ありがとうございます。
まず、私どものお客様の中で、インバウンドの方とそうでない方を定量的に把握しているかということで申し上げますと、残念ながら、そこまではできておりません。申し上げてしまうと、見た目で判断するしかないと思いますので、やはりそういったものを数字的にお店で把握して全体で取りまとめるということは、私どもとしては行っておりません。
インバウンドの影響がどの程度かということで申し上げると、私どもとしては、実は大分限定的だというふうには見ております。
これは私どものお店のコンセプトにも原因があると思いまして、私どもは、基本的に、インバウンドのお客様に特化したようなお店づくりというのはしないというのを、これは経営の方針としてそういう判断をしております。都心にあるはま寿司であろうと、郊外のロードサイドにあるはま寿司であろうと、同じはま寿司で、基本的には同じ商品。
価格に関しては、正直申し上げると、少し差をつけているお店はあります。これは、インバウンドのお客様がターゲットだからというよりは、やはりいろいろなコストが非常に高い立地というのは、特に都心部はございますので、人件費であり地代でありですね、ここは少し価格に差をつけさせていただくということは行っておりますが、インバウンドのお客様だからこれぐらいはいただくということは、私どもはやっておりません。
インバウンド需要が、お米の、ダウントレンドだと思っていたものが、実はこれだけ上がってしまった一つの要因であるということに関しては、これも私は定量的にきちっと把握をすべきだと思っております。
先ほど、四千万人、年間の訪日者数という数字はございますけれども、一年中いらっしゃるわけでは当然ないわけですね。一週間から十日というお話もありましたけれども、四千万人の方でも、一週間から十日というと、一年五十週と考えると一年の五十分の一とか、あるいは十日だったら四十分の一しかいないわけですね。ですので、インバウンドの方が四十名いらっしゃって住民一人分の消費量のはずだと思うんですけれども、そうすると、四千万人と言っていますけれども、住民にすると百万人分のインパクトしかないはずではないかなと思うんですよね。
まして、インバウンドの増分で捉えるとなると、ゼロだったのが四千万になったわけではありませんので、百万人以下のインパクトであろう。そうすると、日本の人口は一億二千万人おりますので、一%以下のインパクトですので、これは本当にそんなに需要増の主因なんだろうかというところは、私はちょっと腑に落ちないなというふうには思っていますので、ここも、きちっとデータ、ファクトに基づいた議論が必要ではないかというふうに考えております。
66木木下敏之(参政)
お答えありがとうございます。
昨日からずっと御社の決算資料だとか株主総会の資料を見ておりましたけれども、非常に厳しいといいながらも立派に利益を上げられておられるので、それをほかのことで見事に吸収されたんだなと思って、感心してお話を聞いておりました。
ただ、一俵三万円ということで、生産者が求める価格との差がやはりどうしても出てくると思うんですが、その差を公的に埋めるとしたらどのような仕組みがいいかというのは、外食産業の側としてどのようなお考えをお持ちでしょうか。
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67小小川洋平株式会社ゼンショーホールディングス代表取締役社長兼CEO
公的に埋めるという前提が、やはり私としては少しいかがなものかということは考えておりまして、基本的には需給のアンバランスでここまで高騰してしまったということだというふうに考えておりますので、需要に対して安定した供給、十分な供給がなされれば、必然的に妥当な範囲にある程度価格は収束していくのではないかというふうには思っております。
その上で、先ほど来ほかの参考人の方々のお話で出てくるように、規模の違いによってやはり一反当たりのコスト、一俵当たりのコストというのは当然違ってまいりますので、そこの差に対して、どういう政策目的でどういう支援をするかしないかというと…
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68木木下敏之(参政)
お答えありがとうございます。
私も、今回の米の高騰は、需要の予測を見誤った点がかなり大きいと思っていまして、今、日本大学の西川教授なんかが、過去に農林省の需要予測がどれぐらい外れたかという長期のデータも持っておられて、結構外すんですね。
そこで、御質問なんですが、まず、御社の場合、インバウンドの客かどうかを個別にデータ収集をされていらっしゃると思うんですけれども、コロナの収束後のこの三年間で、特に、はま寿司がいいのか、なか卯がいいのか、御社の業態の中で、インバウンドのお客の消費量というのはどれぐらい増えてきているものなんでしょうか。それから、インバウ…
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- (上の発言)
69小小川洋平株式会社ゼンショーホールディングス代表取締役社長兼CEO
