今、建設費の高騰で、工場を一から造るというのも非常に大変な中で、今まで造られた工場がペロブスカイトの製造拠点になるということ、こうしたことも今支援の対象になるということでありましたので、いろいろな形で製造拠点を国内でつくっていくという措置は是非進めていただきたいと思います。
そこで、伺いたいところなんですけれども、ペロブスカイト、これまでのメガソーラーの歴史の中で、日本が本当にこれから世界に打っていけるんじゃないかというような大きな期待がかかっているのはよく承知しているんですけれども、ただ、他方で、当然、中国も含めて他国も非常に研究を進めているということであります。
こんなことを言ってはなんなんですけれども、もし仮にこのペロブスカイトでも日本がいわゆるシェア争いで負けるということになれば、日本にペロブスカイトが普及した後、また国民の皆様から、FIT制度に基づく支援をこれからどうしていくのかというのは、ペロブスカイトはこれからの議論でありますが、ただ、今までの議論に乗せていけば、日本国民の負担による再エネ賦課金で海外メーカー製のものを国内にどんどん導入していくという構図は変わらないという状況になってしまいます。
今、国内の議論、これまで、経済産業省の国内投資の議論であったりあるいは経済安全保障の様々な議論が、ここ数年は非常にこの中でも闊達に行われているところでありますけれども、私は、次世代の太陽光電池となるペロブスカイト、これは、今まさに申し上げました経済安全保障の観点を導入した、製造のみならず、地域の導入支援制度もつくっていくべきだと思います。
大臣に最後伺いたいと思っております。
例えば、この数年の議論では、EVであったり半導体など、そうしたものの国内生産を進めるために、国内投資をして、その後、生産したものに対して税額控除を行うという戦略分野国内生産促進税制なども制定されて、まあ別に日本のメーカーに限らないんですが、海外の資本でも入ってきて、国内で生産して投資したら優遇をしていくという制度がありました。
FIT制度においても、無差別に支援するのではなくて、国内投資、国内製造されているペロブスカイト太陽光電池について経済安全保障の観点からFITの支援を手厚くしていく、今の時代に合った制度設計が必要だと思いますが、大臣、御答弁いただけますか。
91小小林大和資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長
お答えいたします。
ペロブスカイト太陽電池は、原材料のヨウ素を含めてサプライチェーンの自律性も高く、安定して供給を確保できることから、国産エネルギーの中でも特に重要でございます。
現状としては、国内企業が昨年度より事業化を開始しており、本格的な量産に向け、二〇三〇年までの早期にギガワット級の生産体制を構築するべく、大規模投資を進めているところでございます。
これに加えて、二〇三〇年までに大規模な量産構想を有する他の民間企業三社に対しても研究開発支援を昨年より進めております。
引き続き、生産体制の強化に向けて、一層の加速をしてまいりたいと考えており…
この発言のページ
92
山岡達丸(中道)
済みません、短くちょっと更問いにお答えいただきたいんですけれども、生産体制をつくるといっても、最近は、一から工場を造るんじゃなくて、工場の空き地を居抜きで使ってやるという話、私の身近なところでもそういう話もあるものですけれども、そうしたことに対しても支援は行き届くということでいいんでしょうか。伺えますか。
この発言のページ
93小小林大和資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長
お答えいたします。
今、ペロブスカイト太陽電池の量産体制構築には、サプライチェーン構築支援事業により設備投資補助を行っておりますけれども、御指摘のいわゆる居抜きの場合であっても、公募要領上、支援の対象としているところでございます。
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- (上の発言)
94
山岡達丸(中道)
今、建設費の高騰で、工場を一から造るというのも非常に大変な中で、今まで造られた工場がペロブスカイトの製造拠点になるということ、こうしたことも今支援の対象になるということでありましたので、いろいろな形で製造拠点を国内でつくっていくという措置は是非進めていただきたいと思います。
そこで、伺いたいところなんですけれども、ペロブスカイト、これまでのメガソーラーの歴史の中で、日本が本当にこれから世界に打っていけるんじゃないかというような大きな期待がかかっているのはよく承知しているんですけれども、ただ、他方で、当然、中国も含めて他国も非常に研究を進めているということであります。
こんなことを言ってはなんなんですけれども、もし仮にこのペロブスカイトでも日本がいわゆるシェア争いで負けるということになれば、日本にペロブスカイトが普及した後、また国民の皆様から、FIT制度に基づく支援をこれからどうしていくのかというのは、ペロブスカイトはこれからの議論でありますが、ただ、今までの議論に乗せていけば、日本国民の負担による再エネ賦課金で海外メーカー製のものを国内にどんどん導入していくという構図は変わらないという状況になってしまいます。
今、国内の議論、これまで、経済産業省の国内投資の議論であったりあるいは経済安全保障の様々な議論が、ここ数年は非常にこの中でも闊達に行われているところでありますけれども、私は、次世代の太陽光電池となるペロブスカイト、これは、今まさに申し上げました経済安全保障の観点を導入した、製造のみならず、地域の導入支援制度もつくっていくべきだと思います。
大臣に最後伺いたいと思っております。
例えば、この数年の議論では、EVであったり半導体など、そうしたものの国内生産を進めるために、国内投資をして、その後、生産したものに対して税額控除を行うという戦略分野国内生産促進税制なども制定されて、まあ別に日本のメーカーに限らないんですが、海外の資本でも入ってきて、国内で生産して投資したら優遇をしていくという制度がありました。
FIT制度においても、無差別に支援するのではなくて、国内投資、国内製造されているペロブスカイト太陽光電池について経済安全保障の観点からFITの支援を手厚くしていく、今の時代に合った制度設計が必要だと思いますが、大臣、御答弁いただけますか。
95
赤澤亮正(自民)経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)
ペロブスカイト太陽電池の国内供給体制を強化していくためには、需要の創出と一体的な取組が必要だと思っています。
まず、二〇三〇年までの早期にギガワット級の生産体制を構築する方針で、五年間で三千億円規模の大規模投資が既に開始されており、経済産業省としても支援を実施をしております。
さらに、需要創出については、例えば自衛隊基地で実証を行うなど、政府が国内企業と連携を行い、率先して需要を牽引する方針でございます。
こうした取組に加えて、国産ペロブスカイト太陽電池の性能が正しく評価されることは国内外への展開において重要と考えておりまして、具体的には、我が国と…
この発言のページ
96
山岡達丸(中道)
真っすぐやって勝つというのは王道ですしいいんですが、ただ、経済安全保障の観点から、やはり国内生産をしっかり導入に当たっても評価していくという視点は私は必要だと思っていますので、今後も是非そうした議論をさせていただきたいと思いますので、本日の質疑はここで終わらせていただきたいと思います。
ありがとうございます。
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97
工藤彰三(自民)
次に、丹野みどり君。
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