牧山ひろえです。よろしくお願いいたします。
昨年の防衛白書によりますと、全国で約二万六千人の駐留軍労働者が在日米軍基地の運用を現場で支え、日米同盟の土台を支えております。今日は、その現場で働く皆様の給与支給日が時折遅れてしまう、これ半世紀続く問題なんですね。是非、小泉防衛大臣と改善策を議論したいと思っております。
問題の構図は、毎月末米軍が残業代を計算したデータを防衛省所管の行政執行法人エルモが計算し、働く人へ支払うという三者の体制なんですね。働く人の契約は十日払いとなっているんですが、例えば十日が土日の場合は、民間企業であれば当然九日や八日に給与が支払われるんですが、残念ですが、駐留軍労働者によっては十一日や十二日に給与が支払われるんですね。もちろん、エルモは米軍からのデータを急いで処理するんですけれども、曜日や連休によっては処理が追い付かず、結果として十日払いに間に合わない事態となっているのが現状でございます。
例えば、住宅ローン、家賃、電気代、学費などの支払にはそれぞれ期限があります。生活する上で誰もが直面するこうした支払に間に合わせるためには、給与が予定どおりの支払日に安定して支給されることが大変重要となってまいります。給与の支払が遅れた場合に、支払に充てる資金が不足したり、やむを得ず借入れをしたり、NISAなどの資金を取り崩したりしなければならない可能性だってあるわけですね。その結果、借入金利の負担や資産運用によって得られたはずの利益を失うなど、経済的な不利益が生じる場合が当然ながら出てくるわけです。支払日が約束されていない不安定な状況だと、ただでさえ人手不足と言われている基地の人材不足はやはり悪化する懸念もございます。そしてまた、就職、転職を考える上で、基地で働くことをためらう人もこれから出てくると思うんです。
この基地従業員の給与支払日問題は、三月の質問主意書や昨日の衆議院厚生労働委員会の質問でも取り上げられましたが、残念ながら答弁は、十日払いでなくてよいとか、労働基準法違反ではないに終始していたそうです。
私が小泉大臣にお願いしたいことは、この問題がこれ以上労使間の紛争にならないようにしてもらいたい、組織の長である大臣自らが率先して動くことによって、防衛省の皆さんが具体的な改善をできるように模範を示してほしいんです。できることや可能な解決策は昨年来既に団体交渉ですとか組合からもたくさん出尽くしているそうなんですが、残念ながら解決に至っていないんですね。この局面を突破できるのは、やはり小泉防衛大臣しかいないんです。大臣のお膝元で日々生活し、そして働く皆さんの思いを是非代弁してください。
是非、横須賀海軍の当該司令官に面会して、基地で働く日本人労働者のために残業データを早く提供して、そしてエルモでタイムリーに計算させてもらえないか、安定した形で従業員に給与を支払いたいんだという、そういったお願いを一緒に考えてほしいんです。それを伝えていただけませんでしょうか。
6
里見隆治(公明)
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に独立行政法人国際協力機構理事三井祐子君を参考人として出席を求めることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言のページ
7
里見隆治(公明)
御異議ないと認め、さよう決定いたします。
─────────────
この発言のページ
8
里見隆治(公明)
外交、防衛等に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
この発言のページ
- (上の発言)
9
牧山ひろえ(立憲)
牧山ひろえです。よろしくお願いいたします。
昨年の防衛白書によりますと、全国で約二万六千人の駐留軍労働者が在日米軍基地の運用を現場で支え、日米同盟の土台を支えております。今日は、その現場で働く皆様の給与支給日が時折遅れてしまう、これ半世紀続く問題なんですね。是非、小泉防衛大臣と改善策を議論したいと思っております。
