畑野君枝 (日本共産党)

2026年5月29日・第221回国会 衆議院 法務委員会 第15号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 279 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 281 発言)

議員法案は、関係者の名誉やプライバシーの保護が図られる措置を講じております。

日本新聞協会が、五月二十七日に、国民が再審事件の問題点を知る機会が損なわれると、政府案に対する反対の声明を出しました。

まだまだ聞きたいことがございますが、時間が参りました。

政府案は、検察官抗告については例外つきで維持する、証拠開示については限定的証拠提出命令にとどめる、証拠一覧表は弁護側に見せない、関連性要件で範囲を狭める、スクリーニングで入口を絞る、目的外使用禁止で社会的検証を萎縮させる。

国家が無実の人を処罰し、人生を壊し、その誤りを何十年も認めない。これほど重大な人権侵害はありません。だからこそ、再審制度に必要なのは、法的安定性の名による制限ではありません。

袴田巌さんは、無実を獲得するために五十八年かかりました。この歴史を繰り返してはならない。だから、今必要なのは、検察官抗告の全面禁止、請求人側の権利としての実効的証拠開示、送致書類等目録を含む証拠全体へのアクセス保障、目的外使用禁止規定の削除、スクリーニング手続の撤回を柱とした抜本的改革だ。

政府案では冤罪は救えません。本当に必要なのは議員法案であるということを強く訴えて、質問を終わります。

ありがとうございました。

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