お答え申し上げます。
委員が言われたことと少し重なる部分がありますが、PCBについては、かつて、民間による処理施設の設置が進まず、全国的にPCB廃棄物を長期に保管せざるを得ない状況が問題となっておりました。
そこで、二〇〇一年のPCB特措法の制定により、国主導で処理を進めていくこととなったところであります。この際に、室蘭市を始め、全国で五か所の処理施設を設置することとなりました。
日本有数の工業都市であり、高い技術を持つ企業や人材が集積している室蘭市だからこそ、この処理施設の立地を引き受けていただけたものというふうに考えているところであります。
この北海道事業所においては、北海道地域のPCB廃棄物のみならず、北関東、東北、北陸エリアの処理も担っていただいた上、二〇一四年には処理期限の延長も受け入れていただきました。
さらに、西日本での処理事業終了後に発見された西日本エリアのPCB廃棄物の処理も受け入れていただくなど、度重なる環境省からの要請をお受けいただきました。まさに、委員が言われたとおり、室蘭市には最後のとりでとしての役割を担っていただいたところでありまして、環境省としても、私自身も深く感謝を申し上げる次第であります。いずれの要請の内容についても、容易に決断できるものではなかったと考えております。室蘭市には、地域の御理解を得るための調整に大きな御負担をかけたというふうに感じております。
こうした北海道、室蘭市を始めとした施設立地自治体や関係者の皆様の御理解、御協力があり、全国でPCB廃棄物処理が大きく進展をしました。
これまで、変圧器、コンデンサー等を約三十九万六千台、安定器等を約二万一千トン処理するなど、PCBによる環境リスクを大きく低減することが、御協力のおかげで、できました。
現在、PCB処理施設は解体、撤去工事が進められていますが、この過程でPCBが飛散するようなことが決してないように、安全第一で進めてまいりたいと思います。
最後に、室蘭市の、地域住民の皆様の長年にわたる御協力に改めて感謝を申し上げたいと思います。
30金金子恵美(中道)
原状回復に至るまで国が責任をしっかりと持っていく、ありがとうございました。
時間が参りましたので、これで私の質問を終わります。
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宮路拓馬(自民)
次に、山岡達丸君。
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山岡達丸(中道)
山岡達丸と申します。
本日は、委員会での質疑の機会をいただきました。委員長、理事、委員の皆様に心から感謝を申し上げながら、いわゆる、今回、このPCB特措法、そしてJESCO事業法、この改正に伴う質疑を中心に行わせていただきたいと思います。
折しも三日前でございますが、五月十九日に、北海道室蘭市の工場で爆発火災がありました。本法律改正に伴って高濃度PCB廃棄物処理業務を終了するJESCOに対して、PCBを処理するための薬剤を製造し納品をしていた会社の敷地内で、JESCOの事業終了の三月に同じく事業を終了して、撤去作業のさなかであった。水と反応する、爆発…
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- (上の発言)
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石原宏高(自民)環境大臣・内閣府特命担当大臣(原子力防災)
お答え申し上げます。
委員が言われたことと少し重なる部分がありますが、PCBについては、かつて、民間による処理施設の設置が進まず、全国的にPCB廃棄物を長期に保管せざるを得ない状況が問題となっておりました。
そこで、二〇〇一年のPCB特措法の制定により、国主導で処理を進めていくこととなったところであります。この際に、室蘭市を始め、全国で五か所の処理施設を設置することとなりました。
日本有数の工業都市であり、高い技術を持つ企業や人材が集積している室蘭市だからこそ、この処理施設の立地を引き受けていただけたものというふうに考えているところであります。
この北海道事業所においては、北海道地域のPCB廃棄物のみならず、北関東、東北、北陸エリアの処理も担っていただいた上、二〇一四年には処理期限の延長も受け入れていただきました。
さらに、西日本での処理事業終了後に発見された西日本エリアのPCB廃棄物の処理も受け入れていただくなど、度重なる環境省からの要請をお受けいただきました。まさに、委員が言われたとおり、室蘭市には最後のとりでとしての役割を担っていただいたところでありまして、環境省としても、私自身も深く感謝を申し上げる次第であります。いずれの要請の内容についても、容易に決断できるものではなかったと考えております。室蘭市には、地域の御理解を得るための調整に大きな御負担をかけたというふうに感じております。
こうした北海道、室蘭市を始めとした施設立地自治体や関係者の皆様の御理解、御協力があり、全国でPCB廃棄物処理が大きく進展をしました。
これまで、変圧器、コンデンサー等を約三十九万六千台、安定器等を約二万一千トン処理するなど、PCBによる環境リスクを大きく低減することが、御協力のおかげで、できました。
現在、PCB処理施設は解体、撤去工事が進められていますが、この過程でPCBが飛散するようなことが決してないように、安全第一で進めてまいりたいと思います。
最後に、室蘭市の、地域住民の皆様の長年にわたる御協力に改めて感謝を申し上げたいと思います。
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山岡達丸(中道)
大臣より本当に心を込めて御答弁いただいたことに心から感謝を申し上げますし、その中で、環境省にもお伺いしたいんですけれども、この高濃度PCB処理施設の解体、撤去、更地までには、仄聞すると少なくとも八年程度はかかるんだというふうに聞いております。このプロセスに、もちろん、様々技術を持つ関連企業も関わると思いますけれども、その際、やはり地元の企業はより合理的に、より安全に関わることができるというふうに私は思っておりますが、もちろんそれは地域経済にとっても重要なことでございますが、原状回復において地域の事業者がいかに関わっていくのか、環境省の考えをお示しいただけ…
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35角角倉一郎環境省環境再生・資源循環局長
お答え申し上げます。
JESCO北海道PCB処理事業所は、今年三月末にPCB処理事業を終了し、現在、安全第一で施設の解体、撤去及び原状回復を進めているところでございます。
この解体、撤去及び原状回復につきましては、段階を経て進めることとしており、ただいま御指摘いただきましたとおり、おおむね八年ほどかけて丁寧に工事を進めてまいりたいと考えております。
この解体、撤去におきましても、プラント設備や建屋に付着したPCBの安全な取扱いが求められることから、PCBの取扱いに実績のある事業者を中心に、建設事業者や収集運搬事業者等の協力も得ながら進めているところ…
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山岡達丸(中道)
ありがとうございます。明確に御答弁をいただきました。
これは、解体、撤去、更地までの経過でありますが、事業自体は十八年に及びました。
大臣にまた伺いたいと思いますが、もちろん全国の環境負荷を背負うということもしてきたわけでありますが、同時に、地元の労働力を含めて相当程度のリソースをこの事業にも投入してきたというところでございます。すなわち、地域経済の一角にも組み込まれてきたわけであります。事業終了後は、やはりその反動で経済の落ち込みということがあるのではないかということは当初から地元では懸念してきました。室蘭市では、本事業の受入れの際に、事業終了後の…
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