三谷秀史元内閣情報官/元拉致問題対策本部事務局長

2026年4月16日・第221回国会 衆議院 内閣委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 40 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 113 発言)

お答えいたします。

まず、内閣情報調査室に私がおりました当時、ほとんどの省庁から出向者をいただいておりまして、さらに、そこに民間からも人に来ていただいておりました。この人たちに、いかに、自分の省庁に対してよりも国家、政府、内閣、総理に尽くすんだという意識を植え付けるかというのは情報官にとって大変大事な仕事であると理解し、かつ、相当、力をその面でも尽くしてきたと思います。

先ほど小林参考人から、情報トップとしての資質の四項目がございましたが、私は、加えて、内閣情報調査室長には、情報官ではなくて調査室長には、中小企業の社長的な素質、要するに、四百人足らずの組織を一本にまとめていく、意識を一つにする、そういう努力、能力がある人間というものも必要であろうかというふうに思っております。

それから、お尋ねにございましたが、直接報告したがる、これは今でもあると私は想像できます。それは、自分たちの情報の有効性をアピールしたいという一種のプロ意識といえばプロ意識かもしれませんが、ただ、同時に、これも十五年前の話で恐縮でございますが、私は二つのことを行いました。一つは、定期的にそれぞれの機関の長を私と一緒に総理のところへ入ってもらう、報告チャンスをつくるということ、あえて言えば、アピールする機会をつくってさしあげるということと、もう一つは、直接報告することまでは妨げませんと、これは提言にも書き込んだつもりでございますが、妨げないけれども、その前か後には教えてねということもお願いしておりました。実際、ある省庁が、これは本当にあった話です、このまま報告すると大きなミスをするよというのに出くわしたこともございます。それは修正をお願いいたしました。

以上が私の答えでございます。ありがとうございました。

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