坂勝浩農林水産省消費・安全局長

2026年4月16日・第221回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 47 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 151 発言)

お答え申し上げます。

テンサイシストセンチュウは、キャベツや白菜等のアブラナの仲間などの作物の根に寄生する線虫でございます。寄生された場合、委員御指摘のとおり、作物の生育が不良となることによりまして、収量が低下するといった被害がもたらされます。我が国におきましては、平成二十九年に長野県において初めて発生が確認されたところでございます。

今月になりまして、愛知県東三河地域のキャベツの生産圃場におきまして、生育不良が生じた地点の土壌を調べてみたところ、テンサイシストセンチュウの発生が確認されたところでございます。

まずは、この地域の中でのどのくらいの範囲で発生しているかといったことを速やかに特定することが重要でございます。愛知県、関係市町村、JAなどと連携いたしまして、速やかに周辺地域の実態調査を進めたいというふうに考えております。また、生産者の皆様に対しましても、生育不良が生じている圃場がもしありました場合には通報いただくよう呼びかけをしてまいりたいというふうに考えております。

また、この線虫は土壌の中に生息しておりまして、土壌がほかの圃場などに移るというような人為的な行為を介しまして蔓延が発生いたしますことから、当面の対策といたしまして、生産者の皆様に、機械や収穫物等に付着した土の移動に十分御注意いただくべきことを周知してまいりたいというふうに考えております。

今後、この実態の調査の結果を踏まえまして、有識者、それから現地の関係者の皆様の参画も得ながら、産地の状況に応じた具体的な防除対策を立案してまいりたいと考えております。

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