ありがとうございます。
まず、私どものお客様の中で、インバウンドの方とそうでない方を定量的に把握しているかということで申し上げますと、残念ながら、そこまではできておりません。申し上げてしまうと、見た目で判断するしかないと思いますので、やはりそういったものを数字的にお店で把握して全体で取りまとめるということは、私どもとしては行っておりません。
インバウンドの影響がどの程度かということで申し上げると、私どもとしては、実は大分限定的だというふうには見ております。
これは私どものお店のコンセプトにも原因があると思いまして、私どもは、基本的に、インバウンドのお客様に特化したようなお店づくりというのはしないというのを、これは経営の方針としてそういう判断をしております。都心にあるはま寿司であろうと、郊外のロードサイドにあるはま寿司であろうと、同じはま寿司で、基本的には同じ商品。
価格に関しては、正直申し上げると、少し差をつけているお店はあります。これは、インバウンドのお客様がターゲットだからというよりは、やはりいろいろなコストが非常に高い立地というのは、特に都心部はございますので、人件費であり地代でありですね、ここは少し価格に差をつけさせていただくということは行っておりますが、インバウンドのお客様だからこれぐらいはいただくということは、私どもはやっておりません。
インバウンド需要が、お米の、ダウントレンドだと思っていたものが、実はこれだけ上がってしまった一つの要因であるということに関しては、これも私は定量的にきちっと把握をすべきだと思っております。
先ほど、四千万人、年間の訪日者数という数字はございますけれども、一年中いらっしゃるわけでは当然ないわけですね。一週間から十日というお話もありましたけれども、四千万人の方でも、一週間から十日というと、一年五十週と考えると一年の五十分の一とか、あるいは十日だったら四十分の一しかいないわけですね。ですので、インバウンドの方が四十名いらっしゃって住民一人分の消費量のはずだと思うんですけれども、そうすると、四千万人と言っていますけれども、住民にすると百万人分のインパクトしかないはずではないかなと思うんですよね。
まして、インバウンドの増分で捉えるとなると、ゼロだったのが四千万になったわけではありませんので、百万人以下のインパクトであろう。そうすると、日本の人口は一億二千万人おりますので、一%以下のインパクトですので、これは本当にそんなに需要増の主因なんだろうかというところは、私はちょっと腑に落ちないなというふうには思っていますので、ここも、きちっとデータ、ファクトに基づいた議論が必要ではないかというふうに考えております。
70木木下敏之(参政)
お答えありがとうございました。
インバウンドを取りに行っていないというお答えは大変意外でしたけれども、まさに計算方法はおっしゃるとおりでして、私も、農林省の説明で、インバウンドの増加分で需要予測を誤ったというのは、計算してみるとちょっとおかしいところが多々あって、その点はまた後で農林省にいろいろ問いただしたいと思うんですが。
それでは、毎年毎年、年度で計画を立てるときに、一年分のお米の消費量を予想されて発注をされると思うんですけれども、その需要の予測というのはどのような計算方式でやっていらっしゃるのか。特に、世代別の消費量を見たり、いろいろなデータを…
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71小小川洋平株式会社ゼンショーホールディングス代表取締役社長兼CEO
ありがとうございます。
私どものお米の消費量の予測というのは、やはりあくまで私どものお客様の中の動態の予測にはなりますので、余りマクロ経済的に、日本全体の消費動向がどうだからというところまではやっていないというのが正直なところでございます。
多数の業態を私どもは抱えておりますので、私どものそれぞれの業態の今の入客のトレンドを勘案して、今年これぐらい伸びるとするとこれぐらいのお米が必要だという、あくまで内部の数値に基づいた推計をしておりますので、外部環境に関しては余り考慮に入れていないというのが正直なところでございます。
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72木木下敏之(参政)
ありがとうございました。
なかなか教えていただけないことも教えていただいて、ありがとうございました。
時間も大分たちましたので、では、生産者側の方に、最後に三人にお聞きしたいと思います。
後継者が出てこないというのは、私はちょっと前まで大学の教授をしておりまして、学生の就職の話なんかを面倒を見ていたんですが、やはり若い人たちが言うのは、手取りは幾らぐらいですかねとか、三十歳になったら年収はどれぐらいですかねとか、福利厚生はどうですかということを聞いてくるわけですね。
それで、お三方にお伺いしたいのは、初任給であると大体どれぐらいなのか、三十歳で大…
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