浜地雅一でございます。
三十五分間いただいておりますので、様々な課題について質問していきたいと思います。
まずは、先ほども出ておりましたが、アメリカのMFN政策に対する対応についてお聞きをしたいと思っております。
言うまでもなく、このMFN、薬価につきまして最恵国価格待遇をしろという制度であります。具体的に言うと、先進国の中で安く売られている価格に米国での薬の販売価格を合わせろという政策であります。
昨年の十一月の当委員会でも、私、この点を御質問させていただきました。また、今国会の予算委員会でも質問をしたところでございます。橋本岳先生も、健康保険法のときの総理質疑のときにこの問題を取り上げられたというふうに記憶をしております。
当初、トランプ大統領がこのMFN制度を発表したときは、さあ、日本に対してはどのぐらいの影響があるんだろうか、まずは十七社に対して、ここは日本企業は入っておりませんが、トランプ大統領は書簡を送って、この制度に対してどういう意思表示をするかということを確認をいたしました。このとき日本企業が入っておりませんでしたので、果たしてこれは日本がターゲットになっているのかどうか分からないような状態だったわけであります。
今日、私、資料を持ってまいりましたとおり、既にこの制度がスタートをしたということであります。資料一の左側の、メディケード、低所得者向けの公的保険に対してジェネラスという政策を打ち出して、開始時期と書いてありますが、既に二〇二六年一月の一日からスタートをしているということであります。ここにはベンチマークの参考国として八か国ございますが、日本もターゲットになっているということであります。
実際、このMFN政策の本当の狙いというのは、安くアメリカ国民に医薬品を提供することもあるかもしれませんが、防衛費と同じような考え方をアメリカは持っているというふうに私は思っております。
アメリカで多くの資本を投下して、大量の資本を投下して開発しているこういった革新的な医薬品に対して、ほかの先進国はそれを安く売っているということは、アメリカの投資に対してただ乗りをしていると。ですので、逆に、日本の製品とかをアメリカで安く売るというペナルティーを与える代わりに、そうではなくて、例えば日本市場とか、ほかのアメリカよりも安く売っているところを引き上げろ、そういう政策です。
防衛費も、GDPの何%を求める。アメリカだけが世界の防衛を担っているのはおかしい、ですので、日本に対してもGDPの何%支出をしなさいということで、本当の狙いは、アメリカ国内で安く売るというよりも、アメリカの製品を安く売っている国に対して薬価を引き上げろというのが実はアメリカの狙いであろうと。二つの狙いがあるんだろうというふうに思っております。
結果として、例えばイギリスは、個別に交渉いたしまして、こういったことを決めました。今、革新的医薬品に対しては、イギリスはGDP比で〇・三%の支出をしておりますが、アメリカとの合意によって、これを〇・六%まで医薬品に対する支出を引き上げるということを約束をしました。後ほど費用対効果のところで御紹介もしますが、費用対効果評価についての閾値、一年余命が延びるについてどれぐらいの費用がかかっているか、この金額も引き上げて、二五%引き上げるという政策をいたしました。
まさに、イギリス国内においてアメリカの製品を高く売らせるという政策にトランプ大統領は成功したわけでございます。
そこで、まずファクトとして聞きたいんですが、アメリカがMFN制度を発表した二〇二五年の五月以降、我が国において、薬事承認をされながら六十日若しくは九十日以内に保険の薬価収載が申請されなかった製品は幾つございますか。そして、その要因、理由についてどのように分析をされているか、厚労省の見解をいただきたいと思います。
26竹竹林悟史こども家庭庁長官官房審議官
お答え申し上げます。
子供ホスピスの実態やニーズの把握につきましては、これまでも様々な調査研究を行ってまいりました。
現在、今年度から二年間にわたりまして、子供ホスピスを利用することが想定される重い病気を抱える子供につきまして、より詳細に実態を把握するため、医療データベースを用いて子供たちの疾患や重症度、医療内容等の状況を把握するとともに、インタビュー等により、こうした子供たちが直面する心理的、社会的課題を整理することとしております。
こうした調査研究などによる成果につきましては、これを十分生かしながら、地域の取組を支援するモデル事業を実施している…
この発言のページ
27沼沼崎満子(中道)
ありがとうございます。
例えば、小児がんの拠点病院なんかにはもう既に、家族等が利用できる長期の滞在施設等、設備を設ける、そういう位置づけというのもございますし、そこに対しての支援というのも行われているというふうに思うんですけれども、特にやはり小児がん拠点病院なんかは、子供ホスピスの支援が必要な子供たちが非常に多くいます。ですので、病院内の施設だけではなくて、その周辺にしっかり御家族が滞在できる施設、そういったところに対する支援というのも是非拡充をしていただきたいと思いますので、そういったことに関しても、この調査研究の結果も踏まえて、是非更にもう一歩進め…
この発言のページ
28
大串正樹(自民)
次に、浜地雅一君。
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- (上の発言)
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浜地雅一(中道)
浜地雅一でございます。
三十五分間いただいておりますので、様々な課題について質問していきたいと思います。
まずは、先ほども出ておりましたが、アメリカのMFN政策に対する対応についてお聞きをしたいと思っております。
