山本香苗 (中道改革連合)

2026年7月15日・第221回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 18 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 156 発言)

中道の山本香苗でございます。

まず最初に、大臣にドクターヘリについてお伺いしたいと思います。

六月の二十六日の記者会見で、ドクターヘリの安定的な運航体制の確保に向けて、有識者や関係団体による検討会を今月中に立ち上げて、財政支援の在り方であったり、操縦士、整備士の確保などについて議論するお考えを表明されました。大いに期待をしております。

そこで、是非その検討会で御議論いただきたいことを、今日はちょっと申し上げさせていただきたいと思います。

これは和歌山県からの提案でありますけれども、和歌山は、御存じのとおり南北に長い、かつ、人口が県内に広く分布している関係もありまして、医療機関の半分以上が和歌山市、県北の方に固まっているという状況があるので、二〇〇三年に近畿で初めてドクターヘリの運航を開始されました。現在では、年間五百件を超える搬送が行われるなど、県民の命を守る上での救急医療の不可欠な基盤となっているわけです。

そこで、和歌山県では、将来にわたる安定的な運航体制を確保するために、この度、自治体が機体を保有し、運航事業者が運航を担う上下分離方式も視野に、自治体による機体購入に対する国の支援を要望されました。これは全国で初めての要望だと伺っております。

現在のドクターヘリ導入促進事業では、自治体が購入、保有する機体は、補助対象となっておりません。一方、全国のドクターヘリの約四割が二〇三〇年までに更新時期を迎えるとされておりまして、和歌山県だけじゃなくて全国的な課題だということであります。

是非、検討会では、運航経費や人材確保だけではなくて、機体購入、また更新への財政支援や運航体制の在り方まで含めて、幅広く御議論いただきたいと思います。

その際には、是非、この和歌山県の提案、新たな運航形態である上下分離方式についても、機体を県が持つということになった場合の法的な整理とか、なので、厚生労働省だけにとどまらない話になると思いますけれども、そうした実現に向けた制度設計や財政支援など、必要な環境整備についても御議論いただきたいと思いますが、大臣、いかがでしょうか。

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