實生泰介外務省領事局長

2026年4月23日・第221回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 6 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 147 発言)

お答えいたします。

まず、国際民間航空機関、ICAOというのがございますけれども、ここが、偽造、変造のリスクを低減する観点から、全ての旅券を一か所、多くとも二か所の拠点で発行することを検討すべきという勧告を出したことがございます。これに基づいて、二〇二五年、令和七年の三月から、国内外において申請される全ての旅券を日本国内の国立印刷局で集中的に作成するということをまず始めました。

また、同時期に、まさに委員御指摘いただいた偽造・変造対策を大幅に強化した新しい旅券を導入しました。この旅券においては、旅券の顔写真ページをプラスチック基材に変更し、文字や顔写真をレーザーにより印字、印画しているほか、紙幣の偽造にも使用されている技術を用いて細部に様々な偽造・変造対策を施してございます。例えば、まさに御紹介のあった旅券を傾けると顔写真と生年月日が切り替わるといったこともその一つであります。

それから、オンラインでございますけれども、二〇二三年、令和五年の三月から、旅券を既に持っている方の更新の申請を基本的な対象としてオンライン申請を開始して、オンライン申請した場合はクレジットカードによる手数料納付も可能となりました。そして、二〇二五年、令和七年の三月からは新規申請についても対象となり、ほぼ全ての旅券申請をオンラインで行えるようになったというところでございます。

引き続き、国際標準を踏まえた日本国旅券の信頼性の確保、デジタル化を通じた申請者にとっての利便性の向上といったところに取り組んでまいりたいと、このように考えています。

前後のやりとり

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