お答えいたします。
瀬戸内海を中心としたカキへい死の経済的損失につきましては、現在もカキの水揚げが継続しているということでございまして、把握できる状況にはございませんが、例年では三割から五割のへい死が見られる中、今回、多いところでは七割から九割のへい死が発生しているという状況でございます。
支援パッケージにつきましては、カキ養殖業者の経営継続支援、徹底した原因の究明、持続的なカキ養殖の実現に向けた対策、この三本柱で構成されておりますが、支援の利用状況につきまして主な例を申し上げれば、長期、低利の融資である農林漁業セーフティネット資金につきましては、全国で三月末までに七十八件、十二億六千七百万円の貸付けが行われ、へい死したカキの損害を補填する養殖共済につきましては、委員御地元の広島県内について千九十八件、十五億六千七百万円の支払いがなされ、新たな漁場環境に応じた養殖手法の実証につきましては、瀬戸内海のカキを対象とするものとして、広島県で一件、徳島県で一件の交付決定を行うとともに、三月二十三日から四月末まで二次公募を行っているところであります。
さらに、カキの原材料不足に対応したサプライチェーン関係者や金融機関等の専門家が連携し、例えば、カキの高付加価値化に資する鮮度保持技術の導入等の取組を支援する事業につきまして、現在、広島県漁連が活用を検討中であるというふうに伺っております。
支援パッケージの周知につきましては、昨年十二月に策定された際に、速やかに関係府県や関係府県漁連等に対する説明会を実施しましたほか、水産庁ホームページに掲載するとともに、副大臣や長官が現地を訪問した際等の機会を捉えて、現場への直接的な周知を行ってきたところでございます。
引き続き、現場の皆様に支援が届くよう、パッケージの周知に努めてまいります。
62鍋鍋島勢理(国民)
おはようございます。国民民主党の鍋島勢理です。
質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。
本日は、前回の所信質疑の際に御質問いたしました海洋環境とカキのへい死に関する質問、そして、今年、既に暑い日々が何日かありましたけれども、熱中症対策、この二つについて質問をいたします。
まず、四月十日にカキのへい死の原因について伺った際に、まだ推定段階ではあるが、環境によるものとしては高水温、そして少雨による餌不足、高塩分があり、別の要因としては過剰な養殖密度があるというふうに政務官からお答えをいただいておりました。
環境の要因については温暖化と関係…
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63関関谷毅史環境省地球環境局長
お答えいたします。
本年二月に公表いたしました第三次気候変動影響評価報告書においては、海域の生態系全般について、特に重大な気候変動の影響が認められると整理しています。
この報告書では、個別の海域における影響の事例としまして、例えば、サンゴの白化現象の頻度の増加、あるいは藻場の分布に適した海域の縮小などの報告を紹介をしております。
このような影響に対して、例えば、政府では、サンゴ礁の生態系の回復力の向上に資する自然再生事業、藻場の保全、再生といった里海づくりの取組支援などの対策を実施しているところでございます。
こうした対策を含めまして、関係府省庁…
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64鍋鍋島勢理(国民)
ありがとうございます。
海洋環境の変化による、暮らし、そして産業の変化が今実際に起きておりますので、今御説明いただいたお取組、一層よろしくお願いいたします。
続きまして、カキのへい死についてお伺いをいたします。
このカキのへい死に関係しましては、政策パッケージを政府としては取り組んでおられます。各所、こちらは連携して、内容をしっかり詰めて御提示をいただいているというふうに思いますけれども、そもそも、カキのへい死に関わる損失はどれくらいあるというふうに想定されておられますでしょうか。また、こちらはどれだけの人が利用しておられ、どこまで対応できていると…
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- (上の発言)
65魚魚谷敏紀水産庁増殖推進部長
お答えいたします。
瀬戸内海を中心としたカキへい死の経済的損失につきましては、現在もカキの水揚げが継続しているということでございまして、把握できる状況にはございませんが、例年では三割から五割のへい死が見られる中、今回、多いところでは七割から九割のへい死が発生しているという状況でございます。
支援パッケージにつきましては、カキ養殖業者の経営継続支援、徹底した原因の究明、持続的なカキ養殖の実現に向けた対策、この三本柱で構成されておりますが、支援の利用状況につきまして主な例を申し上げれば、長期、低利の融資である農林漁業セーフティネット資金につきましては、全国で三月末までに七十八件、十二億六千七百万円の貸付けが行われ、へい死したカキの損害を補填する養殖共済につきましては、委員御地元の広島県内について千九十八件、十五億六千七百万円の支払いがなされ、新たな漁場環境に応じた養殖手法の実証につきましては、瀬戸内海のカキを対象とするものとして、広島県で一件、徳島県で一件の交付決定を行うとともに、三月二十三日から四月末まで二次公募を行っているところであります。
さらに、カキの原材料不足に対応したサプライチェーン関係者や金融機関等の専門家が連携し、例えば、カキの高付加価値化に資する鮮度保持技術の導入等の取組を支援する事業につきまして、現在、広島県漁連が活用を検討中であるというふうに伺っております。
支援パッケージの周知につきましては、昨年十二月に策定された際に、速やかに関係府県や関係府県漁連等に対する説明会を実施しましたほか、水産庁ホームページに掲載するとともに、副大臣や長官が現地を訪問した際等の機会を捉えて、現場への直接的な周知を行ってきたところでございます。
引き続き、現場の皆様に支援が届くよう、パッケージの周知に努めてまいります。
66鍋鍋島勢理(国民)
ありがとうございます。
私、当時は市議会におりましたけれども、その際も、非常に政府としては迅速な御対応、そして多様なメニューをつくっていただいているというふうに思っておりました。ありがとうございます。
こちらの政策パッケージなんですけれども、こちらはあくまでも一時的なものであるというふうに認識はしておりまして、実態としては、その先におられる飲食業者ですとか加工業者などの関係者に対する支援、こちらはどこまで行うのか。また、既存のものも様々されておられますけれども、それが十分なのか、あるいは適切なのかといったところも十分検討していかなければいけないという…
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67魚魚谷敏紀水産庁増殖推進部長
お答えいたします。
まず、農業分野につきましては、第三者への継承を円滑に進めるため、就農希望者と経営移譲希望者とのマッチングや継承に関する相談対応、技術習得のためのトレーニングファームの整備など地域の関係機関によるサポート体制の整備、経営継承の際に必要となる機械、施設の導入や修繕、老朽施設の撤去、専門家の活用等の取組などへの支援を行っているところでございます。
次に、漁業分野においては、例えばカキ養殖については、経営体数が減少する一方で、一経営体当たりの生産量はやや増加傾向にあるということから、廃業する方の漁場を既存の漁業者が活用したり、第三者への事…
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68鍋鍋島勢理(国民)
ありがとうございました。
引き続き、広島のみならず、瀬戸内海全域へのカキのへい死対策をよろしくお願いいたします。
続きまして、熱中症についてお伺いをしてまいります。
まず、現状把握としまして、昨年の熱中症による救急搬送者数、そしてこの属性、そして直近の三年の推移についてお伺いをいたします。
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