お答えいたします。
富富富は、育成に十五年かかりました。先ほども冒頭で御説明させていただきましたけれども、やはり高温傾向があるということで、コシヒカリはどうしても暑さに弱い面がありまして、米が白濁してしまう、品質を落としてしまう、一等米じゃなくて二等米に格下げになる、そうすると農家の皆さんも所得が減ってしまうということもありまして、そういった高温に強い品種というものを作るということは県や生産者の思いでもありましたし、やはり実需の皆さんからも、安定した高品質なお米を作ってほしいというようなことで、育成段階からそういった要請はいただいておりました。
開発の経過ですけれども、幾つかの候補から、最終的にこれを富富富にということで、どんどん選抜をしていったわけですけれども、その段階では、やはり実際に実需の方にも食べていただいて、見ていただいて、どれを品種にするかというようなところでの評価もいただいております。
さらには、それを品種として登録して、実際に普及をしなければいけない、生産者の皆さんに作ってもらわなければいけない。なかてですので、コシヒカリに替わって富富富を作るということで、それの生産拡大に向けては、富山県の方では、「富富富」戦略推進会議ということで組織いたしまして、JAですとか生産者団体、また流通関係者、消費者、そして飲食店の代表の方とか、あらゆる分野の方々にどうやって富富富を生産、販売、PRしていくかということで戦略を立てまして、そういった中で品種を育ててきたということがあります。
品種は、ただ作るだけではなくて、それを実際に栽培してもらわなければ完結しませんので、そういったことで進めてまいりました。
以上です。
37雄雄川洋子富山県農林水産総合技術センター所長
お答えいたします。
先ほど事例として挙げさせていただきましたドローンによる、例えば圃場の上から映し出して、何か異型株があるとか病気が画像で判断できれば、そこへ直接行って取ってくる。今は、圃場の中をずっと歩いて、目視で確認をしています。暑いさなかに非常に過酷な作業になっております。
ですので、そういったことは本当に理想的ではあるんですけれども、本県でも、農研機構と共同研究ということでそういったことにも取り組ませていただいておりますけれども、なかなかまだ実用化には至っていないということでありまして、もっと精度を高められるような研究を進めていただきたいなと…
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38油油木大樹一般社団法人日本種苗協会会長/株式会社武蔵野種苗園代表取締役社長
お答えいたします。
我々は、種子生産、特に野菜については、生産者の方が青果物を作った後、それから花を咲かせて種を取るというような作業になってまいりますので、AIを使っていく、あるいはドローンで監視するというのがなかなか難しい環境であることは確かでございます。
ただ、例えば果菜類は、施設の中で、現在の青果物でもAI、機械等による収穫を行っているものがございますので、それを応用していくことは十分可能ではないかというふうに思っております。
以上です。
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39柏柏倉祐司(維新)
ありがとうございます。
やはり各所各所で努力をされて、そういう新しい技術を取り入れているというのがよく分かりました。そういった更に新しい技術というものも、やはり国がしっかり後押しできるような環境を我々はつくっていかなければいけないなというふうにも感じました。ありがとうございます。
次は、雄川参考人にお伺いしたいんですが、富富富ですかね、この種を作るのに非常に御苦労をされたというようなお話も伺っております。その中で、どうしても実需者さん、実際に連携をして評価をし合っていくというようなパートナー、米の卸業者さんが多いのかもしれませんが、そういった実需者さ…
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- (上の発言)
40雄雄川洋子富山県農林水産総合技術センター所長
お答えいたします。
富富富は、育成に十五年かかりました。先ほども冒頭で御説明させていただきましたけれども、やはり高温傾向があるということで、コシヒカリはどうしても暑さに弱い面がありまして、米が白濁してしまう、品質を落としてしまう、一等米じゃなくて二等米に格下げになる、そうすると農家の皆さんも所得が減ってしまうということもありまして、そういった高温に強い品種というものを作るということは県や生産者の思いでもありましたし、やはり実需の皆さんからも、安定した高品質なお米を作ってほしいというようなことで、育成段階からそういった要請はいただいておりました。
開発の経過ですけれども、幾つかの候補から、最終的にこれを富富富にということで、どんどん選抜をしていったわけですけれども、その段階では、やはり実際に実需の方にも食べていただいて、見ていただいて、どれを品種にするかというようなところでの評価もいただいております。
さらには、それを品種として登録して、実際に普及をしなければいけない、生産者の皆さんに作ってもらわなければいけない。なかてですので、コシヒカリに替わって富富富を作るということで、それの生産拡大に向けては、富山県の方では、「富富富」戦略推進会議ということで組織いたしまして、JAですとか生産者団体、また流通関係者、消費者、そして飲食店の代表の方とか、あらゆる分野の方々にどうやって富富富を生産、販売、PRしていくかということで戦略を立てまして、そういった中で品種を育ててきたということがあります。
品種は、ただ作るだけではなくて、それを実際に栽培してもらわなければ完結しませんので、そういったことで進めてまいりました。
以上です。
41柏柏倉祐司(維新)
ありがとうございます。
十五年という長い年月をかけて開発されたということで、こういうお話を伺いますと、やはりこの法律を更にパワーアップして、日本の種子というのを守っていかなければいけないと痛切に感じる次第でございます。
次は、油木参考人にちょっとお伺いしたいんです。
今度、重要品種の育成に係る法案において、国が重要品種の育成、普及の旗振り役になるということで定まっております。ただ、都道府県が基本計画を立ててやっていくということなんですが、その中で、重要品種種苗生産事業活動計画というものを作る、それは、一か所に一つの種子、土地を集約化して効率化してい…
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42油油木大樹一般社団法人日本種苗協会会長/株式会社武蔵野種苗園代表取締役社長
お答えいたします。
今回の場合は、一番適当なのが施設栽培、施設による種苗の生産になってくると思いますけれども、地権者が替わっていても、我々が最初に委託するところは委託会社になると思います、共同体の会社になると思いますので、その共同体が地権者さんとうまく話が、契約がうまくいっていれば、何ら問題はないというふうに思っております。
よろしいですか。
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43柏柏倉祐司(維新)
ありがとうございます。
御自身ではなくて、その土地の集約化のエージェントにやってもらうということでよろしいんですかね。どうもありがとうございます。
最後に、これはお二方に聞かせていただきたいんですが、日本の種子栽培力というんでしょうか、非常に日本は様々な品種改良にたけているという国際的な評価があると思います。しかし、先ほど来から話が出ております、中国では、どんどんどんどん日本の何倍もの育成者権の登録が行われている。ただ、その数と実際の開発力、力というのに乖離があるのではないかというふうな声もございます。
世界の中での日本の品種開発力というものをどの…
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