ありがとうございます。
認知症に関しては、かなりの方が希望を求めていて、最初の頃はもうなったら駄目だと言われたのが、大分変わってきていますので、どうか積極的によろしくお願いいたします。
最後の質問になります。RI関連の、一問だけ質問します。
がん三大治療には手術、放射線治療、抗がん剤治療がありますが、このRIを使用した放射性医薬品治療は極めて副作用が少なく、転移したがん細胞すらピンポイントで全滅させられる画期的な治療法でございます。この治療は、いわばがん細胞だけを狙い撃ちにする体内自動追尾型の治療です。注射で治るがん治療とも言われております。
六十歳以上で三人に一人が潜在的な前立腺がんが存在する可能性があると言われておりますが、RIを使用した、放射性同位元素を使用した放射性医薬品治療は、前立腺がん細胞の表面にだけ大量に出現するいわばがんの鍵穴、リガンドと呼ばれるその鍵穴にぴったりと結合する物質と、RIと呼ばれる放射線を出す物質を組み合わせた治療法です。
この仕組みを利用し、薬が血流に乗って体の中を巡り、全身の骨や臓器に転移したPSMAという目印を持つがん細胞だけにぴたっと吸着します。そして、そこからアルファ線を放出し、がん細胞のDNAを内側から破壊する。従来の抗がん剤のような強い副作用はないと言われています。
そこで、質問しますが、そういうことをやりたいのに、まだ研究段階で予算が足りておりません。例えばJ―PARCとか、いまだ稼働できない高速実験炉常陽などで薬が作れるんですが、現在は全部輸入に頼っております。
ですから、特に問題なのが、治療を始めて、研究段階でもう始まっている人もいるんですが、治療を始めていて、火山の爆発とか戦争関係がありますと、止まってしまうんですよね。そうなると、五回しないといけないのが一回止まると全部駄目になってしまう、そういうこともありますので、何とか国内でできるような対策を取るのは緊急の目的だと思っております。
そのことに対して、厚労省の御意見をお伺いします。
55
長坂康正(自民)厚生労働副大臣
畦元委員の御指摘のとおり、認知機能の低下を早期発見することによりまして、健康づくりや診断後支援なども早期から可能となり、生活の質の維持向上にもつながることから、一連の流れで切れ目なく支えていく体制の整備が重要であると考えます。
認知症施策推進基本計画におきましても、質の高い保健医療及び福祉サービスを適時にかつ切れ目なく利用できるよう取り組むこととされており、現在、認知症疾患医療センターや地域包括支援センターを中核として、診断とその後の支援につなげていく体制の整備に取り組んでいるところでございます。
こうしたことに加え、認知機能の低下の早期把握に資する…
この発言のページ
56
畦元将吾(自民)
ありがとうございます。とても心強い御意見、ありがとうございました。
では、ちょっと四番に戻ります。次に、治療薬についてであります。
現在の薬剤はMCI又は軽度認知症に対象が限定しており、無症状の段階、要は予防という段階では、現時点ではエビデンスが十分ではなく、適応外とされています。
私は、科学的根拠を無視した適応拡大を求めているわけではありません、誤解のないよう。安全設計は当然の前提だと思っております。しかし、これらの薬剤の本質、イーライリリー、エーザイさんなどに聞きましても、症状が出現する前の無症状期又は極めて早期であるほど効果が高い、中期になる…
この発言のページ
57黒黒田秀郎厚生労働省老健局長
お答え申し上げます。
認知症の抗体薬、現在、MCIないし認知症の方が対象になっておりますが、さらに、無症状期での効果も期待されておるところでございます。現段階では大規模な企業治験が進行中ということで存じ上げています。
こうした抗体薬の研究が進む中で、先ほど委員御指摘くださった血液バイオマーカーの運用、それから、必要な医療体制、診断後支援の整備といったまだ対応が必要であるというふうに考えております。
こうした点につきましては、関係の学会の方々とも御相談を重ねながら、早期診断、早期対応の環境整備に向けた検討を進めてまいります。
この発言のページ
- (上の発言)
58
畦元将吾(自民)
ありがとうございます。
認知症に関しては、かなりの方が希望を求めていて、最初の頃はもうなったら駄目だと言われたのが、大分変わってきていますので、どうか積極的によろしくお願いいたします。
最後の質問になります。RI関連の、一問だけ質問します。
がん三大治療には手術、放射線治療、抗がん剤治療がありますが、このRIを使用した放射性医薬品治療は極めて副作用が少なく、転移したがん細胞すらピンポイントで全滅させられる画期的な治療法でございます。この治療は、いわばがん細胞だけを狙い撃ちにする体内自動追尾型の治療です。注射で治るがん治療とも言われております。
六十歳以上で三人に一人が潜在的な前立腺がんが存在する可能性があると言われておりますが、RIを使用した、放射性同位元素を使用した放射性医薬品治療は、前立腺がん細胞の表面にだけ大量に出現するいわばがんの鍵穴、リガンドと呼ばれるその鍵穴にぴったりと結合する物質と、RIと呼ばれる放射線を出す物質を組み合わせた治療法です。
この仕組みを利用し、薬が血流に乗って体の中を巡り、全身の骨や臓器に転移したPSMAという目印を持つがん細胞だけにぴたっと吸着します。そして、そこからアルファ線を放出し、がん細胞のDNAを内側から破壊する。従来の抗がん剤のような強い副作用はないと言われています。
そこで、質問しますが、そういうことをやりたいのに、まだ研究段階で予算が足りておりません。例えばJ―PARCとか、いまだ稼働できない高速実験炉常陽などで薬が作れるんですが、現在は全部輸入に頼っております。
ですから、特に問題なのが、治療を始めて、研究段階でもう始まっている人もいるんですが、治療を始めていて、火山の爆発とか戦争関係がありますと、止まってしまうんですよね。そうなると、五回しないといけないのが一回止まると全部駄目になってしまう、そういうこともありますので、何とか国内でできるような対策を取るのは緊急の目的だと思っております。
そのことに対して、厚労省の御意見をお伺いします。
59森森真弘厚生労働省大臣官房医薬産業振興・医療情報審議官
委員御指摘のとおり、今後のがん対策を考えると、この放射性医薬品を国で開発できる、国内で生産できる、それから国内で利用できる環境をちゃんとつくっていくことは非常に重要だというふうに考えております。
厚労省としては、がん研究十か年戦略への位置づけ、それから、研究支援事業によって放射性医薬品も含めて放射線治療の研究開発を推進するほか、放射性医薬品に係る創薬、それから、RIの医療利用等の社会実装に関する研究を福島の国際研究教育機構、F―REIで推進すること、さらに、患者が適切な放射線治療を受けられるようにするための医療機関の連携体制の整備等を進めております。
…
この発言のページ
60
畦元将吾(自民)
ありがとうございました。
特に、アルファ線治療はまだ認可が下りていませんが、ベータ線は今認可が下りたのは聞いているんですけれども、ベータ線で治らなかった患者が、金沢大学にもいるんですが、子供の神経芽腫とかもあるんですが、それがアルファ線を使ったら治って、今でも元気だという話も聞いておりますので。やはり我々が考えても、アルファ線というのは紙一枚で防止できるというか、線に被曝しませんので、そういう意味では是非、アルファ線の方も積極的に厚労省としてもやっていただきたいと思います。
時間になりましたので、これで終わります。ありがとうございました。
この発言のページ
61
大串正樹(自民)
次に、阿部圭史君。
この発言のページ