小川洋平株式会社ゼンショーホールディングス代表取締役社長兼CEO

2026年5月20日・第221回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 69 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 91 発言)

ありがとうございます。

まず、私どものお客様の中で、インバウンドの方とそうでない方を定量的に把握しているかということで申し上げますと、残念ながら、そこまではできておりません。申し上げてしまうと、見た目で判断するしかないと思いますので、やはりそういったものを数字的にお店で把握して全体で取りまとめるということは、私どもとしては行っておりません。

インバウンドの影響がどの程度かということで申し上げると、私どもとしては、実は大分限定的だというふうには見ております。

これは私どものお店のコンセプトにも原因があると思いまして、私どもは、基本的に、インバウンドのお客様に特化したようなお店づくりというのはしないというのを、これは経営の方針としてそういう判断をしております。都心にあるはま寿司であろうと、郊外のロードサイドにあるはま寿司であろうと、同じはま寿司で、基本的には同じ商品。

価格に関しては、正直申し上げると、少し差をつけているお店はあります。これは、インバウンドのお客様がターゲットだからというよりは、やはりいろいろなコストが非常に高い立地というのは、特に都心部はございますので、人件費であり地代でありですね、ここは少し価格に差をつけさせていただくということは行っておりますが、インバウンドのお客様だからこれぐらいはいただくということは、私どもはやっておりません。

インバウンド需要が、お米の、ダウントレンドだと思っていたものが、実はこれだけ上がってしまった一つの要因であるということに関しては、これも私は定量的にきちっと把握をすべきだと思っております。

先ほど、四千万人、年間の訪日者数という数字はございますけれども、一年中いらっしゃるわけでは当然ないわけですね。一週間から十日というお話もありましたけれども、四千万人の方でも、一週間から十日というと、一年五十週と考えると一年の五十分の一とか、あるいは十日だったら四十分の一しかいないわけですね。ですので、インバウンドの方が四十名いらっしゃって住民一人分の消費量のはずだと思うんですけれども、そうすると、四千万人と言っていますけれども、住民にすると百万人分のインパクトしかないはずではないかなと思うんですよね。

まして、インバウンドの増分で捉えるとなると、ゼロだったのが四千万になったわけではありませんので、百万人以下のインパクトであろう。そうすると、日本の人口は一億二千万人おりますので、一%以下のインパクトですので、これは本当にそんなに需要増の主因なんだろうかというところは、私はちょっと腑に落ちないなというふうには思っていますので、ここも、きちっとデータ、ファクトに基づいた議論が必要ではないかというふうに考えております。

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