辰巳孝太郎 (日本共産党)

2026年6月19日・第221回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 156 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 164 発言)

お話を、今ホームページで見たと言うのに業界から聞いていないというのはおかしな話で、聞いてくださいね。クリーニング店、厚労大臣なんですから、やってくださいよ、聞いてください。こんなことは本当に二十年前になかったですよ。やはり異常やと思うんですね。

私、いろいろ柔軟剤に詳しくなりました、おかげで。それで、見たらびっくりしますよ。百日間続く香りを売りにする商品があるんですよ。これは開発されて、今売っています。あきれるしかないですね。

どの企業もSDGsといって掲げてくれているんですけれども、誰一人取り残さないといいますけれども、苦しむ人は増え続けているし、取り残され続けていると思うんですね。メーカーの中には、環境大臣賞といって受賞している企業もあります。

これは、食品の例えばアレルギーであれば、具合が悪くなれば食べなきゃいいんですよ。自らの選択で結果を回避できる。だけれども、この香害は、自分の意思ではどうにもなりません。電車、学校、職場、病院、歯科、スーパー、道路、公衆トイレ、そして隣の家、およそ生きている限り、自分の力ではどうしようもないんですよね。

今、百日続く香りと言いましたけれども、別のメーカーでは、百日分の蓄積においを根本から剥がし取るという商品も出ているんですよ。百日つけるのか百日取るの、どっちやねんと。むちゃくちゃでしょう。やり過ぎ。

やはりこれは学校です。学校の香害被害についてもたださなきゃなりません。

驚きの調査結果が出ました。日本臨床環境医学会の環境過敏症分科会と室内環境学会の同分科会が、各地の地方議員らを通じて教育委員会に依頼をして、九都道県、二十一自治体の学校、園に、去年の五月から、グーグルフォームで一万人以上の子供に対する調査を実施をいたしました。子供の香害及び環境過敏症状に関する実態調査、これは中間報告ですけれども、出ました。

この調査結果によりますと、香害による体調不良の有無について、小学校低学年は六・八%、小学校高学年で一一・二%、中学生で一二・九%と、これは徐々に増えていくんですね。症状としては、腹痛、胃のむかむか、吐き気、下痢、頭痛、関節痛、鼻水などなんですけれども、体調不良になった子供のうち、およそ四人に一人が香りが原因で登園、学校を嫌がることがあると答えています。つまり、これは全体の二%ですので、五十人に一人が香りが原因で学校に行きたくないなと思っている、そういうことなんですね。これはかなりのケースで、しかも教室内で起こっているということなんです。

今日は文科省にも来ていただいているんですけれども、児童生徒の学習環境がもうはっきり侵害されていると思います。子供たちに行きたくないと思わせる学校空間を放置しておいていいはずがありません。この調査結果をどのように受け止めているか、まず受け止めを聞かせてください。

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