ありがとうございました。
継続した論点としてそこにあるという認識をやっぱり共有する必要があるというふうに私は思っているんです。
僕自身は、私自身は、公務員労働者にも本来は労働基本権があってしかるべきというふうに捉えています。で、その基本認識は、僕は人事院こそ強く持つべきだというふうに思っているんですね。その基本認識があって初めて人事院は、自らの労働基本権の代償措置とされている在り方とか果たすべき責務とか役割について自覚的でいられる、あるいは自覚を深めることができるというふうに思っているんです。
是非、そういう問題意識を持っているということと、そういう観点を持って、人事院の中でも是非いただいたように国民的な理解を深めるための議論というのがまだ道半ばなんだというようなことについては御認識をいただいた上で人事官としての職務に就いていただくことをまずはお願いをしておきたいというふうに思います。
その上で、冒頭申し上げました人材確保の観点についてです。今日もいろいろな観点から御質問が出ました。
実はこの間、内閣委員会を始めとして多くの委員会で、国家公務員の人材確保の問題について、あるいは育成や定着の問題について、様々な論点や観点から質問が出てきたというふうに承知をしているところでございます。それだけ喫緊の課題であり、なかなか解決の糸口を見出し切っていない課題だというふうにも捉えているわけです。
特に定着なんですね、私自身が思うのは。で、転職というのが今デフォルトになってきたというか当たり前になってきました。公務だけに限らず、民間でも同じだと思います。転職を埋め込んだ、想定をした上でキャリアプランを描いていく。つまり、そこでずっと働き続けるということではなくて、いろいろな職を経験をしていきながらキャリアパスしていくというようなことが当たり前になってきたというような状況の中で、国家公務員もその例外ではなくなっているはずなんですね。ということは、一定の割合の方が転職をする、転職を志した上で国家公務員の職を選ばれているというふうに、もう捉え直しをしていかないと追い付いていかないんではないかというような問題意識も持っています。
この転職と定着という課題について民間企業においてはどのような議論がこの間なされてきたのかであるとか、あるいはその解決に向けてどのようなことが議論されて方向性が打ち出されているのかであるとか、あるいは公務においてそのことを議論する場合の特殊性、特殊な課題であるとかいうことについてお考えがあれば、是非お聞かせをいただきたいと思います。
63菅菅原晶子人事官候補者/公益社団法人経済同友会常務理事
お答え申し上げます。
工程表には、幹部職員の人事の一元化の管理とか内閣人事局の設置、多様で優秀な人材の確保などなど様々な項目が並べられ、内閣人事局の設置など既に達成されているものもあります。こうした項目の中で私自身が一番今後も重点を置いて更に取り組むべきだと思っているのは、官民人事交流に関してです。
これは、交流基準の見直しとか手続の簡素化も進んでいますが、まだまだ進んでおりませんし、特に官から民に行く人材の交流が非常に不足していると思っております。公務の公正性、透明性を確保しつつも、この人材交流は有効でございますので、工程表の中でもこの部分に関して…
この発言のページ
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鬼木誠(立憲)
ありがとうございます。
人材交流については、後ほど職員の定着という課題のところでも少し触れさせていただきたいと思います。
今おっしゃっていただいたように、工程表で示された課題については、既に達成できているものであるとか、改善、改革につながったものも多くあるというふうに私自身も捉えています。ただ、唯一ほとんど前進していない課題というふうに捉えているのが、これ自律的労使関係制度の確立なんですね。
当時の麻生内閣、公務員労働者の労働基本権の回復を重要な課題として位置付けながら、協約締結権を付与する職員の範囲の拡大等に関する具体的制度を検討した上で所要の法…
この発言のページ
65菅菅原晶子人事官候補者/公益社団法人経済同友会常務理事
お答えいたします。
当時、国家公務員制度改革事務局では、私は労使関係、自治的労使関係制度の担当ではございませんでしたけれども、一緒に議論をしてきた経験があります。
国家公務員の労働基本権については、国家公務員制度改革基本法の第十二条において、国民の理解の下に、国民に開かれた自律的労使関係制度を措置するものと制定されているものと承知しており、御指摘の工程表においても労働基本権の検討について記載されております。この問題に関してはすごく様々な重要な論点があると承知していますが、これらの論点も含め、必ずしも十分な議論は行われておらず、いまだ国民の理解は得られ…
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- (上の発言)
