長妻昭 (中道改革連合)

2026年6月26日・第221回国会 衆議院 内閣委員会 第24号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 54 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 211 発言)

今申し上げた懸念が払拭される答弁とは思えないんですね。

幾つか新聞記事があるんですが、これは一九三八年五月十日の夕刊、読売新聞の記事であります。対米戦争の三年前でございます。過去の日本も今回と同じような動き、ムーブメントが出てきた時代があったんですね。このタイトルは、「白地に赤き純潔の“日の丸”を守れ! 国旗冒涜者が意外に多いと県が検閲標準を定む」「精神総動員へ」ということで、当時、国民精神総動員ということで運動があったというふうに聞いております。日中戦争が始まった一九三七年頃から、日の丸は戦意高揚のためのシンボル的及び国民統合の装置としての役割を担うようになった、日の丸への落書きが禁じられるなど、日の丸に権威を持たせるための動きというようなことでございました。

過去、日本では、一方的な空気がつくり上げられて極端な方向に一気に動いたという大変苦い歴史の教訓がございます。暗い時代が来ないようにするためにも私たち国会議員の責任は大きいということを肝に銘じなければならないというふうに感じているわけで、その中で、今回の質疑を慎重にしているということであります。

もう一つ、先日の質疑の中で、法案提出者の中から、この立法事実について、昨今の御時世に鑑みて社会的法益を守っていく、こういう御答弁があったんですが、昨今の御時世というのはどんな御時世なんでしょうか。

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