熊木正人厚生労働省大臣官房審議官

2026年7月15日・第221回国会 衆議院 経済産業委員会 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 67 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 185 発言)

お答え申し上げます。

先ほど担当の政府参考人から、創薬というものは、健康医療安全保障の観点及び成長産業、基幹産業という観点から大変重要であるという認識が示されました。私ども薬価担当としても同じ認識でございます。

薬価制度につきましては、市場実勢価格の適時適切な反映によって国民負担を軽減するといった要請がございますが、創薬イノベーションの推進、そして医薬品の安定供給の確保、こういった要請についてバランスよく対応する必要があると認識しております。

特に、イノベーションを推進する観点で申し上げますと、先生の御指摘にありました革新的新薬については、特許期間中の薬価を原則として維持するほか、製品の特性に応じた有用性の評価の充実を行ってございます。

加えまして、令和八年度薬価制度改革におきましては、市場が予想以上に拡大した場合の価格を引き下げるという措置、これを市場拡大再算定と申しますが、それを類似品に適用すること、いわゆる共連れ、この措置を、企業の予見性を高めるという観点で廃止するといった対応を行ったところでございます。

さらに、先ほど紹介のありました官民投資ロードマップ案におきまして、革新的新薬のイノベーションの更なる評価の検討、こうしたことを記載し、様々な政策を総合的に講じるように、今、取りまとめに向けて調整を進めているところでございます。

厚生労働省におきましては、創薬イノベーション推進の観点を踏まえ、革新的な新薬に係る薬価制度について、関係業界の御意見も賜りながら、中央社会保険医療協議会において引き続き検討してまいりたいと思います。

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