中村仁威外務省総合外交政策局軍縮不拡散・科学部長

2026年5月12日・第221回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 103 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 170 発言)

国光外務副大臣がニューヨークに行かれた際に私も同行申し上げましたので代わってお話をいたしますと、会議の初日に一般討論演説を行ったわけですが、副大臣からは、NPTへのコミットメントを一層強固にすべきであるという高市総理大臣のメッセージを発信をするとともに、広島と長崎で副大臣自身が学生時代を過ごしたというそういうルーツがございますので、そのルーツに言及をした上で、核兵器のない世界の実現を求める被爆者の思いを胸に刻みながら核軍縮推進のために前進すべきだと、こういう大所高所からの訴えを行ったわけであります。

その上で、国光副大臣は、六か国の代表と会談を行った上で、ビエット議長、さらには国連事務総長のグテーレスさん、こういった方々と意見交換を行って、会議の成功に向けた連携を確認したわけであります。

その後も、我が国は、先ほども申し上げたような非常に厳しい状況ではありますけれども、そういう中においても一致できる点はあるであろうというふうに各国に示すべく、例えば被爆の実相への理解増進を図るための共同ステートメントというのを発出いたしました。こういったものを通じて、コンセンサス形成に向けた取組を続けています。

ちなみに、今申し上げたステートメントは、賛同する国が合計で百十六か国に及びました。これは、この会議における現時点では一番多い賛同国を集めた文書でございます。これもある種、我が国のリーダーシップを示すものだと思っております。

こういったことを使いながら、コンセンサス形成に向けて最後まで努力を継続したい、こう思っております。

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