我が国は資源の多くを海外に依存していることから、委員御指摘のとおり、使用済製品からのリサイクルを推進し、国内の製造業等において再生資源として循環させていくことが非常に重要であると考えてございます。
まず、太陽光パネルの重量の約六割を占めるガラスにつきまして、再生ガラスの用途は主に路盤材やグラスウールが多いところ、今後、再生ガラスの質の向上を図り、用途の拡大も進める必要があると考えてございます。
日本の大手ガラスメーカーは既に板ガラスへの水平リサイクルを実用化してございまして、今後、多量の太陽光パネルを板ガラスにリサイクルするためには、除去技術、さらに、太陽光パネルのガラスに含まれるアンチモンにより再生ガラスに発色が生じることといった課題を解決する必要があると考えてございます。
こうした課題の解決のため、現在環境省では、ガラス中のアンチモンを回収する研究開発の支援を開始したところでございます。また、カバーガラスに残存する異物を除去するための高度選別に係る技術実証なども支援しているところでございます。
また次に、銀につきましてでございますけれども、銀につきましては、回収することにより収入源となると、有価で売れるということで承知してございます。現状、ガラスとセルを分離するリサイクルを行う事業者は、セルを製錬業者に譲渡し、そこで銀が回収される場合が多いと承知してございます。
シリコンにつきましては、海外においてリサイクルの実用化に向けた研究開発などの取組が進められていると承知してございます。我が国におきましても、NEDOにおきましてセルからシリコンなどを分離するプロセスの開発、実証を進めているほか、環境省においても新たなリサイクル技術の確立に向けた研究開発を開始しているところでございます。
引き続き、研究開発の支援を進めるとともに、経済安全保障の確保に貢献する金属資源等の再資源化に対する投資促進支援として措置している四百十億円の予算も活用いたしまして、実証事業や設備導入への支援を行ってまいりたいと考えております。
11脇脇雅昭(自民)
ありがとうございます。是非、この人というところをしっかりと体制整備を図っていただければと思っております。
関連して、見落としてはならない課題があるんじゃないかと考えておりますのが、これ今、パネルが撤去されてリサイクルされるときにどう対応していくのかという話でございますけれども、そもそもこの事業者の経営不振や撤退、あるいはFITの終了に伴ってパネルが現場に放置される危険性というところも指摘されているところでございます。特に、借地において設備が残された場合に、土地所有者や地域に撤去、管理の負担が転嫁されないか、そうした懸念の声もございます。
そこで、パネ…
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12小小林大和資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長
お答えいたします。
まず、太陽光発電設備の適切な廃棄は地域との共生における重要な課題でございまして、廃棄物となった太陽光発電設備については、その排出者に対して廃棄物処理法に基づく適正処理が義務付けられております。その上で、二〇二二年七月以降は、再エネ特別措置法に基づきまして、FIT・FIP制度の認定事業者に対し、太陽光発電設備の解体撤去や適正な処理のための費用の積立てを求めていることで適正な廃棄がなされるよう促しているというところでございます。こうした制度を着実に運用するとともに、環境省と連携して放置、不法投棄対策に厳格に対応していくということが、これ…
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13脇脇雅昭(自民)
ありがとうございます。
まさに各省連携して取り組んでいただきたいなと。これからまさに大量の廃棄がされていくときに、その事業終了後に、このパネルをどうリサイクルするかも大事ですけど、その残された土地をどうしていくのか。やっぱりこれは環境のために始めた事業でございますので、その後の土地がまさに環境を破壊してしまうようなことになってしまっては本末転倒だと思っておりますので、是非とも政府一体となって取り組んでいただきたいなと思っているところでございます。
次に、リサイクル技術の開発と高付加価値素材の回収、国内循環について伺います。
今後の大量廃棄に向けてリ…
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- (上の発言)
