お答え申し上げます。
石炭火力は、他の火力に比べましてCO2排出量が多いという環境面での課題がございます。このため、安定供給を大前提として、火力全体で必要な発電容量を維持、確保しつつ、CO2排出量が特に多い、発電効率が低い石炭火力を中心に発電量を減らしていくという方針でございます。
今般の中東情勢を踏まえ、発電効率の低い石炭火力発電の稼働抑制措置を二〇二六年度は適用しないこととしておりますけれども、これは電力の安定供給に万全を期す観点から緊急的に講じているものでございます。
二〇五〇年カーボンニュートラルに向けては、アンモニアやCCSを活用することで、脱炭素火力への置き換えを推進し、GX政策と石炭火力活用との整合を図ってまいります。
122
山田美樹(自民)
御答弁ありがとうございます。大きな時代の変化の中で、電力システム改革を次のフェーズに進めるという御答弁をいただきました。
今お話しになった、財政投融資を活用した大規模電源への貸付制度を創設することによって、国が一歩前に出て投資を支援するということですが、どのような問題意識で貸付制度を提案したのか、また、どのような電源を対象に支援を行うつもりなのか、御教示をいただければ幸いです。
また、資金調達支援が重要であることは間違いありませんが、そもそも、事業者にとってインセンティブがなければ、脱炭素電源への投資は進みません。事業者の投資意欲をどのように醸成する…
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小森卓郎(自民)経済産業大臣政務官・内閣府大臣政務官・復興大臣政務官
まず、貸付制度を提案した問題意識についてのお問合せでありますけれども、電力の安定供給の確保を図りつつ脱炭素化を推進していくためには、大規模な脱炭素電源への投資を集中的に進めていかなければならないところであります。
そのような大規模な脱炭素電源への投資を行うためには、長期かつ大規模な資金が必要であります。そのために、本法案に財政投融資を活用した貸付制度を盛り込み、民間金融を補完して、こうした投資を促進していこうというものであります。
そして、次のお尋ねの融資の対象でございます。
この法律において、特定の電源種のみを対象としているものではありませんけれ…
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山田美樹(自民)
ありがとうございます。
脱炭素を進めていくという上で気になるのが、火力の活用との整合性でございます。
中東情勢の深刻化の中にあっても、電力の安定供給には問題がないとの見通しが示されています。その背景には、発電用燃料の主力であるLNGも石炭も中東への依存度が低いことがあります。
しかしながら、海外からの輸入燃料に発電の七割を依存している現状を中長期的には変えていかなければなりません。そのためにも、今、小森政務官がおっしゃってくださいました、GX政策を推進し、国産の脱炭素電源を確保していくことが急務であります。
一方で、急増する電力需要に対応しつつ安…
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- (上の発言)
125久久米孝資源エネルギー庁電力・ガス事業部長
お答え申し上げます。
石炭火力は、他の火力に比べましてCO2排出量が多いという環境面での課題がございます。このため、安定供給を大前提として、火力全体で必要な発電容量を維持、確保しつつ、CO2排出量が特に多い、発電効率が低い石炭火力を中心に発電量を減らしていくという方針でございます。
今般の中東情勢を踏まえ、発電効率の低い石炭火力発電の稼働抑制措置を二〇二六年度は適用しないこととしておりますけれども、これは電力の安定供給に万全を期す観点から緊急的に講じているものでございます。
二〇五〇年カーボンニュートラルに向けては、アンモニアやCCSを活用することで、脱炭素火力への置き換えを推進し、GX政策と石炭火力活用との整合を図ってまいります。
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山田美樹(自民)
ありがとうございます。柔軟かつ臨機応変な対応をしていくということであろうかと思います。
脱炭素電源の確保という観点からは、再エネへの投資促進も引き続き重要です。しかし、再エネ推進に当たっては、地域との共生や安全性の確保の観点から多くの課題が指摘されているのも事実です。
今回の法改正で太陽電池発電設備などの安全性の向上についてはしかるべき措置が取られており、地域との共生が図られた望ましい事業は促進するべきと考えておりますので、今回の改正を非常に評価をしています。
今後の再エネ導入拡大という観点からは、我が国発の技術であるペロブスカイト太陽電池をしっか…
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127小小林大和資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長
お答えいたします。
ペロブスカイト太陽電池の社会実装に向けては、導入補助等による需要創出だけではなく、御指摘の開発、生産段階についても、世界に引けを取らない規模とスピードで取り組むことが重要でございます。
量産技術の開発については、経済産業省としてグリーンイノベーション基金による支援を行っており、二〇三〇年度にはシリコン太陽電池相当のキロワットアワー当たり十四円の量産技術確立を目指し、開発を進めております。
生産体制整備についても、二〇三〇年までの早期にギガワット級の生産体制を構築すべく、GXサプライチェーン構築支援事業の対象として支援をしておりま…
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山田美樹(自民)
是非、日本発の技術、これをしっかりと後押しをしていただければと思います。
続いて、脱炭素電源ということで、原子力発電についてお伺いします。
原子力発電は、脱炭素と電力の安定供給を両立する重要なベースロード電源でありますけれども、諸外国を見ますと、二〇五〇年までに米国は設備容量を現在の四倍に、イギリスは三・七倍に、フランスは最大十四基を新増設、韓国も二〇三八年までに三基を新増設する方針を明らかにしています。
我が国では、第七次エネルギー基本計画において、福島事故以来続いてきた可能な限り原発依存度を低減するという文言がなくなり、二〇四〇年には総発電量約…
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