問題の構図は、毎月末米軍が残業代を計算したデータを防衛省所管の行政執行法人エルモが計算し、働く人へ支払うという三者の体制なんですね。働く人の契約は十日払いとなっているんですが、例えば十日が土日の場合は、民間企業であれば当然九日や八日に給与が支払われるんですが、残念ですが、駐留軍労働者によっては十一日や十二日に給与が支払われるんですね。もちろん、エルモは米軍からのデータを急いで処理するんですけれども、曜日や連休によっては処理が追い付かず、結果として十日払いに間に合わない事態となっているのが現状でございます。
例えば、住宅ローン、家賃、電気代、学費などの支払にはそれぞれ期限があります。生活する上で誰もが直面するこうした支払に間に合わせるためには、給与が予定どおりの支払日に安定して支給されることが大変重要となってまいります。給与の支払が遅れた場合に、支払に充てる資金が不足したり、やむを得ず借入れをしたり、NISAなどの資金を取り崩したりしなければならない可能性だってあるわけですね。その結果、借入金利の負担や資産運用によって得られたはずの利益を失うなど、経済的な不利益が生じる場合が当然ながら出てくるわけです。支払日が約束されていない不安定な状況だと、ただでさえ人手不足と言われている基地の人材不足はやはり悪化する懸念もございます。そしてまた、就職、転職を考える上で、基地で働くことをためらう人もこれから出てくると思うんです。
この基地従業員の給与支払日問題は、三月の質問主意書や昨日の衆議院厚生労働委員会の質問でも取り上げられましたが、残念ながら答弁は、十日払いでなくてよいとか、労働基準法違反ではないに終始していたそうです。
私が小泉大臣にお願いしたいことは、この問題がこれ以上労使間の紛争にならないようにしてもらいたい、組織の長である大臣自らが率先して動くことによって、防衛省の皆さんが具体的な改善をできるように模範を示してほしいんです。できることや可能な解決策は昨年来既に団体交渉ですとか組合からもたくさん出尽くしているそうなんですが、残念ながら解決に至っていないんですね。この局面を突破できるのは、やはり小泉防衛大臣しかいないんです。大臣のお膝元で日々生活し、そして働く皆さんの思いを是非代弁してください。
是非、横須賀海軍の当該司令官に面会して、基地で働く日本人労働者のために残業データを早く提供して、そしてエルモでタイムリーに計算させてもらえないか、安定した形で従業員に給与を支払いたいんだという、そういったお願いを一緒に考えてほしいんです。それを伝えていただけませんでしょうか。
10
小泉進次郎(自民)防衛大臣
おはようございます。本日もどうぞよろしくお願いいたします。
牧山委員からお話がありました駐留軍等労働者が安心して働くことのできる労働環境を確保することは、雇用主である防衛大臣として重要な責務であると考えておりますし、横須賀出身の私としても、その重要性というのはひしひしと感じているところであります。
駐留軍等労働者は、同盟を現場で支えていただいている重要な役割を担っておられる大切な方々です。その雇用の安定や適切な労働環境の確保は、在日米軍の安定的な駐留を支える観点からも大変重要であると認識しております。
私は、防衛大臣に着任して以降、駐留軍等労働者の…
この発言のページ
11
牧山ひろえ(立憲)
いろいろ基地で働く人たちのために御尽力いただいていらっしゃることは承知しております。更なる改善を是非御協力いただきたいと思います。
制度上あるいは事務処理上難しい面もあるとのことですけれども、この問題は、米側からの月末時点での残業データ提供が遅いという事務処理の問題なんですね。米側によるデータ転送が一日でも早く終わればこれ解決する問題だと思うんですが、そう思われませんか。
この発言のページ
12
小泉進次郎(自民)防衛大臣
この給与につきましては、アメリカ側から毎月、独立行政法人駐留軍等労働者労務管理機構に対し、毎月分の駐留軍等労働者の就業記録書が提出された後、この機構において給与を計算し、当該月の給与額を確定した上で、指定した毎月の支払日に地方防衛局から給与が支払われています。
このような事務処理の過程において、関係機関では、平素から事務処理の効率化や改善に取り組み、可能な限り給与支払日の前倒しが可能となるよう、鋭意取り組んでいるところです。
雇用主である防衛大臣として、引き続き、労務管理事務を合理的かつ効率的に実施し、駐留軍等労働者の適切な労働環境の確保に努めてまい…
この発言のページ