林俊宏厚生労働省大臣官房審議官

2026年5月22日・第221回国会 衆議院 法務委員会 第12号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 86 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 177 発言)

お答え申し上げます。

厚生労働省としては、高齢者虐待対応に係る自治体向けマニュアルにおきまして、虐待判断、行政の権限の行使等の意思決定に当たって組織的な協議を行うことに加えまして、御指摘のように、専門的知見を有する者の参加やアドバイスが得られるような仕組みづくりを進めるよう示してございます。

しかしながら、自治体の規模等により、市町村単独によってこういった仕組みづくりが困難な場合もあることから、厚生労働省といたしましては、補助事業によりまして、都道府県における弁護士あるいは社会福祉士などで構成される高齢者虐待対応専門職チームなどの活用によって、専門相談窓口を設置することや虐待防止ネットワークの有識者アドバイザーに相談する体制を構築するなど、都道府県による市町村のバックアップ体制の構築に対して支援を行っております。

現状では、三十八の都道府県におきまして、虐待事案への対応に関して市町村からの相談に福祉、法律などの専門職が対応する権利擁護相談窓口が設置されているというふうに把握しております。

また、市町村の活用状況といたしましては、三百六十の市町村、これは調査に回答いただきました市町村の約半分でございますけれども、が都道府県に設置されているこの専門相談窓口を活用しており、例えば支援者間の一定した支援の方向性の統一、現状の支援の方向性が間違っていないか、法的に問題はないかなどについての相談を行っていると承知してございます。

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