お答えいたします。
御指摘いただいたとおり、地方における文化芸術の鑑賞機会の充実については重要な課題である、このように認識をしております。
このため、文化庁におきましては、地方においても一流の文化芸術に触れる機会を確保する観点から、地域の劇場、音楽堂等と文化芸術団体が連携し、地方における実演芸術の拠点形成を図る取組について、本年度より支援を開始したところでございます。
この事業のイメージでございますが、例えば、芸術団体と劇場、音楽堂が連携をする。これは、地方の特定の劇場で毎年同じ芸術団体による公演が行われる。それから芸術団体と地域内の複数の劇場。これは、特定地域内の複数の劇場において毎年同じ芸術団体による公演が行われる。それから統括団体と劇場ということで、特定の劇場で毎年特定分野の公演、これは様々な団体、こうしたものが行われる。それから統括団体と劇場設置者ということで、特定地域内の劇場において毎年特定分野の公演が行われる。こうした内容で、今年度より御支援を始めさせていただいたところでございます。
その上で、舞台芸術の鑑賞に係るデジタル技術の活用についてでございますが、文化芸術に触れる機会を提供するとともに、生の公演に足を運ぶ動機づけとなる有効な手段であると私どもも考えておるところでございます。文化庁におきましては、これまで、舞台芸術作品のデジタルアーカイブ化や人材の育成、上映等を通じた収益化に向けた取組について、支援をさせていただきました。
具体的には、芸術性の高い舞台芸術作品の収集、保存、公開。これは、対象作品は公募をさせていただき、各分野の有識者が具体の作品を選定するという形でございます。それから、収録技術の提供による啓発活動ということで、例えば、上映、トークイベントの実施と配信を一緒にやるですとか、公立文化施設等での巡回ツアー、こういったものの試行ですとか、それから、教育パッケージ事業ということで教育現場での教材活用ですとか、アクセシビリティーの向上、これは外国人向けの多言語の字幕をつけるですとか、あと、障害をお持ちの方向けのアクセシビリティー事業、こうしたことについても、これまで取組をさせていただいたところでございます。
今後は、こうした取組の成果も踏まえながら、地方公共施設の活用の観点も含めて、デジタル技術を活用した鑑賞機会の拡充に向けて、先生の御指摘の点も踏まえ、必要な支援の在り方について更なる研究を重ねてまいりたい、このように考えております。
32辻辻由布子(自民)
ありがとうございます。
文学作品は、映画化や実写化、アニメ化、漫画化、舞台、ミュージカル化など、その後のコンテンツ展開の起点となるものです。
今、文科省のJETプログラムで、四十年間、八万もの種をまいています。文化庁の翻訳コンクールで花を咲かせています。これから必要なのは、その果実を収穫することではないでしょうか。その手段となり得るのは、今お話のあった国際文学祭の開催であったり、経産省のIP三六〇、そして外務省の広報文化外交がこれに資するものかと考えます。文科省、文化庁、経産省そして外務省が連携してコンテンツの海外展開に取り組んでいただきたいと思いま…
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33日日向信和文化庁次長
お答えいたします。
国立博物館、美術館は、収蔵品等の展示を行うほか、重要文化財に指定された施設もあるなど、建物自体も大きな魅力を有しております。そうした施設について、ユニークベニュー等での有効活用を行うことも重要であると考えておるところでございます。
国立美術館等の中期目標には、ユニークベニュー等での施設の活用推進を記載しております。
各施設のウェブサイトでは、使用可能場所や使用条件等を掲載し、施設利用の案内を行っております。これまで、ファッションショーやフォトウェディング、テレビ、CM撮影等の様々な用途で施設の有料貸出しに取り組んでいるところでご…
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34辻辻由布子(自民)
ありがとうございます。
私、内閣府のPFI推進室にも所属していたものですから、公共施設の有効活用という文脈には非常に期待しております。国立新美術館、国立科学博物館、そういったすてきなアセットがもう既にございます。こちらも、魅力アップをして国民に還元していただければうれしく思います。期待しております。
続きまして、少し視点を変えまして、都市と地方の文化格差についてお伺いいたします。
こういった都市と地方の文化格差を縮める手段として、どのような方策を検討していますでしょうか。例えば、地方公共施設の有効活用として、一流の文化芸術に触れられるよう、ライブビ…
