望月禎文部科学省初等中等教育局長

2026年3月11日・第221回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 61 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 177 発言)

お答え申し上げます。

文部科学省では、平成十三年度に第七次定数改善計画を策定、実施して以降、第八次というような、そうした計画の名前を打ちませんでしたけれども、先ほど中村副大臣からも御説明をさせていただきました、平成二十九年度から十年間ということで、障害に応じた特別の指導、いわゆる通級指導の基礎定数化、そして日本語能力に課題のある児童生徒への対応ということでの基礎定数化を進めてまいりました。また、令和三年度から、これはこの標準法の改正によるものですけれども、小学校三十五人学級を段階的に整備をしてきました。これは令和三年からの五年間でございます。また、令和四年度から小学校高学年の教科担任制の推進など、その時々の学校現場の課題なども踏まえながら、計画的な改善を進めてきたところでございます。

一方、今回の定数改善計画としましたのは、中学校三十五人学級を小学校に次いで確実に整備をすることと、小学校教科担任制をしっかりと小学校四年生まで進めているということ、いじめ、不登校などの現下の学校現場が抱える教育課題への対応のための体制整備を、昨年の給特法の改正とともに進めていることを計画的に行っていくことなどにつきまして自治体にもお示しをし、そして各自治体が見通しを持って計画的に教職員を採用、配置いただき、子供たちの教育環境を確実に改善していくために、定数改善計画として策定をするものでございます。

もう一つの御質問の、概算要求にございました学びの多様化学校、夜間中学、大規模共同調理場に関する基礎定数化について、概算要求時とは違って予算要求時にそれが落ちているんじゃないかという御質問でございますけれども、指導、運営体制の充実や働き方改革など、総合的に判断をいたしまして、最終的には予算案では養護教諭の配置充実と学校事務体制の機能強化を進めることとしたところでございます。

なお、学びの多様化学校につきましては、別途これを進めるための事業を設けてございます。夜間中学につきましても事業を設けてございまして、その事業を通じまして、各自治体ともよく話をしながら、その配置が徐々に進められてきているところでございます。また、大規模調理場につきましては、食の指導を充実するための必要な栄養教諭等の加配定数の措置などもございます。

したがいまして、今回の予算案では、養護教諭の配置充実と学校事務体制の機能強化を中学校の三十五人とともに基礎定数として措置をしたところでございます。

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