お答えを申し上げます。
公立小中学校につきましては、児童生徒の急増期を迎えていた約四十年前までに建設された施設が、現在、全体の約六割に上ってございます。特に、これらの施設におきましては、老朽化による安全上の懸念はもとより、議員御指摘のように、新しい時代に対応した教育環境の整備の面で課題が多いものというふうに考えてございます。
文部科学省におきましては、学校教育を進める上で必要な施設機能を確保するために、計画及び設計上の留意事項を示しました学校施設整備指針を策定しているところでございます。
これは順次改定を行ってございますが、直近の改定を令和四年に実施をしたところでございますけれども、この指針の中では、ICTの活用などにより学びのスタイルが多様に変容していくこと等を踏まえ、学校施設も時代の変化、社会的な課題に対応していく可変性が重要であること、また、議員御指摘の机のありよう、あるいは日照と採光の問題などについても配慮事項を示しているところでございまして、各学校設置者に対して、この指針に十分配慮して施設の整備を行うよう求めているところでございます。
また、学校施設整備指針に加えまして、ICTの活用という観点からは、児童生徒の健康に留意してICTを活用するためのガイドブック、これも令和四年に改定をいたしたところでございますが、この中でも、御指摘のように、例えば、日照の問題でありますとか机の大きさの問題などについて、ICTを導入した際の適切な状態について一定の記述を設けまして、これらに基づく取組を各学校設置者に求めているところでございます。
文部科学省といたしましては、今後も引き続き、新たな教育手法等を踏まえた、新しい時代の学びに対応した教育環境の整備に努めてまいりたいと考えてございます。自治体が整備主体ということになりますけれども、学校施設の整備に対する国庫補助などを通じて、そうした取組を支援してまいりたいと考えているところでございます。
112河河井昭成(国民)
ICT支援員の現場の配置も全ての学校にというふうにはなっていないですし、教員の確保もなかなかままならない状況の現場から、この負担増はなかなかの重荷になるはずなので、是非とも、なるべくその作業は少なく、できるならば人を新たに配置をする、ICT支援員、これから更に重要性を増すのではないかと考えますので、その辺の対応も、まだ時間がありますので御検討いただければと思います。
次の質問に行きます。
これまでの紙の教科書の価格は、小学校で一学年当たり四千円程度、中学校で六千円程度とされています。例えば小学一年生の国語の教科書は、一冊四百円前後となっているようです…
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113望望月禎文部科学省初等中等教育局長
お答えいたします。
今、河井委員からも御紹介いただきましたけれども、現在、児童生徒一人当たりの平均教科書費というのは、小学校が四千四百四十三円、中学校では六千百三十七円となってございます。一冊当たり、小学校では四百円程度となってございます。
今回、デジタルな形態を含む新たな教科書の価格につきましては、やはり紙とは違った特質の部分がございます。印刷代というものがなくなる一方で、クラウド通信料なども発生いたしますし、今後の物価変動等の状況も十分に注視をしなければならないと思ってございますので、現時点で、製造、供給に係るコスト構造がどのくらいであるかという…
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114河河井昭成(国民)
ありがとうございます。
GIGAスクール構想により一人一台端末の整備が進む中で、実際に児童生徒が学習に使用する教室の環境が、その活用に十分対応できているのかという点に配慮が必要であると考えています。
例えば、従来、紙の教科書やノートを前提としてきた机の広さでは、端末を置いた上で、紙の教科書や教材、ノートなどのスペースが十分に確保できないとの声を聞いています。場合によっては端末の落下などで破損につながる懸念など、結果として学習のしづらさにつながっているのではないかという声があります。さらに、画面を見ることが前提となる中で、教室内の自然採光や光の反射を含…
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- (上の発言)
115蝦蝦名喜之文部科学省大臣官房文教施設企画・防災部長
お答えを申し上げます。
公立小中学校につきましては、児童生徒の急増期を迎えていた約四十年前までに建設された施設が、現在、全体の約六割に上ってございます。特に、これらの施設におきましては、老朽化による安全上の懸念はもとより、議員御指摘のように、新しい時代に対応した教育環境の整備の面で課題が多いものというふうに考えてございます。
文部科学省におきましては、学校教育を進める上で必要な施設機能を確保するために、計画及び設計上の留意事項を示しました学校施設整備指針を策定しているところでございます。
これは順次改定を行ってございますが、直近の改定を令和四年に実施をしたところでございますけれども、この指針の中では、ICTの活用などにより学びのスタイルが多様に変容していくこと等を踏まえ、学校施設も時代の変化、社会的な課題に対応していく可変性が重要であること、また、議員御指摘の机のありよう、あるいは日照と採光の問題などについても配慮事項を示しているところでございまして、各学校設置者に対して、この指針に十分配慮して施設の整備を行うよう求めているところでございます。
また、学校施設整備指針に加えまして、ICTの活用という観点からは、児童生徒の健康に留意してICTを活用するためのガイドブック、これも令和四年に改定をいたしたところでございますが、この中でも、御指摘のように、例えば、日照の問題でありますとか机の大きさの問題などについて、ICTを導入した際の適切な状態について一定の記述を設けまして、これらに基づく取組を各学校設置者に求めているところでございます。
文部科学省といたしましては、今後も引き続き、新たな教育手法等を踏まえた、新しい時代の学びに対応した教育環境の整備に努めてまいりたいと考えてございます。自治体が整備主体ということになりますけれども、学校施設の整備に対する国庫補助などを通じて、そうした取組を支援してまいりたいと考えているところでございます。
116河河井昭成(国民)
施設整備指針をお示しということなんですけれども、最近、長寿命化で、それこそ四十年ぐらい築年数がたった校舎も、大事に大事に大規模改修しながら使用しているという現状にあります。その当時の設計思想のまま使用されているわけです、大きく機能は改善しませんので。そういうことも踏まえて、やはり、ここから先、どういうふうに対応していくのかというのは大事なんじゃないかなと考えているところですので、是非、また引き続きの検討、対応をお願いをしたいと思っています。
また、急速にGIGAスクールを進めてきたので、この辺りの検証が十分できているかということもお考えいただけたらなと…
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117
松本洋平(自民)文部科学大臣
今委員が御指摘をいただきましたように、ICT機器を利用するということは、子供たちにとってメリットもあればデメリットもある、そういうことも指摘をされているところであります。
メリットといたしまして、ICTの活用と学力の関係につきましては、現行の教科書代替のデジタル教科書をいつも使う児童生徒は、そうでない生徒と比べて、授業内容がよく分かるでありますとか、主体的な学びや対話的で深い学びができていると回答をした割合が高く、また、課題解決に取り組み、考えをまとめ、発表、表現する場面でICTを活用している学校の児童生徒は学力調査の各教科の正答率が高い、こうした調査…
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118河河井昭成(国民)
ありがとうございます。
小学校低学年の児童においても、ICT機器、またデジタル教科書を利用した学びについて、更に配慮が必要ではないかと考えます。
低学年の児童は、発達段階として、まだ集中の持続が非常に難しく、興味や関心が移ろいやすい時期であります。そうした中で、端末には様々な情報や機能が存在して、意図せず画面内の別の要素に注意が向いてしまう、あるいは、操作そのものに意識が向いてしまって授業への集中が途切れてしまうことがしばしば生じているというのが現場からの声です。
こうした点は、学びの質に直結する重要な論点であると考えます。基礎的な力を養うべき低学…
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