白石隆夫環境省総合環境政策統括官

2026年5月14日・第221回国会 参議院 環境委員会 第7号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 66 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 157 発言)

お答え申し上げます。

まず、ペーパーレス化自身は、紙資源の節約、それからごみの発生量の抑制にはつながるだろうというふうには考えてございます。

さらに、それ以外の議員御指摘のCO2削減等も含めた広義の意義付けでございますけれども、まず、紙の生産、消費と森林管理の関係につきましては、紙の原料となる木材がどのような森林管理の下で生産されたものなのかということなどによりまして、CO2吸収量あるいは生物多様性の保全の観点からそれは見方が大きく変わり得るものだというふうに認識をしてございます。

また、ペーパーレス化によりまして業務の電子化が進むことになりますけれども、電力使用量のみが環境負荷が掛かるということではなくて、同時に省エネの推進、再生可能エネルギーの導入の状況等によりまして電力消費量やCO2排出量への影響も異なってくるだろうというふうに考えます。

さらに、かつて印刷物がメディアコミュニケーションの主体であった社会から、IT、デジタル化が進展して、今やデジタル抜きでは業務、生活が成り立たない社会になっていくわけでございますけれども、そういうことを考えますと、ペーパーレス化による環境への、環境という観点に関しまして、経済社会システムの大きな変化というものを含めて、それを捉えて定量的な評価を行うことはとても難しいことだというふうに考えてございます。

前後のやりとり

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