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- (上の発言)
35日日向信和文化庁次長
お答えいたします。
御指摘いただいたとおり、地方における文化芸術の鑑賞機会の充実については重要な課題である、このように認識をしております。
このため、文化庁におきましては、地方においても一流の文化芸術に触れる機会を確保する観点から、地域の劇場、音楽堂等と文化芸術団体が連携し、地方における実演芸術の拠点形成を図る取組について、本年度より支援を開始したところでございます。
この事業のイメージでございますが、例えば、芸術団体と劇場、音楽堂が連携をする。これは、地方の特定の劇場で毎年同じ芸術団体による公演が行われる。それから芸術団体と地域内の複数の劇場。これは、特定地域内の複数の劇場において毎年同じ芸術団体による公演が行われる。それから統括団体と劇場ということで、特定の劇場で毎年特定分野の公演、これは様々な団体、こうしたものが行われる。それから統括団体と劇場設置者ということで、特定地域内の劇場において毎年特定分野の公演が行われる。こうした内容で、今年度より御支援を始めさせていただいたところでございます。
その上で、舞台芸術の鑑賞に係るデジタル技術の活用についてでございますが、文化芸術に触れる機会を提供するとともに、生の公演に足を運ぶ動機づけとなる有効な手段であると私どもも考えておるところでございます。文化庁におきましては、これまで、舞台芸術作品のデジタルアーカイブ化や人材の育成、上映等を通じた収益化に向けた取組について、支援をさせていただきました。
具体的には、芸術性の高い舞台芸術作品の収集、保存、公開。これは、対象作品は公募をさせていただき、各分野の有識者が具体の作品を選定するという形でございます。それから、収録技術の提供による啓発活動ということで、例えば、上映、トークイベントの実施と配信を一緒にやるですとか、公立文化施設等での巡回ツアー、こういったものの試行ですとか、それから、教育パッケージ事業ということで教育現場での教材活用ですとか、アクセシビリティーの向上、これは外国人向けの多言語の字幕をつけるですとか、あと、障害をお持ちの方向けのアクセシビリティー事業、こうしたことについても、これまで取組をさせていただいたところでございます。
今後は、こうした取組の成果も踏まえながら、地方公共施設の活用の観点も含めて、デジタル技術を活用した鑑賞機会の拡充に向けて、先生の御指摘の点も踏まえ、必要な支援の在り方について更なる研究を重ねてまいりたい、このように考えております。
36辻辻由布子(自民)
前向きな御答弁をいただきまして、ありがとうございます。
やはり、都会に暮らしている者と地方とで、なかなか劇場とか生の人間のパフォーマンスを見る機会ということには差があるなと思います。こちらにいらっしゃる議員の方々に異論はないと思いますが、人の声、肉声には大きなパワーがございますので、デジタルを介した機会であったとしても、地方にもそういった機会が提供されることを望みたいと思います。
では、最後に、これまでの質疑などをお聞きになって、松本大臣に所感や御感想をお伺いしてもよろしいでしょうか。
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松本洋平(自民)文部科学大臣
大変重要な御質問、御指摘をいただいたというふうに承知をしているところであります。
今回の著作権法の改正に合わせてということでありますが、文芸作品にも触れていただきました。済みません、先ほど、私のコンテンツの幾つかの紹介の中で、文芸が抜けておりましたけれども、これも本当に大切なことだと思っているところでもあります。また、これを海外に展開をするためには、おっしゃるとおりで、翻訳を含めた、そうした技術というよりも、やはり、我が国の文化だったりというものをしっかりと理解をしてくれる、そういう人を育てていくということも大変大事だと思います。
特に、日本の文芸作…
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38辻辻由布子(自民)
大臣、ありがとうございました。
政府は今、コンテンツ産業二十兆円を掲げています。これは、産業を強くし、経済的に豊かになることでなく、社会や人の心を豊かにする政策であると考えます。文化政策もこのように捉えて今後とも取り組んでまいりたいと思います。
ありがとうございました。
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