木原晋一資源エネルギー庁長官官房資源エネルギー政策統括調整官

2026年4月14日・第221回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 67 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 270 発言)

我が国は、一九八〇年代以降、発電分野におきまして、LNG、原子力、再生可能エネルギーなど中東に依存しないエネルギーへの転換を推進するとともに、自動車の燃費の大幅な向上を始めとして省エネルギーの取組を強力に推進してまいりました。この結果、このグラフを見てのとおりですが、原油の輸入量は、ピーク時である一九七三年度と比較して二〇二四年度は半減してございます。したがいまして、日本のエネルギー供給全体に占める石油への依存及び中東への依存度は大幅に低下してございます。

その上で、原油の輸入先の多角化に向けた取組につきましては、原油の中東依存度はおっしゃるように一九八七年度に六七・九%まで減少したものの、アジアの原油生産国における国内需要の拡大やロシアに対する制裁の発動などにより、供給源の選択肢が限定された結果、現在に至るまで中東依存度は高い水準で推移してございます。

他方、競争力の高い石油製品を供給するためには、産地ごとに性状が異なる原油について、原油の性状や価格、輸送日数などを勘案し、効率的な精製処理を継続することが求められる中、中東地域からの原油調達が高い水準で推移してきたものと認識しております。

中長期にわたってエネルギー安全保障を確保する観点から原油の供給源の多角化が不可欠でありますことから、民間事業者とも連携して、積極的な資源外交や資源国における開発支援を始め、原油調達の多角化を進めるために必要な措置をあらゆる選択肢を排除せずに検討してまいります。

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