河野義博 (中道改革連合)

2026年7月15日・第221回国会 衆議院 経済産業委員会 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 20 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 185 発言)

金融機関との対話を是非お願いしたいと思います。

FIT制度で高い価格だったときは余り四の五の言わず借りられたんです。だけれども、事業採算性が悪くなってくるという中で、変動数が多い風力発電事業でお金が借りられなくなっているというのは、これは事実だと思います。しっかり実態を把握していただいて、制度がバンカブルでなければお金はつきませんので、何より大事なことは制度がバンカブルだということでありますので、是非、金融機関との対話もより一層深めていただいて、制度の足らざる点があれば適宜補っていただきたいというふうに思います。

加えて、FIT、FIP制度における物価変動の反映条項について伺いたいと思います。

FIT、FIP制度は、再エネ事業の長期的な予見可能性を確保して、民間投資を促進するための制度であります。

一方で、御案内のとおり、近年、資材価格、人件費、金利、輸送費が大幅に上昇しておりまして、発電設備の建設費はもとより、長期にわたる維持管理費用も当初の想定を大きく上回っています。一方で、FIT、FIP制度には物価変動条項がついていませんので、二十年間決まった値段しか価格の算定根拠がないという実態にございます。

ほかの国では、私の肌感覚ですが、多くの国では変動条項はついていると思います。二十年間ストレートナンバーで買い上げますというのは恐らく少ないんじゃないかなというふうに考えておりますが、政府としてはどのように把握をしておられますでしょうか。

この制度ができたのが二〇一二年ですが、そのときはデフレの真っただ中で、物価が上がるということは想定をしていない、金利もゼロ。なのでこれでよかったんですけれども、時代が全く変わってきています。政府方針も、骨太の中にも書いてありますけれども、やはり物価や金利を反映した世の中に変えていこうと言っている中で、このままFIT、FIPが二十年間固定して上がらないということが果たしていいことなのか。もちろん、下げてもいいと思っています、物価、金利が下がれば下げてしかるべきだと思いますが、上がったときには上げてあげないと非常に大変なんじゃないかなというふうに思います。

少なくとも、事業者の責めに帰すことのできない急激な物価上昇について、FIP、FITの調達価格若しくは基準価格に一定のインデックス条項を導入するべきではないでしょうか。消費者物価指数だけではなく、建設工事デフレーター、鋼材価格、為替、金利、それぞれしっかりと把握していただきながら、柔軟性を持たせるべきではないかと考えますが、いかがでしょうか。

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