定供給と脱炭素化の両立に資する電源への投資を優先的に支援していく方針とさせていただいております。こうした観点から、例えば一定規模以上…
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石川博崇(公明)
この貸付けの内容につきましては、今後経産大臣が基準を定めていくものというふうに承知をしております。金利水準などの貸付けを行うに当たっての要件等を検討していくことになります。
本法律案では経産大臣がどのような基準を定めるかはまだ書かれておらず、今後の検討が非常に重要になってくるかと思いますが、万が一にもこの貸付けが焦げ付くような事態にならないようにこの貸付基準を定めていく、慎重に定めていくことが重要だと思いますけれども、具体的にどのような基準を定める予定か、御説明をお願いいたします。
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135久久米孝資源エネルギー庁電力・ガス事業部長
お答え申し上げます。
本法案に盛り込んだ財政投融資を活用した貸付制度においては、償還確実性の観点から、例えば長期脱炭素電源オークションの落札案件や長期PPA契約を締結している案件など一定以上の投資の回収確実性が認められる案件であることや、民間金融機関と協調して貸付けを行う案件であることといった一定の基準を設け、その基準を満たした場合に融資を行うことを想定しております。
加えて、基本的に財政投融資を活用した貸付けに当たっては、電気事業者から民間金融機関と同等の水準の金利を徴収することを想定しており、国に対する財政投融資の確実な償還を確保してまいります。…
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