大島敦 (中道改革連合)

2026年7月15日・第221回国会 衆議院 内閣委員会 第26号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 20 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 86 発言)

この場の答弁だと難しいかもしれないと思う。ただ、今後の課題として、本当に傷んでいる。

この間、この場で発言させていただいたのは、基礎研究が大切だという話。基礎研究を支える各研究機関にある物、最先端の研究設備を造る工房の予算も削られているし、それを支えている技術者の皆さんも減っているわけですよ。この効率化係数によって、そういうところがどんどんどんどん減らされている。

やはり、今政府が取り組んでいるのは、私は可としています。政府が取り組んでいるのは可としているんですけれども、研究開発費をしっかりやろうというのと効率化係数を残すというところが、私としては、若干そごがあるように思っていまして。

大島も、これは二〇二二年の二月七日の予算委員会でこういう発言をしている、今から四年前に。コロナ対策で約二百兆円規模の財政出動ができたのであれば、日本の成長のためには、今後十年間で同規模の投資を科学技術、産業政策に使うことも必要ではないかと述べさせていただいて、かつ、国債に対する信頼が失われるという意見に対しては、日本国として、これだけ産業政策をするので、日本の成長余力があるから大丈夫であるとしっかり理論的に説明できたら、国債に対する信頼も揺らがないという発言をさせていただいて、これが今から四年前。

そして、その翌年には、これは経済産業委員会で、ここ十年で二百兆円を超えて、研究開発を中心とした需要をつくらない限り、日本の企業は乗ってこないとまで言っていて。

私、今政府がやろうとしていることは、否定は全然していない。私が何ゆえに研究所を全て訪問しているのか。どこに日本の最先端があるのかを見に行っているわけ、どこに成長の余力があるのか。その中で気づいたのが、現場が傷んでいるということだ。基礎体力がないのにオリンピックに出るというのが、今の日本の科学技術の在り方だと。十年かかります、基礎体力をつけるのに。

お手元の資料を見ていただければ、中国の台頭について述べている資料を大分つけてあるので。上位一%、ですから、上位一%は本当の厳選された論文で、引用されているのを見ていただくと、もう米国を抜いて中国の方が高くなっているんだ。ネイチャーインデックスの最新版で、世界で研究開発力のある研究所、大学だと、ハーバードしか入っていない。ハーバードも、去年に比べれば二位から三位に落ちていたりするので。基礎的な研究がしっかりないと、本当のイノベーションは起きないので。

是非、城内大臣には、骨太方針の中に一言、この効率化係数をやめればという一言をいただけると。閣議決定でもいいんですけれども、効率化係数を見直すとか、あるいは、骨太方針の中に、効率化係数はやめるということを書いていただくと、大分役所として動きやすくなる。やはり皆さん真面目ですから、真面目に法律と条例と規則にのっとって権力を行使する仕事をしているので、政治の側でここをいじってやらないと終わらないと思うの。財務省の皆さんは真面目ですから、できるだけ予算を減らそうとする。

ですから、これが、今、産総研だと二〇三一年まで五年計画が決まって、各役所も五年計画なんですけれども、その縛りを五年を待たずに解き放ってやることが、私は、日本のイノベーション、本当の意味でのイノベーションは必要だと思うので、城内大臣、お願いします。

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