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鬼木誠(立憲)
ありがとうございました。
継続した論点としてそこにあるという認識をやっぱり共有する必要があるというふうに私は思っているんです。
僕自身は、私自身は、公務員労働者にも本来は労働基本権があってしかるべきというふうに捉えています。で、その基本認識は、僕は人事院こそ強く持つべきだというふうに思っているんですね。その基本認識があって初めて人事院は、自らの労働基本権の代償措置とされている在り方とか果たすべき責務とか役割について自覚的でいられる、あるいは自覚を深めることができるというふうに思っているんです。
是非、そういう問題意識を持っているということと、そういう観点を持って、人事院の中でも是非いただいたように国民的な理解を深めるための議論というのがまだ道半ばなんだというようなことについては御認識をいただいた上で人事官としての職務に就いていただくことをまずはお願いをしておきたいというふうに思います。
その上で、冒頭申し上げました人材確保の観点についてです。今日もいろいろな観点から御質問が出ました。
実はこの間、内閣委員会を始めとして多くの委員会で、国家公務員の人材確保の問題について、あるいは育成や定着の問題について、様々な論点や観点から質問が出てきたというふうに承知をしているところでございます。それだけ喫緊の課題であり、なかなか解決の糸口を見出し切っていない課題だというふうにも捉えているわけです。
特に定着なんですね、私自身が思うのは。で、転職というのが今デフォルトになってきたというか当たり前になってきました。公務だけに限らず、民間でも同じだと思います。転職を埋め込んだ、想定をした上でキャリアプランを描いていく。つまり、そこでずっと働き続けるということではなくて、いろいろな職を経験をしていきながらキャリアパスしていくというようなことが当たり前になってきたというような状況の中で、国家公務員もその例外ではなくなっているはずなんですね。ということは、一定の割合の方が転職をする、転職を志した上で国家公務員の職を選ばれているというふうに、もう捉え直しをしていかないと追い付いていかないんではないかというような問題意識も持っています。
この転職と定着という課題について民間企業においてはどのような議論がこの間なされてきたのかであるとか、あるいはその解決に向けてどのようなことが議論されて方向性が打ち出されているのかであるとか、あるいは公務においてそのことを議論する場合の特殊性、特殊な課題であるとかいうことについてお考えがあれば、是非お聞かせをいただきたいと思います。
67菅菅原晶子人事官候補者/公益社団法人経済同友会常務理事
ありがとうございます。
転職がデフォルトという御指摘でございますが、これは官だけではなく民にとっても、就職して五年ぐらいでお辞めになる方は多々います。時代も変わりましたので、この転職、流動化というものをある意味で捉え直す機会ではないかと考えております。
私が公務員に関して言うならば、一度公務を離職した人材が再び公務にアクセスしやすくなる、こういうような仕組みをより強化していくべきではないかと思います。私の周りにも国家公務員をお辞めになって民間で活躍している人がいますが、民間経験をして改めて公務に戻りたいという方がたくさんいらっしゃいますので、こうした…
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鬼木誠(立憲)
ありがとうございます。
人事院も既に幾つかの考え方を打ち出していらっしゃるものとは理解をしています。今からその具体化が始まっていくし、効果につながっていくんだろうというふうに思いますので、人事、任用に関する件ですから、慎重な議論は必要だというふうに思いますけれども、是非新たな考え方も含めて、現場で公務員の皆さんが、まさにおっしゃったように最大能力を発揮できるような職場環境をどうつくっていくのかということにつなげていただければというふうに思っています。
その能力発揮の観点で、これも先ほどお話が出ましたけれども、超過勤務の縮減についてお尋ねをしたいという…
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69菅菅原晶子人事官候補者/公益社団法人経済同友会常務理事
お答えいたします。
御指摘のとおり、定員の問題は人事院の所管ではありませんが、人事院と内閣人事局がそれぞれの役割を果たしながら進めていく問題だと思います。
そのほかポイントとなるのは、やはり業務プロセスの見直しや業務の優先付け、何よりもこれは幹部職員、管理職員のマネジメントの強化が必要だと思っておりますので、職員の心理的安全性を確保しつつ、一人一人の特性に応じたマネジメントができるよう、幹部職員、管理職の教育をしていくことが重要と思います。
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