言うまでもなく、このMFN、薬価につきまして最恵国価格待遇をしろという制度であります。具体的に言うと、先進国の中で安く売られている価格に米国での薬の販売価格を合わせろという政策であります。
昨年の十一月の当委員会でも、私、この点を御質問させていただきました。また、今国会の予算委員会でも質問をしたところでございます。橋本岳先生も、健康保険法のときの総理質疑のときにこの問題を取り上げられたというふうに記憶をしております。
当初、トランプ大統領がこのMFN制度を発表したときは、さあ、日本に対してはどのぐらいの影響があるんだろうか、まずは十七社に対して、ここは日本企業は入っておりませんが、トランプ大統領は書簡を送って、この制度に対してどういう意思表示をするかということを確認をいたしました。このとき日本企業が入っておりませんでしたので、果たしてこれは日本がターゲットになっているのかどうか分からないような状態だったわけであります。
今日、私、資料を持ってまいりましたとおり、既にこの制度がスタートをしたということであります。資料一の左側の、メディケード、低所得者向けの公的保険に対してジェネラスという政策を打ち出して、開始時期と書いてありますが、既に二〇二六年一月の一日からスタートをしているということであります。ここにはベンチマークの参考国として八か国ございますが、日本もターゲットになっているということであります。
実際、このMFN政策の本当の狙いというのは、安くアメリカ国民に医薬品を提供することもあるかもしれませんが、防衛費と同じような考え方をアメリカは持っているというふうに私は思っております。
アメリカで多くの資本を投下して、大量の資本を投下して開発しているこういった革新的な医薬品に対して、ほかの先進国はそれを安く売っているということは、アメリカの投資に対してただ乗りをしていると。ですので、逆に、日本の製品とかをアメリカで安く売るというペナルティーを与える代わりに、そうではなくて、例えば日本市場とか、ほかのアメリカよりも安く売っているところを引き上げろ、そういう政策です。
防衛費も、GDPの何%を求める。アメリカだけが世界の防衛を担っているのはおかしい、ですので、日本に対してもGDPの何%支出をしなさいということで、本当の狙いは、アメリカ国内で安く売るというよりも、アメリカの製品を安く売っている国に対して薬価を引き上げろというのが実はアメリカの狙いであろうと。二つの狙いがあるんだろうというふうに思っております。
結果として、例えばイギリスは、個別に交渉いたしまして、こういったことを決めました。今、革新的医薬品に対しては、イギリスはGDP比で〇・三%の支出をしておりますが、アメリカとの合意によって、これを〇・六%まで医薬品に対する支出を引き上げるということを約束をしました。後ほど費用対効果のところで御紹介もしますが、費用対効果評価についての閾値、一年余命が延びるについてどれぐらいの費用がかかっているか、この金額も引き上げて、二五%引き上げるという政策をいたしました。
まさに、イギリス国内においてアメリカの製品を高く売らせるという政策にトランプ大統領は成功したわけでございます。
そこで、まずファクトとして聞きたいんですが、アメリカがMFN制度を発表した二〇二五年の五月以降、我が国において、薬事承認をされながら六十日若しくは九十日以内に保険の薬価収載が申請されなかった製品は幾つございますか。そして、その要因、理由についてどのように分析をされているか、厚労省の見解をいただきたいと思います。
30森森真弘厚生労働省大臣官房医薬産業振興・医療情報審議官
薬価収載に要した日数でございますが、二〇二五年五月以降、いわゆる保険収載になじまない医薬品、ワクチンみたいなものがございますので、そういうものを除いて、薬事承認後六十日以内に収載されず、九十日以内に収載された品目は十五製品、九十日以内に収載されなかった品目は九製品であったと。(浜地委員「九製品」と呼ぶ)はい。ございます。
その原因については本当に様々でございますが、ちょっと企業情報になるため個別の品目について詳細をお答えするのは差し控えますが、期限までに十分な安定供給体制を整備することができなかったという理由が主に挙げられる。これらのほか、上市のタイミ…
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浜地雅一(中道)
今、私は四品目というふうに聞いていたんですが、九十日を超えても保険収載を申請をしなかった。企業は普通、薬事承認が下りますと、保険収載をしていただきたくて、日本のルールでは六十日がまず原則、若しくは九十日以内には保険収載をする、これが皆保険を持っている我が国の特徴なんですが、わざわざ日本で薬事承認が下りているのに保険収載を求めない企業が出てきているということであります。
私は四品目と聞いていましたが、今、九十日を超える品目が九というふうに聞いて、まさに私は、MFNの影響、なぜかというと、日本で安い薬価がついてしまうと、それを参照されてアメリカで売る価格に…
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上野賢一郎(自民)厚生労働大臣
今委員から資料で御提示をいただきましたとおり、グローブモデルは今年の十月、また、ガードモデルは来年の一月に開始されると承知をしています。
米国のMFN価格政策ですが、これは日本を含む特定の国の薬価を参照して米国内の薬価を決定する仕組みでございますけれども、この政策が表明されてから、やはり、米国で医薬品を販売する製薬企業各社のグローバルでの上市戦略、これが不透明になっているのではないかと考えております。
また、仮に製薬会社が我が国への新薬導入に慎重になった場合には、我が国での治験が実施をされない、そういうリスクがありますし、それが結果的にはロスにつなが…
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