山口靖農林水産省農産局長

2026年4月16日・第221回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 134 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 151 発言)

お答え申し上げます。

肥料の安定調達リスクが高まる中で、下水汚泥などの国内資源を活用した肥料転換に向けた取組を着実に推進してまいりたいというふうに考えておりますが、その際に、やはり委員から御指摘の安全性に懸念を感じている農業者がいることのほか、農業者の減少が進む中で、化学肥料に比べて農地への散布に手間がかかっているというようなことなど、利用する側から見た課題もあって、産地全体で課題解決に取り組んでいくことが重要であるというふうに考えております。

このため、農水省としては、安全性の発信ですとか、機械散布に適した肥料化施設の整備を行うとともに、原料供給、肥料製造、農業現場の三者のマッチング強化のための協議会を創設しております。この幹事には全国域の農協系統組織に、会員には県域を含めた十七の農協系統組織にも参画いただいているところでございます。

あと、昨年から、全国の先進事例を表彰するイベントを開催しておりますが、その中で、農協関連の下水汚泥利用の取組が大賞を受賞しております。これは、農協系統組織が主体となって、安全性を含めた成分値が安定し、機械まきにも適した肥料製品を作って、広く組合員に利用を進めた優良事例なんですけれども、こういうような取組を農協系統の皆さんとの連携の下で横展開をして、汚泥の、国内資源の利用拡大に向けた取組を強力に推進してまいりたいというふうに考えております。

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