辰巳孝太郎 (日本共産党)

2026年6月19日・第221回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 148 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 164 発言)

日本共産党の辰巳孝太郎でございます。

今日は、ずっとやりたかった社会問題にもなっている香害問題について聞いていきたいと思います。

この十五年から二十年で、香りを取り巻く状況は一変したと私は思っております。どこに行っても合成洗剤や柔軟剤由来と思われる甘い香りが漂っております。御存じ、化学物質過敏症は、柔軟剤、洗濯洗剤、芳香剤などの香りに含まれる化学物質に繰り返し暴露することで発症をいたします。そして、それ以降、少量の化学物質の暴露であっても、頭痛や目まい、呼吸困難等の健康被害に及んでまいります。職場や学校に行けなくなり、公共交通機関も利用できなくなる人もおります。

私も何人かにお話を聞きました。この方は、突然症状が出るわけなんですけれども、マンションにお住まいで、隣の方が洗濯物をベランダに干すと、そこから漂うにおいがきっかけで発症をされた。その隣のおうちは、家電量販店で洗濯機を買う際に、サービスで合成洗剤を二年分もらったと。そうなんですよ、本当に。それを使い始めて漂い始めた。お隣の人は化学物質過敏症になってしまっておりますので、お隣のところまで行って、お願いですから二年分の洗剤を私に購入させてください、買いますからということで、香りの元を絶ったわけですね。そこまでせなあかんわけですよ。

二〇二四年に、大臣は、前の厚労大臣ですけれども、厚生労働省としても、こうした香害に関わる因果関係の研究調査というのは極めて重要であると認識をして、それを一貫して行ってきておりますと。そして、二〇一七年以来、厚生科学研究費による研究テーマを紹介をして、実際にどこまでこの健康被害というものが生じているのか、それをしっかり解明していくことがまず第一だと考えていると述べておられます。

三年ごとのプロジェクトなんですけれども、一旦このプロジェクトというのは終了しているんですが、大臣、まず、この研究でどのようなことが分かったのか、紹介していただけますか。

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