犬飼明佳 (中道改革連合)

2026年3月10日・第221回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 60 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 202 発言)

中道改革連合の犬飼明佳でございます。

この度の衆議院選挙で、比例区東海ブロックで初当選をさせていただきました。地元は愛知県でございます。食品メーカーの営業マンを経て、愛知県議会議員を務めてまいりました。地域の声を大切にして、国と地方をつなぐ力になりたいと決意をしております。お世話になりますけれども、どうぞよろしくお願いをいたします。

それでは、早速質問に入らせていただきます。

まず、道路陥没を防ぐ上下水道の老朽化対策と路面下空洞調査についてお伺いをいたします。

十二月二十日に、金子大臣におかれましては、下水道管路の複数化事業、そして空洞調査の御視察をされたということを、報道と、またXを拝見をさせていただきました。本当に現場を大切にされる大臣には敬意を申し上げます。

実は、私も、埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故を受けまして、昨年三月、地元の名古屋市内の下水管の更生工事を視察をいたしました。実際にマンホールから下水管に入りまして、内部の状況を確認しました。管自体が高さ二・五メートル、幅が三・二メートルという管路でありまして、雨水が主流でありましたので、臭い、臭気というものは余りありませんでした。そのときは五十センチほどの水量でしたけれども、梅雨や台風時期には一・五メートル近くまで増水をして流れるという管路であります。

内部を見ますと、やはり剥離やひび割れというものがところどころありました。ただ、今回の工事は、既設管の中に硫化水素の影響を受けにくい硬質塩化ビニールを巻き付ける、そうした更生工法が用いられておりました。したがいまして、老朽化対策と同時に耐震性の向上も図られておりました。

この道路陥没は全国で二〇二四年度に九千八百六十六件に上りました。私の地元の愛知県は五百三十三件と全国で三番目に多く、八潮の事故を受けた重点特別調査におきましても、緊急度1の下水道延長が約十四キロメートルと、全国で最も長い結果となりました。先ほど申し上げました更生工事等が進められているものの、やはり管路の経年劣化が全国平均よりも進んでいる状況であります。

こうした状況を踏まえまして、愛知県では、西三河地域で、上下水道インフラの持続可能性を確保するため、県と市町が連携し、事業の一体化、広域化に向けた協議が始まっております。人口減少や技術者不足が進む中、地域全体で経営基盤を強化するための大変重要な取組であると思います。

以上、こうした全国的な危機感と愛知県の現状、さらには西三河地域の先進的な取組を踏まえまして、質問をさせていただきます。

まず、上下水道の老朽化対策、メンテナンスの予算確保についてであります。

老朽化した管路の更新、修繕は、道路陥没事故に直結する最重要課題であります。しかし、多くの自治体では、人口減少による料金収入の減少、技術職員不足、更新費用の増大により、予防保全型のメンテナンスに十分な投資が困難な状況にあると思います。

老朽化対策を予防保全型へ本格転換するため、国はどのような財政支援を強化をしていくのか、また、更新需要が集中する二〇三〇年代に向けて、長期的、安定的な財源をどのように位置づけているのか、お伺いをいたします。

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