14中中尾豊環境省大臣官房地域脱炭素推進審議官/環境省環境再生・資源循環局太陽光パネルリサイクル制度グループ長
我が国は資源の多くを海外に依存していることから、委員御指摘のとおり、使用済製品からのリサイクルを推進し、国内の製造業等において再生資源として循環させていくことが非常に重要であると考えてございます。
まず、太陽光パネルの重量の約六割を占めるガラスにつきまして、再生ガラスの用途は主に路盤材やグラスウールが多いところ、今後、再生ガラスの質の向上を図り、用途の拡大も進める必要があると考えてございます。
日本の大手ガラスメーカーは既に板ガラスへの水平リサイクルを実用化してございまして、今後、多量の太陽光パネルを板ガラスにリサイクルするためには、除去技術、さらに、太陽光パネルのガラスに含まれるアンチモンにより再生ガラスに発色が生じることといった課題を解決する必要があると考えてございます。
こうした課題の解決のため、現在環境省では、ガラス中のアンチモンを回収する研究開発の支援を開始したところでございます。また、カバーガラスに残存する異物を除去するための高度選別に係る技術実証なども支援しているところでございます。
また次に、銀につきましてでございますけれども、銀につきましては、回収することにより収入源となると、有価で売れるということで承知してございます。現状、ガラスとセルを分離するリサイクルを行う事業者は、セルを製錬業者に譲渡し、そこで銀が回収される場合が多いと承知してございます。
シリコンにつきましては、海外においてリサイクルの実用化に向けた研究開発などの取組が進められていると承知してございます。我が国におきましても、NEDOにおきましてセルからシリコンなどを分離するプロセスの開発、実証を進めているほか、環境省においても新たなリサイクル技術の確立に向けた研究開発を開始しているところでございます。
引き続き、研究開発の支援を進めるとともに、経済安全保障の確保に貢献する金属資源等の再資源化に対する投資促進支援として措置している四百十億円の予算も活用いたしまして、実証事業や設備導入への支援を行ってまいりたいと考えております。
15脇脇雅昭(自民)
ありがとうございます。是非ともしっかりと進めていただければと思います。
今回、この太陽光パネルの話でございますけれども、次に伺いたいのは、この次世代技術のペロブスカイト太陽電池、今回の太陽光パネルの教訓を踏まえてどうなるのかなということを伺えたらと思います。
この技術は、私の地元でございます神奈川県横浜市の桐蔭横浜大学の宮坂教授が世界に先駆けて開発された神奈川発の革新的技術だと思っております。いろんなところから、うち発だと言われておりますけど、神奈川発だと思っているところでございます。
このペロブスカイト太陽電池は、軽量で設置場所を選ばずに、従来の…
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16中中尾豊環境省大臣官房地域脱炭素推進審議官/環境省環境再生・資源循環局太陽光パネルリサイクル制度グループ長
ペロブスカイト太陽電池の処理やリサイクルにつきましては、廃棄物処理法に基づき適正に行われる必要がございますけれども、リサイクル技術については、まだ実用化されていないことから、研究機関や事業者における技術開発を促進しているところでございます。
現在、開発段階におけるペロブスカイト太陽電池には鉛が含まれている場合があると承知してございます。ペロブスカイト太陽電池のリサイクルにおいて鉛などの適正処理を確保しながら金属等を資源として回収するためには、従来のシリコン型太陽光パネルとは異なる組成に対応したリサイクル方法を確立するという技術的課題があると承知している…
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17脇脇雅昭(自民)
しっかりと今からそうしたことを取り組んでいただければと思っているところでございます。
最後になりますけれども、大臣に伺えたらと思っております。
今回は太陽光発電でございますけれども、再生可能エネルギーは気候変動対策の柱でございまして、国民の皆様が再エネ賦課金という形でその普及を長年にわたり支えてくださってきました。今回、法律を定めて、そのための技術革新のためにまた公費を更に投入していくという中で、やはり納税者である国民への十分な説明責任と納得感が必要ではないかと考えております。だからこそ、国が支援を行う目的は、単に目の前の部材を処理する技術の確立にと…
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