これについても、是非今後の検討をよろしくお願いします。
事故を防ぐためには、もちろん刑罰によって抑止力を高めていくということも大事だと思います。その一方で、やはり、事故が起きる前の段階で、運転者が危険を自覚をして運転を思いとどまったり、慎重な運転をするように促す仕組みも私は重要だというふうに考えています。危険なのは、スピード違反だけじゃありませんし、お酒だけでもありません。例えば睡眠不足についても、本人が少し眠いだけと思っていても、今はもうかなり研究も進んでいまして、集中力、判断力、反応速度を低下させて、危険の発見、回避が遅れる原因にもなります。
だからこそ、例えば、ATMに振り込め詐欺の注意喚起が表示されるように、車に乗車するときとか運転を開始する際に、飲酒運転をしていないか、睡眠不足じゃないか、体調に問題はないか、こういった注意喚起をディスプレーに表示するということも考えられるかと思います。
さらに、AIとか車載センサー、こういったものを活用して、その人の運転傾向を分析して、それぞれのドライバーに応じた注意喚起を行うことも考えられます。今AIも相当進んでいますので、このようなことも今であればそんなに難しくないことだと思われます。例えば、ふだんから急加速や急ブレーキが多い方、車間距離が近くなりがちな人、速度超過の傾向が強い人、車線のふらつきが見られる人などについて、その人の運転傾向に応じた注意を表示することが考えられます。
また、高齢ドライバーの方については、免許を返納するとかいうのもありますけれども、やはり自分は運転したいという方もいらっしゃいます。年齢だけで一律に判断するんじゃなくて、加齢に伴う認知機能や反応速度の低下、アクセルとブレーキの踏み間違いにつながり得る運転傾向、こういったものも踏まえて、発進時のペダル確認、周囲の確認を促すなど、個々の状態に応じた注意喚起を行うことも考えられます。
加えて、実際の運転中に速度超過、急加速、急ブレーキ、車間距離の詰め過ぎ、蛇行、あおり運転につながりかねない、こういった挙動が見られる場合には、アラームとかディスプレー表示などで適時に警告を発することも考えられます。
このように、車に乗る際の注意喚起、また、AIによる運転傾向の分析、運転中の警告表示などを通じて、危険な運転を早い段階で抑止していくことは、事故防止の観点から有用ではないかと考えます。
国交省、警察庁の見解をそれぞれお伺いします。
79佐佐藤淳法務省刑事局長
お答えいたします。
御指摘のとおりでございまして、危険、悪質な自動車の運転による死傷事犯を抑止するためには、国民の皆様に改正の趣旨、内容を正しく御理解いただくことが重要であると考えているところでございます。
法務省といたしましては、こうした観点から、本法律案が改正法として成立した場合には、改正の趣旨や内容等につきまして、関係府省庁とも連携いたしまして、電動キックボードの利用者を含む国民の皆様への分かりやすい広報啓発に努めてまいりたいと考えているところでございます。
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80
國重徹(中道)
是非よろしくお願いします。
最近、やはり、スマホ等を使用とか注視をしながら運転するいわゆるながら運転、ちょっとデータは私は詳しく見ていないですけれども、こういうものが増えている傾向にあると思われます。このいわゆるながら運転についても、検討会で新たな処罰類型として追加することの検討が行われたようですけれども、今回の法案には入っていません。なぜこれが立法されなかったのか、お伺いします。
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81佐佐藤淳法務省刑事局長
お答えいたします。
御指摘のとおり、スマートフォン等を使用したり注視しながらの運転行為等のいわゆるながら運転を危険運転致死傷罪の対象とすることにつきましては、令和六年に法務省で開催した検討会におきまして、交通事犯被害者遺族の御要望等を踏まえ、議論が行われたところでございました。
一方で、その中で、ながら運転には、危険運転致死傷罪として処罰すべき危険性や悪質性を有するものが含まれ得る、これは事実であるものの、その一方で、注視などする対象物、時間、状況などにつきましては本当に様々な態様のものがあり得ると考えられるために、危険運転致死傷罪の対象とすべき高い…
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- (上の発言)
