岡素彦内閣官房内閣審議官

2026年4月10日・第221回国会 衆議院 内閣委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 313 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 365 発言)

お答えいたします。

私どもが理解している欧米主要国の情報機構の設計思想といたしましては、まず、複数の情報機関によりインテリジェンスコミュニティーという村が形成されておりまして、これらの収集する情報が一点に集約されて、総合分析、総合評価を行うというプロセスが確立されております。また、政策部門からの要求に基づいて情報活動というものが推進され、その成果が政策部局に提供され、そのフィードバックを受けて、また新たな情報活動を行うというサイクルもございます。

お尋ねの点でございますけれども、このような情報部門と政策部門の連携が図られつつも、情報評価と政策判断がそれぞれ客観性、独立性を確保されなければいけないという観点から、過度な相互干渉が行われないように、各国の行政機構の事情に応じた方法で部門間の分離が図られている、こういったことが特徴であると思っております。

したがいまして、我が国におきましても、情報の集約と総合評価、あるいは政策部門と情報部門との連携によるインテリジェンスサイクルの確立、こういったものを推進する一方で、過度な相互干渉を防ぐための両部門の分離というのが配意すべきことだと考えておりまして、関連制度の設計や運用を行う際にも、こうした考えを反映させてまいりたいと思っていますし、本法案の内容はそれを具体化したものであるというふうに考えております。

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