失礼いたします。
私どもの立場として申し上げると、公務員の給与水準というのが必ずしも低いとは考えてはおりませんのですが、ただ、御指摘のように、給与面のインセンティブによりまして民間企業を就職先に選ばれる方がいらっしゃるということもまた理解をしております。
何を決め手に職業を選ぶかというのは個々人の生き方や環境等により異なりますけれども、政府が行う情報業務というものは、国民全体の奉仕者として公共の利益のために働くことの魅力を特に感じ取ってもらいやすい分野であると考えており、こうしたやりがいを学生の皆さんに訴えていくことが重要であると考えております。
業務の漠然としたイメージは、フィクションやノンフィクションの作品を通じて世によく知られているわけでございますけれども、職業としてのインテリジェンスというものが実在することを容易に思いつかない方が多いはずでありまして、また、せっかく思いついた方も、先ほどお褒めの言葉をいただいたんですけれども、我々の採用用の資料は、秘密保全の要請から何もかもを説明するわけにもいかないものとなってしまっているという問題もございます。
外国の情報機関の中には、美麗で分かりやすい公式サイトを設けて、具体の業務内容までには踏み込まないんですけれども、組織の側が欲する多様な専門分野を採用活動の目的でかなり明確に列挙している例もございまして、そうした取組も参考にしてみたいと考えております。
情報活動の高度化や複雑化が進んだ結果といたしまして、外国語を学んだ方のほか、国際政治を学んだ方、情報工学や先ほど出ましたAI、データサイエンスを研究なさった方、さらには学際的な学部・学科で学んだ方など、必要な専門分野は拡大をしておりまして、これまで以上に幅広い学部・学科に訴えかけてまいることが重要だと考えております。
また、こうしたやりがいのある職場について、民間から転職してもよいと考えている方もいらっしゃいますでしょうし、また、一定期間内であれば自分のキャリア形成のために出向してもよいと考えている方もいらっしゃるでしょうから、新卒採用と併せまして、中途採用や官民人事交流も是非強化して、総合的な人材確保策を推進してまいりたいと考えております。
他方で、処遇の問題につきましては、直ちに解決というわけにはいかないものですから、関係当局とよく相談して議論を進めてまいります。
106
大空幸星(自民)
ありがとうございます。
何度も御答弁をいただいておりますように、同盟国、同志国との協力関係をしっかりと構築をしていくということは極めて重要でありますし、ファイブアイズの国々のみならず、基本的価値を共有する国々との連携体制の構築というのを、本法案が成立した場合には是非とも取り組んでいただきたいというふうに思います。
国際協調という観点から、もう一問お伺いをさせていただければと思います。
この委員会においても、様々な人材育成の観点からやり取りが交わされているところでございます。先週の答弁においても、省庁横断的な研修の重要性についても言及があったと承知を…
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107岡岡素彦内閣官房内閣審議官
失礼いたします。
人材育成、今後、我が国の情報コミュニティーの各機関が、情報活動に従事する職員らにその知識や技能の向上を図っていく、そういうためには、役所内部のメソッドやノウハウなどを整理して共有するだけでは十分ではございません。部外の考えを積極的に取り入れていく必要があると考えております。
先ほども民間企業の話がございましたけれども、一定の秘密保全契約の下に優れた民間企業との協力関係を構築することも一つでございますし、また、委員御指摘のあった友好国の情報機関に助力を得ることも大いに考えられます。友好国の情報機関は、長年の組織運営を通じて人材育成のメ…
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108
大空幸星(自民)
ありがとうございます。
お互いに人を送り込むとかといったこともあるかもしれませんし、研修であるとかキャパシティービルディングに係る教育体制の推進といったことをやることによって同盟国や同志国との関係強化、その入口ができるといったような側面もあるというふうに思っておりますので、これから具体的な検討を進めるに当たって、是非、国際的な人材育成の在り方みたいなことも観点として御議論をいただきたいというふうに思います。
もう一問、人材についてお聞かせをいただきたいんです。
先週の本委員会における別の委員の質問への答弁として、岡さんから、ゼネラリストも必要なんだ…
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- (上の発言)