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國重徹(中道)
これについても、是非今後の検討をよろしくお願いします。
事故を防ぐためには、もちろん刑罰によって抑止力を高めていくということも大事だと思います。その一方で、やはり、事故が起きる前の段階で、運転者が危険を自覚をして運転を思いとどまったり、慎重な運転をするように促す仕組みも私は重要だというふうに考えています。危険なのは、スピード違反だけじゃありませんし、お酒だけでもありません。例えば睡眠不足についても、本人が少し眠いだけと思っていても、今はもうかなり研究も進んでいまして、集中力、判断力、反応速度を低下させて、危険の発見、回避が遅れる原因にもなります。
だからこそ、例えば、ATMに振り込め詐欺の注意喚起が表示されるように、車に乗車するときとか運転を開始する際に、飲酒運転をしていないか、睡眠不足じゃないか、体調に問題はないか、こういった注意喚起をディスプレーに表示するということも考えられるかと思います。
さらに、AIとか車載センサー、こういったものを活用して、その人の運転傾向を分析して、それぞれのドライバーに応じた注意喚起を行うことも考えられます。今AIも相当進んでいますので、このようなことも今であればそんなに難しくないことだと思われます。例えば、ふだんから急加速や急ブレーキが多い方、車間距離が近くなりがちな人、速度超過の傾向が強い人、車線のふらつきが見られる人などについて、その人の運転傾向に応じた注意を表示することが考えられます。
また、高齢ドライバーの方については、免許を返納するとかいうのもありますけれども、やはり自分は運転したいという方もいらっしゃいます。年齢だけで一律に判断するんじゃなくて、加齢に伴う認知機能や反応速度の低下、アクセルとブレーキの踏み間違いにつながり得る運転傾向、こういったものも踏まえて、発進時のペダル確認、周囲の確認を促すなど、個々の状態に応じた注意喚起を行うことも考えられます。
加えて、実際の運転中に速度超過、急加速、急ブレーキ、車間距離の詰め過ぎ、蛇行、あおり運転につながりかねない、こういった挙動が見られる場合には、アラームとかディスプレー表示などで適時に警告を発することも考えられます。
このように、車に乗る際の注意喚起、また、AIによる運転傾向の分析、運転中の警告表示などを通じて、危険な運転を早い段階で抑止していくことは、事故防止の観点から有用ではないかと考えます。
国交省、警察庁の見解をそれぞれお伺いします。
83猪猪股博之国土交通省物流・自動車局次長
お答えいたします。
国土交通省におきましては、危険運転を始め、交通事故防止のため、車両側の技術的な対策として、例えば、道路上の速度制限標識を自動的に認識し、ドライバーに対して表示、警告する交通標識認識システムなどについて、これまでも普及に取り組んでおり、委員からまさに御指摘がございました、運転者に対して注意を促すなどのソフト面での対策の重要性を認識しているところです。
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84日日下真一警察庁交通局長
お答えいたします。
議員御指摘のとおり、事故抑止の観点から、自動車にそのようなシステムが搭載されていくということは、そういったものが開発、実用化されているということは、警察としても大変望ましいことだと思っています。
警察といたしましても、いろいろ、事故の分析結果とかそういったものがございますので、そういうのを御提供申し上げて、よりよいそういうシステムが実用化されるよう、必要な協力はしていこうと思っております。
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國重徹(中道)
これは事前のやり取りで、ここについては意気投合したというか、やり取りの中で非常にこれは重要ですよねと。その上で、どういうふうにこれを形にしていくのかというのは、これは当然様々課題があることは私も認識をしています。その上で、完全な自動運転ですね、こういったいわゆるレベル5の自動運転が社会実装されるには、今なお相当の年数を要するものと考えられます。
そうであるならば、その前段階として、先ほど申し上げたようなAI等の技術を活用した事故防止の取組について、関係省庁が連携をして、民間事業者、研究機関とも協力しながら、技術的また制度的な在り方の研究を是非進めていっ…
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