奥野聡雄日本銀行企画局長

2026年5月13日・第221回国会 衆議院 外務委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 56 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 116 発言)

お答え申し上げます。

私どもが先月末に公表しました資料、展望レポートにおきましては、我が国経済に関する中心的な見通しとして、今年度につきましては、原油価格上昇に伴う交易条件の悪化などが企業収益あるいは家計の所得に対する下押し要因となりますことから、成長ペースは一旦減速すると。その上で、来年度以降は、原油高の影響が減衰する下で成長率は緩やかに高まっていくというふうに見込んでおります。

これまでとの変更点というところでございますけれども、三か月前の一月の展望レポートとの比較で、数字のイメージでございますが、二六年度につきましては、実質GDPの伸び率が、一月の時点でプラスの一・〇%ということでございましたが、今回の直近の見通しは、委員の中央値、九人の中央値でプラスの〇・五というふうに下方修正させていただいたところでございます。

いずれにしましても、こうした見通しは今後の中東情勢の帰趨次第で大きく変化し得るものでございます。日本銀行としては、引き続き、中東情勢の展開が我が国経済、物価に及ぼす影響を注視してまいりたいというふうに考えてございます。

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