遠藤剛警察庁長官官房審議官

2026年5月8日・第221回国会 衆議院 法務委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 38 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 183 発言)

お答えいたします。

お尋ねの警察庁指定事件につきましては、二十四事件が指定されまして、このうち被疑者が検挙に至っていない事件は二事件でございまして、その一つは、いわゆるグリコ・森永事件であります。

昭和五十九年三月に発生した江崎グリコ株式会社社長に対する身の代金目的誘拐事件に端を発し、その後、森永製菓等大手食品会社を対象に多額の現金が要求されたものであります。犯人は、かい人二十一面相を名のり、自らの犯行を誇示するような文書を報道機関等に送付したほか、関東、中部、関西地区の百貨店、スーパーマーケットの菓子売場等に青酸ソーダが混入した菓子が置かれ、広域にわたる殺人未遂事件が敢行されたものであり、警察庁において警察庁指定第百十四号事件に指定し、関係都府県警察において捜査を行いましたが、平成十二年二月までにこれら一連の事件について公訴時効が完成したというものでございます。

もう一つは、いわゆる赤報隊事件でありまして、昭和六十二年一月に朝日新聞東京本社に対する散弾銃発砲事件、同年五月に朝日新聞阪神支局における散弾銃使用による同記者殺傷事件、同年九月に朝日新聞名古屋本社の寮に対する散弾銃発砲事件、昭和六十三年三月に朝日新聞静岡支局に対する爆破未遂事件、そして同年八月に東京都港区内の株式会社リクルート前会長宅に対する散弾銃発砲事件が発生したことから、これらいずれも赤報隊を名のる犯人による一連の事件と見て、警察庁において警察庁指定第百十六号事件に指定して、関係都県警察において捜査を行いましたが、平成十五年三月までにこれら全ての事件についての公訴時効が完成したものと承知しております。

前後のやりとり

34の発言を見る

42の発言を見る