木下敏之 (参政党)

2026年5月29日・第221回国会 衆議院 外務委員会 第13号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 145 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 174 発言)

参政党の木下敏之でございます。

本日も質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。心から感謝を申し上げます。

本日、私が取り上げますテーマは、日本とフィリピンのACSA協定についてでございます。マルコス大統領を国賓としてお迎えできたこのタイミングで日本とフィリピンの協力関係を深める質問ができることに、心から感謝をしたいと思います。

間もなくアメリカとイランが停戦交渉を延長することに合意するというような報道もございますが、中東情勢が緊迫していることに変わりはございません。ホルムズ海峡をめぐる緊張、そして米軍戦力の中東方面への集中など、日本の安全保障に直結する事態が進行しているわけでございます。

その一つとして、中国の動きでございますが、南シナ海におきまして、最近は比較的抑制していたと言われる、小さな環礁、島々がございますが、そこの埋立てを昨年の後半から再開をして、軍事拠点化の動きを再び強めているとの報道があるわけであります。

今、日本を取り巻く安全保障環境は、中東リスクだけではなく、南シナ海リスク、それから、よく台湾海峡が言われますが、中国と台湾の間の海峡だけではなくて、台湾とフィリピンの間にありますバシー海峡、そこも含めて南シナ海全体のリスクが高まっているのではないかと思っております。その中で、日本とフィリピンの今後の安全保障協力をどう位置づけるのかということが問われているのではないでしょうか。

武器輸出三原則が見直された今、日本は、同盟国、同志国への後方支援国家にとどまるのか、それとも主体的に安全保障を達成する国家を目指すのか。これは、積極的にフィリピンの防衛能力、特に対中国の防衛能力の強化を応援していくのか、その分かれ道に来ているのではないかと思います。

その観点から、自衛隊とフィリピンの軍隊との物品又は役務の相互の提供に関する協定、さらには、南シナ海が封鎖された場合の我が国への影響について質問をさせていただきます。

まず、一問目でございます。

外務省に伺いますが、近年、中国は南シナ海において人工島建設とその軍事拠点化を再開したわけでございます。埋立活動を活発にしているということは先ほど申し上げましたが、外務省に三つお聞きいたします。

まず一点目、最近の中国における南シナ海での埋立て、軍事拠点化の動きの現状はどのようになっているのか。二つ目、中国側の戦略的意図は何なのか。そして三つ目、米軍が中東に戦力を集中して、東アジア、東南アジアの戦力が手薄になったこととの関係があるのかないのかについて、どのように分析をされていらっしゃるでしょうか。

アメリカのホルムズ海峡封鎖の動きを見て、中国側も南シナ海の支配強化に踏み込んできたとの見方もございます。それは、公海の航行自由の原則という考えをアメリカ自らが破ったのではないかという考えもございます。外務省の見解をお聞かせください。

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