資質、能力についてもしっかり対応していくという御答弁がありましたけれども、平成三十年の改正の検証ということについて先ほど森委員から質問させていただきました。一割、受験者が増えたということでございますけれども、私が調べたデータによりますと、やはり、一級建築士の試験については、難易度が高いために、合格者数については増加をしていないというデータがございます。
受験者数は増えたけれども合格者は変わらないということを含めて、人員の底上げになかなか結びついていない状況もありますけれども、先ほど質問させていただきました、様々な専門性ですとか能力というもの、新しい様々な分野で建築士の皆様が御活躍いただくということを考えますと、若い世代がやはり建築士を目指していただく環境づくり、これを総合的に対応していくということが極めて重要だというふうに思っております。
資格の価値というものを再度評価するとともに、待遇改善も含めた施策も一体として進めていくことが極めて重要です。建築士の職務は、構造物の安全性に直結する、人命に関わる重要な職務でありまして、資格の価値は極めて高いということ、このことを改めて認識をし、この価値を守りつつ、将来建築士を目指す若者を増やしていくための取組、是非、国交省に強くこのことに取り組んでいただくことをお願いを申し上げたいというふうに思います。
以上で建築士の改正についての質問を終わらせていただきまして、私、次は、九州新幹線西九州ルートについて質問させていただきたいと思います。
先週は大きく新幹線に関わることが動いた一週間だったというふうに思っております。十五日には、与党準備会において北陸新幹線の延伸ルートにつきまして、ルートの案が採用されました。十七日には、九州新幹線西九州ルートの未整備区間、新鳥栖―武雄温泉間について、国交省の水嶋事務次官と佐賀県知事の間で合意文書、九州新幹線西九州ルートの在り方に関する二者合意が交わされました。
これまで佐賀県の御理解がなかなか得られない状況が続いておりましたけれども、水嶋事務次官と佐賀県知事がこれまで十一回に及ぶ会談を重ねていただいて信頼醸成を図っていただいて、来年度から環境アセスメント、このことを実施する合意に至ったということにつきましては、フル規格に向けた、全線開通に向けた第一歩ということで、心より敬意を表し、大きな前進であると私も受け止めさせていただいております。
一方で、国と佐賀県の合意内容は多岐にわたっております。先ほど申し上げた環境アセスの実施、また、その事前調査の実施、財政負担の問題、在来線の問題、地域振興の問題、また、今後の取扱い等が記載をされております。
今回の合意については、これまで大臣も異例の取組とされていた事務次官と佐賀県知事との二者合意が実現をしたわけでございますけれども、この合意内容について、大臣の御見解をまずお伺いをさせていただきます。
45
冨樫博之(自民)
次に、西岡秀子君。
この発言のページ
46
西岡秀子(国民)
国民民主党・無所属クラブ、西岡秀子でございます。
本日は、質問の機会をありがとうございます。
早速質問に入らせていただきます。
私からも、この後、起草が予定をされております建築士法の一部を改正する法律案について質問させていただきます。
この度の改正は、高齢化が進展している建築士の数を将来にわたり確保するために、在学中の受験を可能とするなどの様々な内容が法案に盛り込まれていると承知をいたしております。
先ほど森委員の方からも質問させていただきましたけれども、平成三十年の改正に続いての改正ということになりますけれども、昨年四月施行の改正建築基準法に…
この発言のページ
47宿宿本尚吾国土交通省住宅局長
お答えいたします。
現在検討されております建築士法の改正案は、建築士試験の内容や水準を変更するものではないと承知をしております。
一方、建築士試験の内容につきましては、現在、中央建築士審査会におきまして、見直しに向けて御議論をいただいているところであり、こうした取組を通じて、引き続き、建築士になる方々の資質、能力を確保してまいります。
さらに、建築士の方々には、資格取得後の制度改正などにも適切に対応していただく必要がございます。建築士法では、建築士の方々に対して、三年に一回の定期講習を義務づけております。
国土交通省といたしましては、試験の内容の…
この発言のページ
- (上の発言)
48
西岡秀子(国民)
資質、能力についてもしっかり対応していくという御答弁がありましたけれども、平成三十年の改正の検証ということについて先ほど森委員から質問させていただきました。一割、受験者が増えたということでございますけれども、私が調べたデータによりますと、やはり、一級建築士の試験については、難易度が高いために、合格者数については増加をしていないというデータがございます。