109岡岡素彦内閣官房内閣審議官
失礼いたします。
私どもの立場として申し上げると、公務員の給与水準というのが必ずしも低いとは考えてはおりませんのですが、ただ、御指摘のように、給与面のインセンティブによりまして民間企業を就職先に選ばれる方がいらっしゃるということもまた理解をしております。
何を決め手に職業を選ぶかというのは個々人の生き方や環境等により異なりますけれども、政府が行う情報業務というものは、国民全体の奉仕者として公共の利益のために働くことの魅力を特に感じ取ってもらいやすい分野であると考えており、こうしたやりがいを学生の皆さんに訴えていくことが重要であると考えております。
業務の漠然としたイメージは、フィクションやノンフィクションの作品を通じて世によく知られているわけでございますけれども、職業としてのインテリジェンスというものが実在することを容易に思いつかない方が多いはずでありまして、また、せっかく思いついた方も、先ほどお褒めの言葉をいただいたんですけれども、我々の採用用の資料は、秘密保全の要請から何もかもを説明するわけにもいかないものとなってしまっているという問題もございます。
外国の情報機関の中には、美麗で分かりやすい公式サイトを設けて、具体の業務内容までには踏み込まないんですけれども、組織の側が欲する多様な専門分野を採用活動の目的でかなり明確に列挙している例もございまして、そうした取組も参考にしてみたいと考えております。
情報活動の高度化や複雑化が進んだ結果といたしまして、外国語を学んだ方のほか、国際政治を学んだ方、情報工学や先ほど出ましたAI、データサイエンスを研究なさった方、さらには学際的な学部・学科で学んだ方など、必要な専門分野は拡大をしておりまして、これまで以上に幅広い学部・学科に訴えかけてまいることが重要だと考えております。
また、こうしたやりがいのある職場について、民間から転職してもよいと考えている方もいらっしゃいますでしょうし、また、一定期間内であれば自分のキャリア形成のために出向してもよいと考えている方もいらっしゃるでしょうから、新卒採用と併せまして、中途採用や官民人事交流も是非強化して、総合的な人材確保策を推進してまいりたいと考えております。
他方で、処遇の問題につきましては、直ちに解決というわけにはいかないものですから、関係当局とよく相談して議論を進めてまいります。
110
大空幸星(自民)
ありがとうございます。
岡内閣審議官の謙虚な御答弁もいただいたんですけれども、やはり現実的には、国家公務員の皆さんの給与体系と、基準と、実際に恐らく皆さんがターゲットとして確保していきたいと思っている学生の皆さんとの認識の間にはかなり差があるんだろうと思うんですね。
もちろん、給与面で公務員の道を選ぶということではないと思いますし、今おっしゃっていただいたように、やりがいといったところで職業としてのインテリジェンスをしっかり確立していく上で、本法案というのは非常に重要な入口だというふうに思っております。
やはり秘密保全というものがあって、同時に、ど…
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111岡岡素彦内閣官房内閣審議官
お答えいたします。
御指摘のとおり、法案第六条第三項の規定によりまして、いわゆる常任のメンバーではない国務大臣の方を、議案を限って、議員として、臨時に会議に参加させることができるとされております。
お尋ねのありました経済安全保障にせよサイバーの関係にせよ、そうなんですけれども、一般のインテリジェンス省庁では持っていないネットワーク、例えば、先ほど来出てきますような関連先端企業との関係でございますとか、あるいは、それが国内だけでなくて外国へのネットワークも広がっていて、そういった方々からかなり秘匿性の高いインテリジェンスを入手することができる、そういっ…
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112
大空幸星(自民)
ありがとうございます。
情報を提供する側も受け取る側も、私は、双方、どっちの立場にもなるというのは、一つのインテリジェンス機能の強化においても重要だろうというふうに思っておりまして、政治家という議論もありましたけれども、様々な事態に即して柔軟に対応していただきたいというふうに思っております。
先ほどおっしゃっていただいた臨時に参加できる規定の趣旨について、もう少し詳しくお聞かせをいただきたいんですけれども。
本法案では、必要があると認めるときには、基本構成員以外の国務大臣を、議案を限って、臨時に参加させることができるというふうにされております。複雑…
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