角倉一郎環境省環境再生・資源循環局長

2026年3月24日・第221回国会 参議院 環境委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 110 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 173 発言)

お答え申し上げます。

風力発電設備のリサイクルにつきましては、基礎を除いた風車本体の主な素材の重量比約九割を占める鉄や銅等のリサイクルルートは既に確立しているものと考えております。

その一方で、モーターに使われる永久磁石や、主に風車のブレードに使われる繊維強化プラスチックについては、御指摘もございましたが、現状リサイクルが難しいとされており、環境省としてもリサイクル体制の確立に向けて対策の検討、実施を進めているところでございます。

まず、永久磁石につきましては、風力発電設備から取り外す際の解体等の技術が十分に確立されていないため現状リサイクルが進んでいないところ、こうした技術の開発支援等を進める必要があると考えております。

また、繊維強化プラスチックにつきましては、令和四年度から風車のブレードに使われる繊維強化プラスチックをリサイクルする技術の実証を支援しており、技術実証事業に参加した事業者によるブレードのリサイクル事業が令和七年度から開始されたところでございます。

その一方で、いまだこうした取組、一部の取組にとどまっているところから、引き続き、技術実証や設備導入に対する支援等を進める必要があると考えてございます。

今後とも、風力発電設備の排出の増加を見据えて、こうした取組を通じ、風力発電設備のリサイクル技術の開発を促進してまいりたいと考えてございます。

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