受験者数は増えたけれども合格者は変わらないということを含めて、人員の底上げになかなか結びついていない状況もありますけれども、先ほど質問させていただきました、様々な専門性ですとか能力というもの、新しい様々な分野で建築士の皆様が御活躍いただくということを考えますと、若い世代がやはり建築士を目指していただく環境づくり、これを総合的に対応していくということが極めて重要だというふうに思っております。
資格の価値というものを再度評価するとともに、待遇改善も含めた施策も一体として進めていくことが極めて重要です。建築士の職務は、構造物の安全性に直結する、人命に関わる重要な職務でありまして、資格の価値は極めて高いということ、このことを改めて認識をし、この価値を守りつつ、将来建築士を目指す若者を増やしていくための取組、是非、国交省に強くこのことに取り組んでいただくことをお願いを申し上げたいというふうに思います。
以上で建築士の改正についての質問を終わらせていただきまして、私、次は、九州新幹線西九州ルートについて質問させていただきたいと思います。
先週は大きく新幹線に関わることが動いた一週間だったというふうに思っております。十五日には、与党準備会において北陸新幹線の延伸ルートにつきまして、ルートの案が採用されました。十七日には、九州新幹線西九州ルートの未整備区間、新鳥栖―武雄温泉間について、国交省の水嶋事務次官と佐賀県知事の間で合意文書、九州新幹線西九州ルートの在り方に関する二者合意が交わされました。
これまで佐賀県の御理解がなかなか得られない状況が続いておりましたけれども、水嶋事務次官と佐賀県知事がこれまで十一回に及ぶ会談を重ねていただいて信頼醸成を図っていただいて、来年度から環境アセスメント、このことを実施する合意に至ったということにつきましては、フル規格に向けた、全線開通に向けた第一歩ということで、心より敬意を表し、大きな前進であると私も受け止めさせていただいております。
一方で、国と佐賀県の合意内容は多岐にわたっております。先ほど申し上げた環境アセスの実施、また、その事前調査の実施、財政負担の問題、在来線の問題、地域振興の問題、また、今後の取扱い等が記載をされております。
今回の合意については、これまで大臣も異例の取組とされていた事務次官と佐賀県知事との二者合意が実現をしたわけでございますけれども、この合意内容について、大臣の御見解をまずお伺いをさせていただきます。
49
金子恭之(自民)国土交通大臣
西岡委員にはこの問題は何度も取り上げていただいておりますが、西九州新幹線の新鳥栖―武雄温泉間につきましては、水嶋国土交通事務次官と山口佐賀県知事との間で昨年十月よりフル規格での整備を前提とした意見交換が行われてきましたが、今般、両者間で環境影響評価手続の実施等について合意に至りました。
次官と知事が個別の政策課題に関する意見交換を重ねることは異例のことでございましたが、今回の合意文書は、水嶋次官と山口知事がそれぞれ国土交通省と佐賀県を代表する立場で真摯に協議を重ねた結果取りまとめたものであり、新たな一歩を踏み出すものであると認識をしております。
今回…
この発言のページ
50
西岡秀子(国民)
ありがとうございます。
やはり環境アセスに向けた、予算確保も含めて、大臣にはしっかり取組をお願いを申し上げたいと思います。
その上で、合意文書の中に、国がフリーゲージトレインの導入を断念した特殊事情により現在の状況に至っていること、これが明記をされました。私もこれまで質問の中で申し上げてきたことでございますけれども、このことが明記された意義は、私自身、極めて大きいというふうに認識をいたしております。合意文書には、このことにより、佐賀県の地方負担に一定の上限を設けるなど特別な配慮を行うとされております。
今、合意したばかりで日にちも浅い状況の中で、な…
この発言のページ
51五五十嵐徹人国土交通省鉄道局長
お答え申し上げます。
西九州新幹線を含む整備新幹線の整備財源については、法令上、貸付料などと、それを除いた額の国と地方による負担とすることとされております。
こうした仕組みを前提として、佐賀県からは、かねてより地方負担に関して懸念が示されており、水嶋次官と山口知事との協議においても佐賀県による財政負担の在り方についての議論が深められてきたところです。その結果、今回の合意文書において、財政負担に関する事項が盛り込まれたものと承知をしております。
国土交通省といたしましては、財政負担の在り方について、関係者間でよく議論してまいりたいと考えております。
…
この発言のページ