ありがとうございます。
放流をしただけではなかなか増えないということで、ミヤコタナゴが増えていくに当たっては、マツカサガイ、ドブガイとか、そういったものがいなければなかなか卵を産みつけることができないというところがあるんだというふうに思っております。
栃木県では、先ほど申し上げました大田原市羽田地区、こちらが生息地保護区に指定をされておりますが、平成十四年以降個体が確認されていないという、ちょっと残念な状況が続いてしまっております。そこには、上流の沼にハクチョウがいて、餌をまいちゃう人がいて、そのハクチョウさんたちが周辺環境をちょっと汚してしまう、そういったこともあると思うんですけれども、そうした状況をどのように受け止めていらっしゃるのか、お伺いをしたいと思います。
113
宮路拓馬(自民)
休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。渡辺真太朗君。
この発言のページ
114渡渡辺真太朗政府参考人など
委員会室の皆さん、こんにちは。また、委員会中継を御覧の皆さん、今日もありがとうございます。本日最後の質問に立たせていただきます栃木三区選出の衆議院議員、無所属の渡辺真太朗でございます。
本日も質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。また、森下政務官、また参考人の皆さん、本日はよろしくお願いをいたします。
本日は、ミヤコタナゴの保護について質問をしたいというふうに思っております。タナゴの一種でして、四センチ前後のお魚です。一九〇九年に東大の植物園の中の池で見つかりまして、日本固有の種ということでございまして、東京のタナゴということでミヤコとい…
この発言のページ
115堀堀上勝環境省自然環境局長
お答えいたします。
ミヤコタナゴにつきましては、委員御指摘のとおり、平成七年に保護増殖事業計画を策定しまして、その保全に取り組んできたところでございます。
具体的には、関係自治体や保全団体、水族館等とともに、生息状況調査、生息水路の環境改善、外来種の駆除、それから産卵に必要な二枚貝の保全、そういった、生息域外での飼育繁殖も含めて進めてきたところでございます。
全体としては、ミヤコタナゴの生息地での個体数、減少傾向にありまして、なかなか、すごく成果が出ていると言いづらいところもあるんですけれども、一方で、放流した個体からの繁殖が確認されている地域、生…
この発言のページ
- (上の発言)
116渡渡辺真太朗政府参考人など
ありがとうございます。
放流をしただけではなかなか増えないということで、ミヤコタナゴが増えていくに当たっては、マツカサガイ、ドブガイとか、そういったものがいなければなかなか卵を産みつけることができないというところがあるんだというふうに思っております。
栃木県では、先ほど申し上げました大田原市羽田地区、こちらが生息地保護区に指定をされておりますが、平成十四年以降個体が確認されていないという、ちょっと残念な状況が続いてしまっております。そこには、上流の沼にハクチョウがいて、餌をまいちゃう人がいて、そのハクチョウさんたちが周辺環境をちょっと汚してしまう、そういったこともあると思うんですけれども、そうした状況をどのように受け止めていらっしゃるのか、お伺いをしたいと思います。
117堀堀上勝環境省自然環境局長
委員御指摘のとおり、羽田ミヤコタナゴ生息地保護区におきましては、平成十四年以降ミヤコタナゴの生息が確認されておらず、大変厳しい状況であると認識をしています。
環境省では、栃木県や地域の方々の御協力の下に、同保護区内でのミヤコタナゴ個体群の回復を目指して複数回、放流をしてきました。また、水路の現況調査、あるいは維持管理、実施してきたところであります。
今後も、保護区の状況を注視しながら、必要な取組を行って、個体群の回復に努めていきたいと考えております。
この発言のページ
118渡渡辺真太朗政府参考人など
ありがとうございました。
様々な取組を続けていただきまして、保護区の適格というものを欠くことがないように、現況の維持に努めていただきたい、このように思っております。
また、もう一つお伺いしたいんですけれども、今後、まあ、いろいろなところでもやっていらっしゃるとは思うんですけれども、ミヤコタナゴについて、生息地保護区、これを新たに指定するというお考えはございますでしょうか。
この発言のページ
119堀堀上勝環境省自然環境局長
現時点におきましてミヤコタナゴに関する新たな生息地保護区を指定する予定はありませんけれども、引き続き、本種の生息状況を注視して、指定による効果も考慮した上で検討していきたいというふうに考えています。
この発言のページ