山岡達丸 (中道改革連合)

2026年7月15日・第221回国会 衆議院 経済産業委員会 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 52 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 185 発言)

山岡達丸です。

また質疑の機会をいただきまして、ありがとうございます。

本日は、なかなかこれまで政治の議論の分野としては未開拓の分野であると思われる、水素の、特に国内の地中にある天然水素のことについて少し取り上げていきたいと思っております。

赤澤大臣は、先日、ナフサの備蓄を検討するというお話を発表されました。備蓄というのはなかなかナフサは簡単ではないというのはよく言われていることでもありますし、おおむねできることといえば、原油のまま多く備蓄するのか。ただ、これは連産品も生まれますから、今それではカバーできないから輸入しているのであって、なかなか抜本的にナフサだけを特定することが難しいし、ナフサそのものの備蓄は、揮発性の問題で長期間は難しい。ナフサからその後の素材に生成し直すということも一つの手だと思いますが、そうすると、元に戻すことが難しいですから、特定のものにした後、それをそれぞれ備蓄するということになると、それぞれのメーカーがまたコスト等をどうしていくのかとか、それぞれの需要にちゃんと合った備蓄ができるのかとか、いずれも様々課題はあると思うんですけれども。

やはり、これほどの社会問題になった状況を見れば、備蓄というのを考えていく、模索していくということは正しい方向だと私も思いますし、それは法改正も含めて様々な検討をしていただきたいと思うし、国会の中での議論も、その必要があれば、私たちもまた法改正の議論等も含めてしっかりやっていかなければならない、その思いであります。

その中で、今回、ナフサそのものに代替する、そうした素材もこれは模索していかなきゃいけないんじゃないかという観点で、この水素を取り上げさせていただきたいと思っております。

水素とCO2を組み合わせて合成されるe―メタノールは、燃料として利用できるということももちろんありますけれども、エチレンとかプロピレンなどの基礎化学品の製造、ここにもつながっていく。ということは、プラスチックとか医療用品、断熱材など、国民生活に不可欠な製品の製造につながっていくということになっていくというふうに思っています。これまでナフサを必要としていた石油関連製品と言われていたものが、ナフサ以外からも作れるということであります。

まず経産省に確認をしていきたいと思いますけれども、このe―メタノールを始めとする、水素を活用した合成燃料もそうですが、この素材、国内で安定して製造できるようになれば、これは、ナフサから生成される基礎化学品と同等の素材を生成して、ナフサ代替の有力な手段の一つになり得るんじゃないかと思いますが、御答弁いただけますか。

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